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ゆうき-かごうぶつ いう―くわがふ― 5 【有機化合物】
⇔無機化合物
IT用語辞典バイナリ |
有機化合物
【英】Organic compound
有機化合物とは、炭素原子を含んだ化合物の総称である。炭素原子を基本として、水素などの他の原子が結合した分子構造を取る。生物を構成している主要な要素となっている。
現在、およそ1000万の種類が知られており、日用品、工業製品、医薬品などの素材として広く用いられている。なお、簡単な炭素化合物は例外的に無機化合物としいて扱われる場合がある。
生物学用語辞典 |
有機化合物
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有機化合物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/27 19:25 UTC 版)
有機化合物(ゆうきかごうぶつ、英語: organic compounds)は、炭素化合物から、必ずしも範囲の一定していない例外を除いたものの総称である[1]。例外は習慣的に定まったものであり、単なる「便宜上の区分」[2]であるとされることもある。
有機化合物は有機物質(ゆうきぶっしつ)あるいは有機物(ゆうきぶつ)とも呼ばれる、炭素を含む化合物である[3]。18世紀には生物、すなわち有機体 (organisms) に由来する化合物には生命力が宿っているため特別な性質を持つとみなされており[4]、イェンス・ベルセリウスは物質を生物から得られるものと鉱物から得られるものとに分け、それぞれ「有機化合物」「無機化合物」と定義した[5]。その後、フリードリヒ・ヴェーラーが無機物から有機物を人工的に作り出すことに成功すると、この定義は意義を失ったが[6]、以降有機化合物を扱う有機化学は飛躍的な発展を遂げることになった[7]。
このような歴史的背景から、炭素原子を含む化合物であっても、単純なものは慣例として無機化合物とされる[3][8]。たとえば、一酸化炭素、二酸化炭素、炭酸塩、青酸、シアン酸塩、チオシアン酸塩などである。
有機化合物は、一般に無機化合物に比べて多様な構造および性質を持つ。主な理由としては、炭素骨格の長さおよび分岐の多様性に関して制限がないため、ならびに窒素、酸素、硫黄、燐、またはハロゲンなどが炭素に結合した多様な官能基が形作られ、各官能基が特有の性質を示すためである。ほとんど無限といってさしつかえのないほどの有機化合物の多様性はまた、生物の構成要素としての化学物質に必要な性質ともいえる。
- ^ 岩波 理化学事典
- ^ 広辞苑第五版(版:岩波書店)
- ^ a b 山口良平、山本行男、田村類 『ベーシック有機化学』 化学同人、2010年、第2版、1頁。ISBN 4759814396。
- ^ ロバート・J・ウーレット 『ウーレット有機化学』 高橋知義(訳)、橋元親夫(訳)、堀内昭(訳)、須田憲男(訳)、化学同人、2002年、1頁。ISBN 4759809147。
- ^ パウラ・Y・ブルース 『ブルース有機化学』上、大船泰史(訳)、香月勗(訳)、西郷和彦(訳)、富岡清(訳)、化学同人、2009年、第5版、2頁。ISBN 4759811680。
- ^ 川端潤 『ビギナーズ有機化学』 化学同人、2000年、3頁。ISBN 4759808582。
- ^ 碧山隆幸 『Quizでわかる化学』 ベレ出版、2005年、178頁。ISBN 4860640799。
- ^ 宮本真敏、斉藤正治 『大学への橋渡し有機化学』 化学同人、2006年、45頁。ISBN 4759810218。
- 1 有機化合物とは
- 2 有機化合物の概要
- 3 関連項目
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