ほうこう‐ぞく〔ハウカウ‐〕【芳香族】
読み方:ほうこうぞく
芳香族化合物のこと。
芳香族化合物
(芳香族 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/22 01:29 UTC 版)
芳香族化合物(ほうこうぞくかごうぶつ、aromatic compounds)は、ベンゼンを代表とする環状不飽和有機化合物の一群。炭化水素のみで構成されたものを芳香族炭化水素 (aromatic hydrocarbon)、環構造に炭素以外の元素を含むものを複素芳香族化合物 (heteroaromatic compound) と呼ぶ。狭義には芳香族化合物は芳香族炭化水素と同義である。
注釈
- ^ 通常は臭化鉄などの適切な触媒が必要。
出典
- ^ Slayden, Suzanne W.; Liebman, Joel F. (2001-05). “The Energetics of Aromatic Hydrocarbons: An Experimental Thermochemical Perspective”. Chemical Reviews (American Chemical Society) 101 (5): 1541-1566. doi:10.1021/cr990324+. ISSN 0009-2665 .
- 1 芳香族化合物とは
- 2 芳香族化合物の概要
- 3 分類
- 4 非古典的芳香族性
- 5 関連項目
- 6 外部リンク
「芳香族」の例文・使い方・用例・文例
- 咳止めシロップで特に使われるトルーバルサム・バルサムの木からの芳香族の黄褐色のバルサム
- 1価カチオンR-N:N-(Rは芳香族炭化水素)
- クミンとタイムの揮発性油で起こっていて、合成樹脂の製造において使われる無色の芳香族の液体炭化水素の3つの同位元素の総称
- レモンのような香りがし、アジアの料理で、また香水や薬に広く使用される芳香族のオイル
- 多環芳香族という化合物
- ポリスルホン樹脂という,芳香族スルホンを重合して作られる合成樹脂
- ベンゼン核という,芳香族性をもつ炭素六員環
- 芳香族化合物という有機化合物
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