ボンゴレリング争奪戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 00:17 UTC 版)
「ボンゴレファミリー」の記事における「ボンゴレリング争奪戦」の解説
夜の並盛中を舞台に行われる。毎回リングの属性が1つ宣言され、その属性のリングの守護者候補が互いのハーフボンゴレリングを賭けて戦う。対戦者はリングを首から下げリングの属性に合った専用エリアで戦い、相手のリングを奪ってボンゴレリングを完成させるか、相手を戦闘不能にすると勝利となる。観戦中のメンバーが試合参加者に接触したり戦闘エリア内の装置を破壊すると失格となるが、参加者自身が破壊する行為は失格にならない。 第1回戦(晴のリング戦) - 笹川了平vsルッスーリア 舞台は校舎脇。日輪のコロシアムと称される戦闘エリアで、鉄檻のように囲われた特設リング内で試合を行い、試合開始後はサングラスを使用しなければ視界を確保できないほどの強力な擬似太陽がリングを照らし出す。また、周囲のロープは電熱によって数百度にまで熱せられた鉄線で構成されており、それらの熱によって脱水症状を引き起こす場合もある。 第2回戦(雷のリング戦) - ランボvsレヴィ・ア・タン 舞台は屋上。エレットゥリコサーキットと称される戦闘エリアで、7本の避雷針の他に地面には電気をよく通す特殊ワイヤーが無数に張り巡らされており、落ちた雷を増幅させ一帯に放電するようになっている。 第3回戦(嵐のリング戦) - 獄寺隼人vsベルフェゴール 舞台は校舎三階全域。4つの吹き出し口からランダムに超強力な突風を発生させるハリケーンタービンと呼ばれる装置があらゆる場所に設置されている。今回のみ試合開始から15分が経過するとタービンが順次爆発を始め、全てのタービンが爆発した場合、両者共に強制失格となる。 第4回戦(雨のリング戦) - 山本武vsスペルビ・スクアーロ 舞台は校舎B棟全フロア。アクアリオンと称される戦闘エリアで、完全に密閉された校舎の上の階の床に穴が開けられており、屋上に設置された巨大タンクから試合が続く限り水の散布が続く。散布された水は海水と同等の成分となり、一定の水位を超えると獰猛な鮫が放たれる。 第5回戦(霧のリング戦) - クローム髑髏vsマーモン 舞台は体育館。霧の守護者の特性上、特別な仕掛けはなし。 第6回戦(雲のリング戦) - 雲雀恭弥vsゴーラ・モスカ 舞台はグラウンド。クラウドグランドと称される戦闘エリアで、周囲を有刺鉄線で囲まれている上、八門の自動ガトリング砲が30m以内の動く物体を感知して射撃を行うようになっており、地中には重量感知式の地雷が無数に仕掛けられている最も過酷なフィールド。 最終戦(大空のリング戦) - 沢田綱吉vsXANXUS 真のボンゴレボスを継承する者を決定するため、急遽開催されることになった。従来とは異なり、生存が確認されているメンバー全員が強制召集をかけられ試合に参加する。各守護者たちはモニター付きリストバンドを付けた状態でそれぞれの争奪戦の舞台となったフィールドへと移動し、移動が完了するとリストバンドに注入されているデスヒーターと呼ばれる毒が守護者の身体を麻痺させ30分で死に至らしめる。各フィールドの台座にはボンゴレリングが置かれ、これをそれぞれの守護者のリストバンドのくぼみに合わせると解毒剤が投与される。なお、守護者自身が解毒行為を行うことは特に規制されていないが、毒の副作用によって常人では立つことができないほどの状況にあるため実行は不可能に近い。2名のボス候補は大空のハーフボンゴレリングを所持した状態で試合を開始し、7つ全てのリングを先に揃えた者が真のボンゴレX世となる。
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