門外顧問組織CEDEF(チェデフ)
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「ボンゴレファミリー」の記事における「門外顧問組織CEDEF(チェデフ)」の解説
正式名称は「Consulenza Esterna Della Famiglia」。通称、門外顧問チーム。普段はファミリーに所属しないが、非常時にはボスに次ぐ権利を持つ実質上No.2の門外顧問が率いる組織。7、8人で組織される少数精鋭部隊で、主に諜報活動を行う。所属するメンバーの多くは香辛料の名前からとられており、それらは全て本名ではなくコードネームである。表向きはダミー会社を隠れ蓑にして、一般企業を装っており、現在では諜報員は800人以上いる。ボンゴレI世からII世に移り変わる時に、ボスの権力を分散させるために組織された。 アラウディ ボンゴレファミリー初代門外顧問。 #ボンゴレI世の守護者を参照。 沢田家光(さわだ いえみつ) 声 - 岩崎征実 演 - 河合龍之介 主人公・ツナの父親であり、ボンゴレファミリーの「門外顧問」。ボンゴレI世の玄孫にあたる。齢は38歳。6月15日生まれの双子座で、A型。身長189cm、体重85kg。座右の銘は「現場主義」。愛妻家で、妻の奈々の手料理が好物。好きな飲み物は酒で、趣味は部下に日本文化を教えること。マフィアの関係者であることを家族には秘密にしており、一見ちゃらんぽらんかつ、ぐうたらでいい加減な性格であることに加えて部下に間違った日本文化を教えたり、未成年のフゥ太に飲酒を勧める(アニメ版ではカット)などと奇行が多いことから、息子のツナからは疎まれている。2年前から石油を掘ると言って海外に出かけていたが(実際は門外顧問としての活動の為である)、ハーフボンゴレリングをツナ達に渡すために帰国する。そのままボンゴレリング争奪戦を見届ける予定だったが、XANXUSの策略に嵌まってしまい、イタリアでのボンゴレ本部突入の際に深手を負わされた。 かつては「ボンゴレの若獅子」と呼ばれていたほどの人物で、直属の部下達からは「親方様」と呼ばれて慕われている。公に門外顧問として行動する際はスーツ姿、それ以外は工事用ヘルメットにつなぎを着用してつるはしを持ち歩いている(武器としても使ったことも一度ある)。リボーンとも旧知の間柄らしい。 その戦闘力は本物であり、ボンゴレギアを装着し、死ぬ気状態になったツナですら全く歯が立たないほどである。リボーンを初めとしたアルコバレーノ達からもその実力は高く評価され、認められている。死ぬ気の炎の属性は大空。【未来編】 10年後の世界では、現代のツナがやってくる5日前から奈々とイタリアに旅行中だった為に、行方不明。 【虹の呪い編】 コロネロの頼みにより、コロネロチームの代理として虹の代理戦争に参戦し、ボスウォッチを装着する。 3日目開始前の復讐者の闇討ちで、時計を壊され、本人も重傷を負い脱落する。 バジル 声 - 寺崎裕香 演 - 前田大翔 家光を「親方様」と慕い付き従っている真面目で温厚な少年。本名はバジリコン。年齢は14歳。7月23日生まれの獅子座。O型。身長157cm、体重47kg。武器は刀兼用のブーメラン兵器「メタルエッジ」と、死ぬ気弾の錠剤型「死ぬ気丸」。死ぬ気の炎の属性は雨。家光から昔ながらの日本文化を教えられたため、一人称が「拙者」であったり、他人を呼ぶ時は「おぬし」「~殿」と付けるなど、時代錯誤な口調で話す。また、日本では洗濯をたらいと洗濯板で行うものだと思っている。それらが現代の日本ではおかしいということを、彼自身は気付いていない。好きな言葉は「ブシドー」、「サムライ」。好物は納豆。好きな音楽は演歌。趣味は洗濯。宝物は家光からもらった褌。 家光の命により、ハーフボンゴレリングをツナに渡すために来日。リング争奪戦ではツナの修行相手を務める。超(ハイパー)モードになった時に、武器に雨属性の死ぬ気の炎を灯して見せた。争奪戦終了後、ツナに死ぬ気丸を渡し、ランチアと共にイタリアに帰った。【未来編】 炎の属性:雨 所持リング:雨系リング(精製度A以下) 所持匣:雨イルカ ツナ達がメローネ基地に突入した9日前に、スペインで10年前の自分と入れ替わり、10年後のバジルが持っていたであろうリングと匣、「助太刀の書」でミルフィオーレを撃退しながら並盛のアジトへ来た。チョイス戦から、ツナらボンゴレファミリーと行動を共にしている。川平不動産で真6弔花の襲撃を受け、負傷した。その状態で、了平、ランボ、野猿、太猿と共に桔梗を始めとする真6弔花との戦闘を開始したが、戦闘中にGHOSTが出現する。アルフィンの力により、GHOSTとの戦いとツナと白蘭の決戦でコンビネーション必殺技を使用、ツナと白蘭・そしてユニのいる結界を壊せはしなかったものの、内部への突破口をこじ開けた。戦いが終わり、ツナ達と共に現代に帰還し、それと同時に10年後のバジルも正一の装置から開放され、元に戻った。 【虹の呪い編】 コロネロの代理となり、メンバー揃って来日。ツナと手合わせすることを望んでいる。代理戦争前に、さらなるハイパー化の修行を始める。代理戦争の2日目には、シモンファミリーを偵察していたが、バミューダと復讐者がスカルとシモンファミリーを戦闘不能にするのを見ていることしかできなかった。4日目のバミューダチームとの戦いでは、ツナや炎真と共に復讐者を迎え撃つ。 モレッティ 声 - 安田裕 門外顧問チームの特殊工作員。ニット帽を被った男性。年齢は33歳。2月19日生まれの水瓶座。B型。身長180cm、体重72kg。「殺され屋」の通称を持ち、仮死状態になる技「アッディーオ(さようなら)」を使う。初登場時は日本に遊びに来たついでの挨拶代わりにと、仮死状態でツナの部屋にいた。【VSヴァリアー編】 家光から特命を受けてボンゴレ本部をスパイしており、ゴーラ・モスカのプロトタイプと対峙し窮地に陥っていたオレガノ、ターメリック、ラル・ミルチを助けた。 ターメリック 声 - かねこはりい 家光が本部に突入した時に同行した。坊主頭の男性。年齢は28歳。11月2日生まれの蠍座。B型。身長186cm、81kg。【虹の呪い編】 コロネロの代理として来日した。 オレガノ 声 - 水野理紗 ターメリック同様、本部突入の際に家光に同行した、眼鏡を掛けた女性。普段は家光の秘書として彼をサポートしている。年齢は22歳。3月5日生まれの魚座。A型。身長171cm、体重56kg。【虹の呪い編】 コロネロの代理として来日した。 ラル・ミルチ 声 - 鈴木真仁 濁った灰白色のおしゃぶりを所有する赤ん坊だが、アルコバレーノではなくそれに準じた存在で、自称「アルコバレーノのなりそこない」。年齢不詳。2月20日生まれの魚座。O型。身長40cm、体重4kg。 一人称に「オレ」など男言葉を使うが、実は女性。イタリア海軍特殊部隊「COMSUBIN(コムスビン)」の教官時代にアルコバレーノになる以前のコロネロを鍛えあげており、その指導力はリボーンからも高く評価されている。 「運命の日」に“選ばれし7人(イ・プレシェルティ・セッテ)”として集められた1人だが、コロネロによってその役目は代行される。しかし、アルコバレーノの呪いを受ける際にコロネロは庇いきれず、ラル・ミルチ自身も影響を受けて赤ん坊の姿に戻り、アルコバレーノの7つのおしゃぶりに含まれない「灰白色のおしゃぶり」を所有することとなった(これが「なりそこない」の所以)。ただし、他のアルコバレーノと異なり呪いが不完全であったため、力を使用しすぎなければ呪いは解ける可能性があり、10年後の世界では非73線の影響も少ないため、生きながら成長もしている。 武器はショットガン。呪いの影響で顔の右側に痕があり、右目の視力が悪化しているためゴーグルが欠かせない。初登場の『VSヴァリアー編』では、家光・オレガノ・ターメリックと共に、ボンゴレ本部に突入した。【未来編】 炎の属性:雲、霧 所持リング:雲系蜈蚣のリング、霧系リング、霧のステルスリング、雨のアルコバレーノのおしゃぶり(呪いが不完全なことによる影響で混濁している) 所持匣:霧(ネッビア)ガントレット、雲蜈蚣、迷彩柄の保存用匣、バルーン(ほか2つ) 10年後は成人した姿で登場。身長165cm、体重49.5kg。並盛町にいるツナのファミリーの調査のため来日したところ、10年前の姿をしたツナ達と偶然出会い同行する。アジトに来る最中にコロネロの物と思われる迷彩柄のバンダナを持っていたりと、コロネロとの関係が深く、その敵討ちも兼ねて敵を討とうとしている。甘えや妥協を良しとしない厳格な性格だが、無茶をする無鉄砲な一面もあり、不器用な面も見せる。生真面目すぎるため、リボーンからよくからかわれている。なりそこないであるため、波動が雲と霧の属性に変化してしまった。本来受け取るはずだった、おしゃぶりの属性は雨。 当初は10年後に来たツナ達を信用しておらず、彼らの力を借りずに白蘭を倒そうとしていたが、リボーンの言葉によりツナ達を鍛えること、そして二度と悲劇を繰り返させないことを決意する。ミルフィオーレの日本支部突入では、コロネロの仇とも言うべきジンジャーと対戦、辛くも勝利を収めるも重傷を負い、意識を失った。その後、ツナ達と合流する。メローネ基地での基地での戦いが終わった後、ボンゴレのアジトで療養しており、傷が癒えていないためチョイスには参加せずに、アジト内で待機している。その後、コロネロのおしゃぶりをユニに預け、獄寺・γと共にザクロと戦うものの、ザクロの攻撃を受け、戦闘不能となった。戦いが終わった後、ユニの力によって生き返ったコロネロと再会し、ツナ達が過去に帰るのを見届けた。 【アルコバレーノ編】 アルコバレーノの試練の立会人として登場している。必殺技は「サバイバルブラスト」。 【虹の呪い編】 コロネロが家光を代理に選んだため、コロネロのチームとして代理戦争に参加。代理戦争で戦闘に参加した描写はなかったが、復讐者のルールの裏をかいた闇討ちに遭い、なんとか退けるも家光のボスウォッチが破壊され敗退。その時、コロネロが自分の呪いを解くために戦っていたことを知り、想いを通じ合わせる。代理戦争が終わりチェッカーフェイスから呪いを解かれ、呪いを完全に受けていないことが幸いし、元の姿に戻る。その後、コロネロと結婚し、その式にツナたちを招待する予定だった。
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