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地図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/21 01:10 UTC 版)

(マップ から転送)

世界地図 1154年にモロッコで描かれたもの。当時の用途には十分なものであったと考えられる。現代においても鉄道路線図などのように主題に応じて実際の地形を変形、省略した地図が広く用いられている。さらに世界地図において国ごとの面積を人口に比例して描いたものなど、変形自体に意味を持たせた地図もある。

地図(ちず)とは、地球などの地表、あるいは架空の世界の全部または特定の一部分を縮小表現したものである。「文字よりも古いコミュニケーション手段」と称されることがあるように、表現手法として人類に重宝されてきた[1]

書店等で一般的に入手可能な地形図は、西緯度経度が指し示されて、等高線による土地の高低差、河川のような水域、行政区画、道路や建物の位置などの多くの情報が網羅されている。地図では、記入される情報は全て地図記号で表され、地図の種類または国ごとに統一され決められている。ただし地形図以外のもの(道路地図やガイドマップなど)においてはこのような規格には沿っていないものが多い。さらに鉄道路線図のように接続関係のみを重視し幾何学的正確性を無視したものもある[2]

日本では、国土地理院により測量がされて作られている。従来使われてきた測地系(座標を決める基礎情報)が、GPSなどで使われるものと大きく異なっていたため、測量法の改正により2002年4月1日に「日本測地系」を「世界測地系」に変更した。その前後の緯度、経度は座標変換が必要になる。

また日本では地図は著作権法10条1項6号で図形の著作物として例示されており、著作権法で保護される。

現在では、地図のデジタル化によって、地図上に多くの情報をあわせて持つことができるようになっている(地理情報システム(=GIS)参照)。


  1. ^ 柴崎(2008):34ページ
  2. ^ 先駆的な例としてロンドン地下鉄路線図がある
  3. ^ このようにビットマップ形式以外のデータをビットマップ化することをラスタライズと言う。
  4. ^ 竹内・杉浦 編(2001):316ページ
  5. ^ 灰谷(1958):17 - 18ページ
  6. ^ 灰谷(1958):20ページ


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