駿河藩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 09:50 UTC 版)
「我間乱〜GAMARAN〜」の記事における「駿河藩」の解説
平松忠家(ひらまつ ただいえ) 百剣士番付一番。駿河藩主で、江戸幕府将軍の実弟。幼名は公千代(きみちよ)。生まれたときから人間離れした身体能力をもち、7歳時に初めておこなった剣の立ち合いでは、力加減が分からず相手の大人たちを撲殺した過去をもつ。それ以来周囲からは恐れられ、将軍の後継者候補からも外された。その際は大人しく身を引いたが、それも最後は天から力を与えられた自分こそが覇道を進み頂点に立つと確信していたため。 幼少時からあらゆる武術を学んでおり、鍛錬のために多くに人間を斬ってきた過去をもつ。己を殺すために幕下大仕合が行われることを察すると、兄たち現幕府政権を打倒する野望のために動き出すこととなる。 石神井乱童(しゃくじい らんどう) 番付三番。駿河藩兵法指南役で、忠家の片腕的存在。女口調で話す飄々とした人物だが、武芸者としては正々堂々とした戦いを信条とし、駿河の武術を背負うものとして技の研鑽にも余念がない。 美鳳丸(びほうまる) 番付七番。忠家直属の精鋭のひとり。柳楽をして勝てるかわからないと言わしめるほどの強靭な肉体をもち、その力は素手や突進で容易に人の頭や体を砕き、軽い斬撃では刃が通らないほど。忠家を神と崇めており、絶対の忠誠を誓っている。やや舌足らずな口調で話す。本戦一回戦では蘭と対峙し終始圧倒した上で勝利・拉致し、その後蘭を救出に来た伊織とも対峙、一進一退の攻防を繰り広げるも忠家の介入によって中断される。 石神井兵吾(しゃくじい ひょうご) 番付十五番。乱童の息子で、その武のすべてを受け継ぐ嫡男。刀と西洋伝来の小型円盾(バックラーシールド)をもちいた武術の使い手。父譲りの正々堂々とした武人であり、本戦第一回戦では格上の柳楽が相手でありながらも、臆せず一対一での勝負を挑む。当初はバックラーを駆使した攻防一体の戦法で柳楽を翻弄するが、柳楽の剛剣に屈し斬殺される。
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