錦糸町道場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:17 UTC 版)
元プロレスラー・ウロボロス洋平の営むプロレス道場で、宮脇豆腐店および宮脇家の生活空間も敷地内に併設されている。
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錦糸町道場
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宮脇 咲良 / チェリー宮脇 演 - 宮脇咲良 本作品の主人公。東錦糸町高校に通う普通の女子高生。プロレスラー・ウロボロス洋平を父に持ち、「魂のエルボー」を異名とする女子プロレスラー。母が亡くなった日にプロレスの試合に出ていた父の洋平に嫌気が差していたが、横山から真相を知り錦糸町道場を継続するためプロレスの世界へ入った。一方で運動神経が悪く、体育の成績は2である。当初は「嫌いなものは豆腐とプロレス」と述べるほど父の愛したものを軽蔑していたが、集めたメンバーと向き合うことによりプロレスとも向き合っていく。デビュー戦でコマネチ湯本と対戦し善戦するも敗北。バード高柳からの「プロレスを舐めている」との発言には、「私はプロレスが大好きです!」と言い返した。 WIP最強クイーン決定トーナメントOVER THE TOP1回戦では、親友でありタッグチーム「フルーツペア」のパートナーであったブラックベリー向井地と対戦。向井地の変貌ぶりに相当ショックを受け、試合では精神的に苦しむも勝利を収めた。 WIP最強クイーン決定トーナメントOVER THE TOP2回戦では、道頓堀白間がコルセットをしていたために、得意技であるエルボーが出せなかったが、彼女の首の負傷が嘘であることを見抜くと、エルボーの連打を見舞い、ジャンピンサクラを決め、勝利する。 WIP最強クイーン決定トーナメントOVER THE TOP準決勝では、洋平の愛弟子であった横山との同門対決で、ジャンピンサクラを決めるも返され、洋平が自身のために考えていた(咲良がプロレスを嫌ったため、横山に伝授していた)技「サクラスペシャル(エメラルド・フロウジョン。決勝でも使用)」を決められ追い込まれるが、洋平の声を聞いたことで再起し、今度はそれを見様見真似で敢行し、勝利する。 ハリウッドJURINAに対して同じ女子高生として尊敬と憧れを感じており、同じリングの上で戦うことを夢見ていたが、WIP最強クイーン決定トーナメントOVER THE TOP決勝で実現。長時間の激しい攻防の末、ハリウッドJURINAのブローイングJURINAにより惜しくも優勝を逃した。 演じる宮脇によるとファイトスタイルのモデルは三沢光晴。 得意技はエルボー。回転式、スライディング式、ジャンピング式などバリエーションも多彩で「エルボーのデパート」と呼ばれる。必殺技はジャンピンサクラ(ダイビング・エルボー・ドロップ)。なお、デビュー戦ではフライングJURINA(後述)を見様見真似で模倣した技、「ジャンピング咲良」を敢行したが、かわされている。 ドラマ本編では赤を基調としたコスチュームを着用し、後述するシュートサインMVでは水色のコスチュームで登場している。必殺技は本編と同じくジャンピンサクラ。 劇中ではショートカットだが、「ギブアップはしない」のMVでは髪を結んでいる。 向井地 美音 / ストロベリー向井地 白金ジムの項目を参照。 横山 由依 / ロングスピーチ横山 演 - 横山由依(2006年時:原舞歌) 小学生のころに道場に入門し、洋平によるトレーニングを積んできたが実戦経験はなかったプロレスラー。白金ジムに有望選手を引き抜かれた末、唯一残っていた門下生であり、ウロボロス洋平最後の弟子である。女子高生しか参加できないW.I.P.に参加するため、通信制高校に入学した。周りが現役高校生の中でひとり24歳であるため、オバサン扱いを受ける。プロレスをする傍ら豆腐店も手伝い、洋平の死後は店を継ぐ。よく「REVERSAL」のTシャツを着ている。 OVER THE TOPの2か月前に突然、洋平と瓜二つの「浜屋電器店」の浜屋達郎社長と結婚し「女子高生人妻レスラー」となった。 デビュー戦となる錦糸町道場マッチのバード高柳戦では相手の奇襲に大ダメージを食らうが、それでも諦めずに応戦する。しかし長年の特訓の成果が出せずスタンディングのスリーパーホールドで失神(セコンドの坂巻からギブアップするよう指示されても無視し続け意地は見せた)してしまい、TKO負けとなった(これで高柳との因縁が生まれる)。 WIP最強クイーン決定トーナメントOVER THE TOPの第1回戦でボイス山田と対戦。かなり長い間(須田と木.mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}﨑の試合が始まる前から終わったあとまで)スピーチをしており、会場全体を呆れさせていた。その後、山田にマイクを奪われて試合が開始されるが人妻スーパーキックを決め、一撃で勝利した。 第2回戦では高柳と対戦し、途中浜屋の「バードに勝ったらプロレスをやめて欲しい」という言葉が頭をよぎって苦戦するが、浜屋がその姿をみて「勝ってもやめなくていい」と考え直し、応援したことによって逆転。高柳に以前に自身が掛けられたスタンディングのスリーパーホールドを仕掛け、高柳がタップアウトしたことにより勝利を収めた。試合終了後、引退宣言をする高柳に対してプロレスを辞めないよう引き留めるが、坂巻に止められた。 WIP最強クイーン決定トーナメントOVER THE TOP準決勝では洋平の娘であった宮脇との同門対決でサクラスペシャルを決め、優勢に立つが今度は宮脇からサクラスペシャルを決められ、敗北する。 リングネームの通り、長い長いスピーチが特徴で誰かが止めなければ気が済むまで延々と続けている。蹴り技が得意であり、必殺技は人妻スーパーキック(通常のスーパーキック)。 劇中では一貫して青を基調とするリングコスチュームだが、錦糸町道場の壁に描かれているイメージ図でのカラーはグリーン。豆腐店の白い作業帽子を被っている姿となっている。なお、番組プロモーション画像と劇中のコスチュームが1人だけ完全に違う(理由は不明。他メンバーは同じか部分的な変更)。 木﨑 ゆりあ / パッパラー木﨑 演 - 木﨑ゆりあ ヤンキー女子と喧嘩に明け暮れる孤高のアウトローで、錦糸町道場メンバーの中では唯一通っている高校が不明。錦糸町三銃士の一人。背中に「NO FUTURE」と書かれたコートを着用し、デビュー戦のコスチュームにも書かれている。咲良に「あなたより強い人がいる」とそそのかされ入門に至ったが、地道な練習を好まず他のメンバーが受け身の練習をしている中リングの外で傍観しており、「技を教えろ!」と憤慨する。奈和からは「木﨑っち」と呼ばれている。 デビュー戦の錦糸町道場マッチ第一試合ではオクトパス須田と対戦するも基礎練習不足がたたり、試合中盤でスタミナ切れを起こし、ほぼ一方的にやられた上でシャイニング・ウィザードを受けた後に踏みつけ式体固めで敗北。試合後には須田に頬に須田式リップロック(キス)をされるという屈辱を味わった(これで須田との因縁が生まれる)。 週プレスポーツにおいて、WIP最強クイーン決定トーナメントOVER THE TOPの第1回戦で戦うオクトパス須田に対し、たこ焼き(オクトパス須田=タコ)を食べ、「おいコラ!オクトパス須田?あんなタコ野郎はタコ焼きにして食ってやる!」と挑発した。それに対し須田は、「オイゆりあ!誌面使って何がやりたいんだ!タココラ!飲み込むなよ?言った言葉と喰ったタコ焼き飲み込むなよ?」とヒートアップした。 WIP最強クイーン決定トーナメントOVER THE TOPの第1回戦で再びオクトパス須田と対戦した。序盤は優勢に試合を進めるも途中で前回、敗北を受けた際の須田のチューチューフェイスを思い出し、パニックを起こしてしまう。その後、一方的に攻められるがサックス古畑とのトレーニングや対策を思い出し須田の口をガムテープで塞いだことで形勢が逆転、最後はマトリックス対策のストンピング(フェイントのハイキックでマトリックスを誘い、ブリッジ状態の腹を踏みつける)とノーフューチャーキックを連続で決め、雪辱を果たした。 第2回戦のユンボ島田戦では椅子・机・ラダーが公認凶器となるハードコアマッチとなり、拝みギロチンドロップfromラダーを決められ、敗北したものの試合には満足しており、やり足らないといって試合後にもセコンドを巻き込んで大乱闘となった。そして試合後には咲良にプロレスに誘ってくれたことに感謝を示した。 使用技は打撃技が中心。必殺技はノーフューチャーキック(バズソーキック)。錦糸町道場の壁に描かれている練習生のイメージカラーはブラック。リング上で飛び跳ねている姿となっている。 実家は「モダンファッション プリンセス洋品店」。道場指定の赤色基調のジャージは母とともに制作している。売れ残りの衣装は12月18日の「錦糸町道場マッチ」のリングコスチュームの材料として使用された。 加藤 玲奈 / キューティーレナッチ 演 - 加藤玲奈 ウサギのマスクをした覆面レスラーで(試合時以外は脱いでいる)、その正体はティーン雑誌「エイティーン」の読者モデルであり校内の人気者の加藤玲奈である。錦糸町三銃士の一人。加藤としては宮脇と同じ東錦糸町高校に在学し、スクールカースト上位で取り巻きに囲まれている。咲良からスカウトを受け一度は「興味ない」と断ってしまうが、「外見だけでちやほやされたって意味がない!」と言い、自分の力で頂点に立つため入門を決める。実はW.I.P.マニアで、その歴史や人気選手も知っていた。 友達にプロレスをやっていることは知られたくないとの思いから当初は活動を秘密にしており、坂巻の勧めで覆面選手としてデビュー。錦糸町道場マッチのデビュー戦でボイス山田に覆面を剝ぎ取られそうになった際、観戦に来ていた友達たちが正体を知りつつも応援してくれたことで自ら覆面を脱ぎ、その後は素顔で戦った。 OVER THE TOP1回戦で道頓堀白間と対戦するが、道頓堀フットスタンプを受け敗北。その後CLIFF HANGERに懸けるものの、第1ラウンドでJURINAのアイスブレイクを受け敗北した。 得意技はアイアンクローで握力が強いという設定がなされている。 錦糸町道場の壁に描かれている練習生のイメージカラーはオレンジ。 古畑 奈和 / サックス古畑 演 - 古畑奈和 錦糸町三銃士の一人。東錦糸町高校の吹奏楽部所属で校内でいつもサックスを吹いているが、立場としては万年補欠にある。咲良からスカウトを受け一度は「興味ない」と断ってしまうが、咲良に「試合で勝てばサックスを吹ける」と言われ、サックスが吹ける場所が欲しいという理由で入門に至った(実際には入場時にサックスを吹いている)。ゆりあからは「ラッパ」と呼ばれている。 錦糸町道場マッチの数日前に風邪をこじらせてしまい、試合当日は寝坊のため遅刻したが、徹子の部屋のテーマをサックスで吹きながら駆け付けた。 OVER THE TOPの一ヶ月前の練習中に、自身の怪我を心配してくれた坂巻に恋をしてしまい、ゆりあの調査で坂巻が「強い女」が好きなことを知り、OVER THE TOPで勝とうとする(試合終了後、坂巻が既婚者を装ったことで失恋)。 OVER THE TOPではパッパラー木﨑の練習パートナーを務めたほか、トーナメントの第1回戦でバード高柳と対戦し、木﨑と生み出したバード高柳対策のファイナル・カット(ネックブリーカーよりもエルボーのダメージを重視する形)2連発を放ち優勢に立つが、3発目を放とうとした隙を突かれて逆転され、ペナルティーバードを受けてしまい敗北。自身の新技開発にはゆりあがパートナーを務めた。 CLIFF HANGERに出場するが、第1ラウンドでオクトパス須田のシャイニングウィザードを受け敗北した。 ファイトスタイルはエルボーアタックを中心としたもので、OVER THE TOP用新技としてファイナル・カットを使用し奈和の得意技となっている。また撮影前のプロレス練習で実際に受け身が上手かったことから、受け身がうまいという裏設定がされている。 錦糸町道場の壁に描かれている練習生のイメージカラーはライトブルー。サックスを持っている姿となっている。 ウロボロス洋平(宮脇 洋平) 演 - 菅原大吉 咲良の父親で、かつては「週刊プロレスの道」の表紙も飾った帝国プロレスのレスラーであった(実況で「伝説のレスラー」と呼ばれることもある)。宮脇豆腐店を営む傍ら、錦糸町道場を運営していたが急死した。プロレスに関してはエンターテインメント性より強さの追求を重んじるが、その信条が元で矢崎の離反につながってしまう。戒名は「豆富誠洋居士」。 アリゲート流司 / 坂巻 流司(アリゲートりゅうじ / さかまき りゅうじ) 演 - 今野浩喜 かつて帝国プロレスでウロボロス洋平とタッグを組んでいた元プロレスラー。ワニの背骨を折ったという伝説を持つが、酒に溺れたのちにタッグ解消を言い渡され消息を絶つ。その後は近辺のアパートの2階に移り住んでスーパーの警備員をしながら、断酒の集会に通うものの密かに酒を飲んでいた。道路の拡張工事でアパートの取り壊しが決まり、住む場所を失ってしまう。 咲良と美音にトレーナー就任を懇願され最初はその誘いを断るものの、咲良たちの熱意に押され錦糸町道場のトレーナーとなる。現役時代に書いていた「ワニ道」と書かれた帳面をもとに、坂巻独自のプロレスを叩き込みながら厳しく鍛え上げていく方向で行っている。コーチ就任後は錦糸町道場の洋平が使用していた部屋を利用。最終話では、さくらの語りにより新しいアパートに移り住んでいたが、家賃滞納により追い出され、それ以降は錦糸町道場の洋平が使用していた咲良の隣の部屋に移り住んだことが明かされた。 プロレスとは、永遠に続く円周率、ゴールのないマラソンと捉え、現役時代の好きな女性のタイプは「強い女性」。 矢崎から「ダメ人間」と呼ばれたり嫌味な言動を取られることが多く、現在でもその高慢な態度に憤りを感じており、咲良から矢崎の名前を聞いた時は激昂し、トレーナーになる事を決めた。 錦糸町道場公式ジャージには彼の物だけ右胸にワニのワッペンがついている。
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