ベンゼンとは?

ベンゼン

英語 benzene

芳香族基礎化合物化学式C6H6コールタール軽油から採取される。合成原料としてもっとも重要。溶剤燃料にも用いる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

ベンゼン

読み方べんぜん
【英】: benzene

分子式 C6H6 で、芳香族炭化水素の最も基本的物質であり、ベンゾールとも呼ばれる無色液体芳香を有し、不溶比重 0.88、沸点 80.1 融点 5.5 揮発性極めて強く引火しやすい。ベンゼンは石炭乾留の際のコールタール分留ナフサ熱分解改質あるいはトルエンキシレンなどの脱アルキル化によって得られる。用途としてはスチレンシクロヘキサンフェノールアルキルベンゼン無水マレイン酸など合成ゴム合成樹脂合成繊維染料合成洗剤など各種化学工業製品の主要原料である。また、溶剤抽出剤としての使用極めて重要な用途一つである。なお、ベンゼンには毒性があるので、労働安全衛生法でも、その使用および取り扱いについて規制しており、注意要する

ベンゼン

分子式C6H6
慣用名 ベンゾール、シクロヘキサトリエン、Benzol、Benzene、Cyclohexatriene、コールナフタ、(6)アヌレンフェン、RCRA waste number U-019、Pyrobenzole、Pyrobenzol、Phene、NCI-C-55276、Coal naphtha、ピロベンゾール、(6)Annulene、(1H6)Benzene、1,3,5-Cyclohexatriene
体系名: ベンゼン、(1H6)ベンゼン、1,3,5-シクロヘキサトリエン


ベンゼン

有毒揮発性可燃性液体炭化水素で、石化炭化水素蒸留段階で得られる。塗料・ニス・ラッカー薄め液ガソリンなどの工業用の溶媒に使われる。ベンゼンは中枢神経系激しく損傷し、骨髄慢性的損傷を引き起こし発がん性物質でもある。かつては寄生虫駆除に用いられていた。(MeSH: 68001554)

名前Benzene
ベンゼン

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ベンゼン(C6H6)

ベンゼンは揮発性有機化合物1つで、無色透明液体です。染料医薬品農薬等の様々な化学品合成原料溶剤抽出剤等に広く用いられています。人体への影響としては、白血病再生不良性貧血等があります。ベンゼンによる事故では、昭和32年から35年にかけて大阪ビニール履物製造作業従事者発生した中毒事件がよく知られています。環境基準値は、「0.01mg/リットル以下」と定められています。

ベンゼン

【仮名】べんぜん
原文benzene

化学工業広く使われる化学物質で、タバコの煙、車両排気ガスガソリン蒸気などにも認められる。ベンゼンにさらされると、白血病発現リスク増加する可能性がある。

ベンゼン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/24 02:30 UTC 版)

ベンゼン (benzene) は分子式 C6H6分子量 78.11 の最も単純な芳香族炭化水素である。原油に含まれており、石油化学における基礎的化合物の一つである。分野によっては慣用としてドイツ語 (Benzol:ベンツォール) 風にベンゾールと呼ぶことがある。ベンジン(benzine)とはまったく別の物質であるが、英語では同音異綴語である。




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