拭い
拭い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 14:42 UTC 版)
刀剣を鍛錬する折、刃に用いる鋼を鍛錬した際に飛び散る鋼の粒を乳鉢で微細に摺る。これを鉄肌(かなはだ)と呼ぶ。鉄肌を油で溶き、吉野紙で漉しながら粗い粒が入らないように注意して刀身に乗せ、青梅綿で磨いていく。これによって、砥石目は見えなくなり、鍛え肌が立ち、地が青黒くなる。青梅綿で刀身を拭うような作業のため、材料そのものを「拭い」と呼んだり、作業を「拭い差し」と呼ぶ。「拭い」は鉄肌以外に、朱、孔雀石の粉末、金粉、酸化クロム等その他各人工夫の材料を混合して作成する。この混合配分、材料は刀の地鉄の質に応じて用いる必要がある。なお、砥石目を抜くために拭いで刀身を磨き過ぎると肌がふさり、鏡状の光沢となってしまうので、注意が必要である。
※この「拭い」の解説は、「日本刀研磨」の解説の一部です。
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「拭い」の例文・使い方・用例・文例
- この窓ガラスはいくら拭いてもきれいにならない
- 看護婦さんが、タオルで彼女の体を拭いた
- 彼はジャムでべとつく手をカーペットで拭いた。
- 私は幾重にもなったペーパータオルで両手を拭いた。
- 彼は決して自分の尻拭いをしない。
- 私は自分の手をタオルで拭いた。
- けっきょく私は部屋の畳を拭いて過ごしました。
- 結局私は部屋の床を拭いて過ごしました。
- あなたはこれで汗を拭いて下さい。
- あなたはそれを自分で拭いて下さい。
- 微笑みながら彼女は彼の髪をタオルで拭いてあげた。
- 彼女は髪をタオルでよく拭いた。
- 彼女はタオルで顔を拭いた。
- 窓を拭いた後、よくほこりの跡が見える。
- もう君の尻拭いはごめんだ。
- ぬれた髪の毛をタオルで拭いた。
- コーヒーの染みは拭い取るのが難しい。
- 戦時中の悲しい思い出は拭い去りたい.
- 手拭いをかぶる
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