駿河競女養成学校
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「競女!!!!!!!!」の記事における「駿河競女養成学校」の解説
駿河に位置する東の競女養成学校。瀬戸内競女養成学校との過去10年における東西戦では全勝を誇っている。その実力や実績から、やたらと瀬戸内校を下に見る傾向がある。 坂城 真夜(さかしろ まや) 声 - 川澄綾子 駿河競女養成学校・実力第2位。カウンタータイプ。原作での初登場は、HiP65「東西戦!!!!」。初登場時点で20歳。額上で結ったリボンが特徴的な女性。凜としたクールな印象とは裏腹に、熟語を間違えるなど可愛いげのある部分もある。華奢な細身の身体に関わらず、ゼロ距離でのぞみを吹き飛ばすほどの威力をもった一撃を放つ。その際、のぞみが放った瞬尻が右肩を掠めたことに呆気をとられ、のぞみのことを意識するようになった。尻で木製のベッドを破壊するほどの力の持ち主で、坂城綾子にその力を買われ競女界にスカウトされ、彼女の養子となる。必殺技は、気功により繰り出す尻発頸、乳発頸。 東西戦では、第3レースに出場。のぞみとの戦いの中、もう一人の人格である坂城カヤが表面に出たが彼女がのぞみに圧倒されると再び表に出てカヤと交代した。最後の激突でのぞみの真空烈尻を新技・盾胸と矛胸(ヘルアンドヘヴン)で受け流すもその回転エネルギーをまとった乳首によるデコピンを受け落水、敗退した。 尻卒祭では、1次予選を突破し、2次予選でのぞみと同じ5組に出場。五尻の一人・剣ふゆゆに対してカヤを含めてのぞみと連携をとる。ついには真夜とカヤ、2つの人格が同時に発現し、剣にW尻発頸を放つが、剣が最大出力で放った雷尻・タケミカヅチにより逆に弾き出され落水、敗退した。坂城 カヤ(さかしろ かや) 駿河競女養成学校・実力第1位。原作での初登場は、HiP83「久しぶり!!!!」。坂城真夜の別人格。一人称は「オレ」。真夜が辛い現実から自らを守るために生み出した人格であり彼女の危機に反応して表に現れる。「カヤ」の名前は真夜が名づけ、「カゲの真夜」からきている。虐待を受け続けてきたため痛みへの耐性が非常に高く本人が動けなかった真夜の体であっても問題なくレース可能で、河合花火の急所攻撃すら意に介さない。 東西戦第3レース中、追い詰められた真夜に代わって登場。勝手に出てきたことを注意した横杉妙を落水させると、小刀沙弥の乳抜刀を真乳白刃取りで破り落水させ、のぞみ、河合、六堂鈴の3人を相手に圧倒する。しかし河合の乳秘孔で100%の力を発揮したのぞみにフェイントも混ぜない高飛車な攻撃と欠点を見抜かれ次々と反撃を許す。なおも戦おうとするが自分の意思で決着を付けたいという真夜の気持ちを尊重して彼女に体を譲った。 鳳凰院 早苗(ほうおういん さなえ) 声 - 葉山いくみ キャッチフレーズ:駿河の黒き獣 駿河競女養成学校・実力第3位。アウトファイター。原作での初登場は、HiP73「一人娘!!!!」。鳳凰院財閥の令嬢。月下うさぎを凌ぐスピードを持ちながら、捻りを加えた攻撃により吉田敦子の金剛尻・改を打ち返す威力を持つ実力者。レース中は高圧的な言動が目立つが、東西戦ではうまく上着のパージが出来ない青葉風音を助けたり、レースに向かう坂城真夜の悩みにアドバイスするなど面倒見のいい面も見せている。 東西戦では、第2レースに出場。初めは他のメンバーに任せて控えていたが青葉の作戦で糸枝舞と火口京が落水したのを見て本格的に参戦する。一撃で吉田を落水させ、一度は瀬戸内校に傾いた形勢を一気に逆転させる。その後青葉と一騎打ちになるが、捻り攻撃が射程が短くカウンターに弱いことを見抜かれ、尻の財宝から繰り出される多彩な技に苦戦するも胸の捻り技であるパイ・パイル・パイパーで再び優位に立つも豊口のんの介入で青葉を仕留めそこなう。黒霧綾瀬との戦いで体力を消耗した月下を落水させ、さらに豊口もフェイントからの攻撃で吹き飛ばすが、彼女が落水直前に足をかけてランドを揺らしたことでパイ・パイル・パイパーの片側のロックが外れてしまう。そこに飛び込んだ青葉の乳ダンクを左胸のパイ・パイル・パイパーで迎撃し互いに吹き飛ばされる。ドローかと思われたが、パイ・パイル・パイパーによって水面を下げることで青葉より着水を遅らせ勝利。結果として瀬戸内校のメンバー4人を全員落水させた。 尻卒祭では、1次予選を突破し、2次予選でのぞみと同じ5組に出場。五尻の一人・竜胆ミサキに対し、豊口の攻撃をアシストしたが、ついに発動した豊口の残光宝影尻の反動により転倒、敗退した。 室町 光(むろまち ひかり) 声 - 浅倉杏美 キャッチフレーズ:マジシャンズ・バスト 駿河競女養成学校・実力第4位。アウトファイター。原作での初登場は、HiP78「東西戦最終R!!!!」。顔の上半分を覆うマスクを常に着用いている。自称駿河校最高の胸技使いであり自らの技をイリュージョンと称する。驚くほど繊細に動く大胸筋の持ち主であり、それを利用して相手に太陽光を反射させるパイ・ザ・フラッシュを得意技とする。尻に大量のトランプを仕込んでおり失神した際は次々とトランプが飛び出している。マジックに関してはすべて駿河校のカリキュラムで覚えたものであり実は日が浅い。 東西戦では、第3レースに出場。単身飛び込んできたのぞみを坂城真夜と挟撃しようとするが河合花火に阻まれる。その後六堂鈴と森本緑がそれぞれ援護に入り2対2での戦いとなる。パイ・ザ・フラッシュを生かした森本との連携で優位に進めていたが河合にその原理を見抜かれる。そしてブラで太陽を隠している間に攻撃するという六堂の捨て身の策により胸に塗ったオイルを弾かれて技を封じられるが、本気を出すと宣言し森本の水着に足をつっこんだ合体技二人一人水着(ヒップップ・トレイン)を披露。六堂を一撃で身動き取れなくしてとどめをさそうとするが河合に阻まれる。河合ごと場外に押し出そうとしたところを今度は小刀沙弥の妨害に遭い挟撃を恐れて一度森本と分離、乳が見えなくなるほど高速で揺らしたインビジブル・バストで攻撃を仕掛けるが、小刀の乳抜刀のカウンターをまともに受けて転倒、失神する。レース後の懇親会では瀬戸内競女養成学校の練習法に興味を持ち六堂達に問い合わせている。 尻卒祭では、1次予選で森本と共に五尻の一人・剣ふゆゆと同じ組に出場。剣の一尻であっけなく転倒、敗退した。 黒霧 綾瀬(くろぎり あやせ) 声 - 種﨑敦美 駿河競女養成学校・実力第5位。インファイター。原作での初登場は、HiP66「荒れ模様!!!!」。精霊はいる、守られていると思い込むことで自分の尻に自己暗示をかける精霊尻を得意とする。普段は柔らかい尻をしているが、暗示中は吉田敦子の金剛尻に負けないぐらいにムキムキな状態となる。そこから繰り出される威力は豊口のんの軟尻でも吸収出来ないほどである。 東西戦では、第2レースに出場。吉田の金剛尻・改と真っ向から激突して打ち勝ち優勢に進めるも、吉田に作戦ポイントに移動されランドを跳ね上げられる。足場を崩されたが何とか落水は免れる。さらにパワーを上げて瀬戸内校を追い詰めるが、精霊尻の発動時間に限界がある弱点を青葉風音に見抜かれ、月下うさぎと豊口の足止めを食らう。精霊尻の効果時間が切れ、生まれたての柔尻に戻ったところを青葉と豊口の尻攻撃により落水、敗退した。 七瀬 奈美(ななせ なみ) 声 - 井口裕香 キャッチフレーズ:尻喰いの七瀬 駿河競女養成学校・実力第6位。カウンタータイプ。原作での初登場は、HiP65「東西戦!!!!」。歌って踊れる競女アイドルを目指し、幼い頃から競女選手になるための訓練を自主的に行なっている。必殺技は高貴な食事作法(メルシー・セテ・トレボン)。 東西戦では、第1レースに出場し、日下生美桜やさやかを他のスポーツから逃げてきたと嘲り自らの夢の糧にすると宣言した。共感覚と呼ばれる、触覚を色で捉える特殊な体質を持っており、的確に相手の弱点を見抜き攻撃する。そのため下半身が敏感な藤崎琴音の天敵となった。琴音を圧倒してぼろぼろにし転倒させるが、それに激怒したさやかのK-acceleration フルパージに翻弄されるも発動時間が切れるまで持ち堪えるが、最後は乳首一本背負いで投げ飛ばされ転倒、敗退した。 尻卒祭では、1次予選で敗退した。 森本 緑(もりもと みどり) 声 - 木村珠莉 駿河競女養成学校・実力第7位。インファイター。原作での初登場は、HiP78「東西戦最終R!!!!」。室町光との連携を得意とし、尻にストレスを与えられるほど固くなる体質であり、手数で押すアウトファイターの天敵。 東西戦では、第3レースに出場。室町のパイ・ザ・フラッシュを中心にした連携で河合花火と六堂鈴を相手に有利に戦うが、六堂の奇策でパイ・ザ・フラッシュが破られたため、室町との合体技二人一人水着(ヒップップ・トレイン)を発動。後一歩で二人を落とせるとこまで追い詰めるも分離した室町が小刀沙弥に敗れたことに気を取られた隙をつかれ河合と六堂の合体技弐尻ブリッジを喰らい落水、敗退した。レース後の懇親会では寝相がかなり悪いことを暴露されている。 尻卒祭では、1次予選で室町と共に五尻の一人・剣ふゆゆと同じ組に出場。剣の一尻であっけなく転倒、敗退した。 糸枝 舞(いとえだ まい) 声 - 優木かな 駿河競女養成学校・実力第8位。アウトファイター。原作での初登場は、HiP73「一人娘!!!!」。リズムに乗った尻舞による攻撃を得意とする。必殺技は防御の尻舞い(ガード・ワルツ)、連撃の尻舞い(バトル・ワルツ)。タケシという恋人がいる。 東西戦では、第2レースに出場。月下うさぎを相手に「あなた以上のアウトファイターだ」と宣言した上で圧倒するも、青葉風音の作戦に誘導され、足場を崩され落水、敗退した。 火口 京(ひぐち けい) 声 - 矢作紗友里 駿河競女養成学校・実力第9位。カウンタータイプ。原作での初登場は、HiP73「一人娘!!!!」。尻の皮が常人より分厚い体質であり炎に触れても熱さを感じない尻を持つ。それを生かして摩擦により相手の尻に火をつける、熱尻の使い手。 東西戦では、第2レースに出場。豊口のんの軟尻に対して力押しを行わず摩擦で火をつけることで優勢に進めるが、青葉風音の作戦に誘導され、足場を崩され落水、敗退した。 冬空 星天(ふゆぞら あかり) 声 - 鈴木絵理 駿河競女養成学校・実力第10位。原作での初登場は、HiP66「荒れ模様!!!!」。冬空叶星とは双子の姉妹。叶星よりも快活とした性格。 東西戦では、第1レースに出場。流星残輝尻で村田マリを落水させるも、日下生美桜の快楽を武器にした尻技に圧倒され落水、敗退した。 冬空 叶星(ふゆぞら かほ) 声 - 田中真奈美 駿河競女養成学校・実力第11位。原作での初登場は、HiP66「荒れ模様!!!!」。冬空星天とは双子の姉妹。星天よりも落ち着いた性格。 東西戦では、第1レースに出場。ランドであるジャングル・ジムの特性を生かし足元から村田マリを強襲して胸で足を挟み、その隙に星天が落とす連携を見せたが、星天と共に日下生美桜に圧倒され落水、敗退した。 花山 咲(はなやま さき) 声 - 村中知 キャッチフレーズ:オーガ花山 駿河競女養成学校・実力第12位。インファイター。原作での初登場は、HiP66「荒れ模様!!!!」。大柄なその姿は巨大岩と形容されている。 東西戦では、第1レースに出場。必殺技・ゴッド・ヒップ・インパクトでランドであるジャングル・ジムのパイプを大きく揺らすことで突撃してきたさやかを落とそうとするが、藤崎琴音のレスキューヒップで失敗に終わる。七瀬奈美を庇い琴音のケルベロスを正面から受け止め抑え込むが、フェイントで他の相手を撒いた日下生美桜とさやかの追撃を喰らい抑えきれず落水、敗退した。 横杉 妙(よこすぎ たえ) 声 - 飯田友子 キャッチフレーズ:尻壁ファイター 駿河競女養成学校・実力第13位。インファイター。原作での初登場は、HiP78「東西戦最終R!!!!」。駿河校の生徒の中で最も体が大きく、横に広い巨尻を持つ。 東西戦では、第3レースに出場。のぞみと坂城真夜の戦いに乱入しのぞみに一撃を食らわせようとしたが邪魔にされたくない真夜に受け止められ、弾き飛ばされる。追ってきた小刀沙弥と交戦するも乳抜刀に弾き飛ばされ室町光と森本緑にぶつけられ河合花火と六堂鈴の窮地を救うことに利用される。真夜のもう一つの人格である坂城カヤが表に出た際に、コーチの命を無視して勝手に出るなと注意し、瀬戸内競女養成学校のメンバーにカヤの正体を話したところカヤの怒りに触れ、吹き飛ばれて落水、同士討ちにより敗退した。カヤからは口だけで実力が無いと言われ、彼女曰く真夜も内心は嫌っていたとされている。 坂城 綾子(さかしろ あやこ) 声 - 渕崎ゆり子 駿河競女養成学校・教育総責任者(コーチ)。原作での初登場は、HiP65「東西戦!!!!」。2004年にライバルの氏部凪の後を追って現役を引退し、駿河校の教員となった。 何かと瀬戸内競女養成学校を見下す態度をとるが、それは自らの教育方針と理論に絶対の自信を持っているからである。時代遅れの授業と教育方針を原因に競女界全体の質を下げる瀬戸内校を潰し、駿河校と統合し、より質の高い選手を育成するべきと考えている。それ故に、毎年恒例となっている東西戦を茶番とまで吐き捨てた。しかし、養成学校統合の真の理由は、長い間五尻に対抗し得る選手が現れない現状を打破するためであり、世代交代が行なわれない限り競女界は衰退の一途を辿るだろうと危惧している。孤児であった真夜を養子に迎えているが、ただ単に選手としての素質が優れていたというだけではなく、1人の人間として真夜自身のことを非常に大切に想っている。
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