ボンゴレI世の守護者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 00:17 UTC 版)
「ボンゴレファミリー」の記事における「ボンゴレI世の守護者」の解説
G(ジー) 声 - 増田裕生 嵐の守護者。I世の幼馴染で、ともに自警団を立ち上げた間柄で右腕として補佐した。主戦武器は銃であったが、I世直々の依頼にはI世から賜ったアーチェリーで臨み負けなしだったという。 なお、守護者としての姿勢や顔立ちはツナの嵐の守護者・獄寺隼人によく似ているが、顔から首にかけて入れ墨のようなものがあり、髪は赤色である。【I世ファミリー編】 三番手として試験を行った。自分が獄寺に化け、獄寺が嵐猫を探している時にツナに接触し、獄寺が右腕としてうまくやれているのか確かめた。なおこの正体はボンゴレI世が封じたこともありツナの超直感でも見破れなかった。学校の生活そして獄寺自身が起こした問題でツナを危険にさらしたため右腕失格としたが、ツナがそれでも一緒にいてほしいという思いを聞き、認定の条件である二人の「何者にも勝る強い絆」を確認し、守護者の継承を認めた。 【継承式編】 復讐者の残した過去の記憶のアイテムの回想に登場。コザァートに出会い、後に彼の提案によりI世と共に自警団を結成する。I世の頼みによりデイモンの策略に気付き、秘密裏に他の守護者と共にデイモンの刺客に変装してコザァート達を救出した。 朝利 雨月(あさり うげつ) 声 - 山本匠馬 雨の守護者。日本人で、I世とは友人関係にあった。烏帽子と狩衣を着用した公家だが、「 - ござる」と武士のような口調で話す。 剣の腕に秀でており誰もが認めるほどの腕前だったが、本人は音楽をこよなく愛し、自身の剣は一本として持たなかったという。しかし、I世の危機を聞きつけた際には何のためらいもなく大切な楽器を売り、それを元手に旅費、そして長刀1本と小刀3本の変則四刀を用意し、I世の元に駆けつけたとされている。 なお、守護者となった経緯や顔立ちはツナの雨の守護者・山本武によく似ている。【I世ファミリー編】 初代守護者たちの先陣を切って、山本の認定試験を行う。戦闘では山本が優位に立ったかのように思われたが、認定せず2度目のチャンスを与えた。それはこの試験は戦いそのものに意味はなく、故意に隙をつくることで、山本が無防備な相手に剣を向けるか見極めることに意味があったからである。2度目の試験では山本がこのことに気が付いたため、無事に守護者として認定することになった。 得意技は雨の炎を極限まで硬化させて降らせる氷雨や、滝のように降らせた雨の炎をスクリーンのように利用して分身をつくる滝の舞、竜を模した雨の炎をぶつける九頭竜・川崩れ。なおこれらの技は全て山本との戦いの中で考え出した技である。 D・スペード(デイモン スペード) 声 - 髙坂篤志 霧の守護者。貴族出身であるが、堕落した貴族に嫌気がさし、侯爵の娘であったエレナに好意を持つ。エレナの推薦によりボンゴレの守護者に加わるが、敵対戦力によってエレナは殺されてしまう。そのため、I世やツナのやり方を甘いと考えており、I世をボンゴレから退去させ、自分だけが引き続きⅡ世の守護者として残留した邪悪な執念と残虐の持ち主であることが、アニメで明らかになっている。このため一部ではボンゴレの裏切者とされている。物事を分析する魔レンズを所有しており、魔レンズ越しに睨みつけられた者は呪われ、次の日に海に浮かんだといわれている。また、戦闘には柄の先端にも刃がある大鎌を使用している。 なお、顔立ちはツナの霧の守護者・六道骸によく似ており、骸同様敬語で話す。髪形は骸と違い前髪があり、髪のギザギザがこちらは2本入っている。言葉の前に「ん~」という口癖があり(アニメの設定)、六道骸と似た「ヌフフフ」という個性的な笑い方がある。 ボンゴレとシモン騒動の中で、クロームに加藤ジュリーの正体が自分であり、騒動を起こしたのが自分だと明かす。そして、狙いが六道骸の体と述べ、クロームのマインドコントロールを始める。なお、マインドコントロール発動の際は右目にスペード状の模様が浮かぶ。【I世ファミリー編】 六番手を務めた。幻覚を使って京子たちを人質に取り、ツナたちを黒曜ランドへ誘い込み、彼らを黒曜ランドごと幻影空間に閉じ込めた。守護者たちの幻影を使ってファミリーを自身の思い描いたものに変えようとするが、ツナたちの強い意志は揺るがず、雲雀とクロームの活躍で幻術も破られてしまう。ツナに本気の勝負を仕掛け、幻覚を使って惑わそうとするが、姿を現した骸に阻まれる。マフィアの殲滅を狙うと宣言した骸に興味を示し、I世の後押しもあって継承を認める。 【継承式編】 シモンファミリーの加藤ジュリーに憑依し、ボスの古里炎真をそそのかしボンゴレファミリーの壊滅を狙い、クローム髑髏を媒介にして六道骸の肉体への憑依を狙った。そして骸との対戦後、肉体への憑依を果たして復讐者の牢獄から脱獄し、大空・大地以外の炎を獲得し、ツナ達をあらゆる策で追いつめるが、炎真とツナの連係プレーによって致命傷を負ってしまい逆上、ツナを即死寸前まで追いつめるが、ボンゴレとシモンが起こした奇跡により形勢が逆転。骸の体を捨て、第8の属性の炎を使って逃亡しようと企むが、掟に忠実である復讐者によって阻止されてしまい、ツナのXカノンを受け敗北。最期はツナの芝居とはいえエレナの心中を聞き、ボンゴレを託して安らかに散った。 アラウディ 声 - 近藤隆 雲の守護者。ある国の秘密諜報部のトップで一人でいることを好む性格であったが、I世と正義が一致したときはファミリーの誰よりも味方に優しく、誰よりも頼りになったとされている。ボンゴレ初代門外顧問でもあり、I世の最強の守護者でもあった。武器は手錠。 なお、守護者としての立場や顔立ちはツナの雲の守護者・雲雀恭弥によく似ているが、アラウディは髪がプラチナブロンドである。【I世ファミリー編】 四番手として登場。敵意をむき出しにする雲雀に対し、戦う意志はないと言い放ち、こっそりと様子を見守っていた。ツナ達とは馴れ合わず、スカルから京子たちや並盛中を守った雲雀を評価し、継承を認めた。 ランポウ 声 - 津田健次郎 雷の守護者。大地主の御曹司で、世間知らずでわがままで臆病な性格の若者であった。戦いにおいてI世はあえて彼を前線に配置したという。恐るべき攻撃力を秘めた盾を持っていた。語尾に「だものね」をつける。 なお、守護者内での立ち位置や顔立ちはツナの雷の守護者・大人ランボによく似ているが、ランポウは髪が緑色である。【I世ファミリー編】 試験を面倒だと思っており、雷の守護者のランボがまだ子供だったためにやる気が失せていたが、ボンゴレI世の命令により渋々ながら2番手として試験を行った。その内容は、自身がアジト代わりにしている城のある遊園地でのスタンプラリーと適当なものだった。(本人にそのつもりはないが)ランボがヴェルデから城を守ろうとしてくれたことと、その戦いにおいて守護者としての役目を全うしていることを勝手に判断し、守護者の継承を認めた。 ナックル 声 - 木内秀信 晴の守護者。最強の名をほしいままにした無敗のボクサーであり、ルッスーリアによるとパンチの威力は風圧で硝子を割るほど。ある試合で相手を殺めてしまい(アニメでは再起不能)、拳を封印し神に仕える仕事についた。それ以後リングにあがることはなかったが、一度だけファミリーに危機が訪れた時、己に3分間の時間制限を課し、その拳でファミリーを救った。口癖は「究極」。 なお、守護者となった経緯や顔立ちはツナの晴の守護者・笹川了平によく似ているが、こちらは黒髪である。【I世ファミリー編】 認定試験のやる気を失っていた雲雀を説得した了平の前に突如として現れ、何度断られても雲雀の説得を続け、スカルに立ち向かい、最終的に雲雀の説得に成功したことを大いに評価し、普段から守護者としての責務を全うしているとし、その場で守護者の継承を認めた。
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