琴電入線後とは? わかりやすく解説

琴電入線後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 01:29 UTC 版)

高松琴平電気鉄道1070形電車」の記事における「琴電入線後」の解説

譲渡に際して、以下の改造が、京急車輌工業により実施されている。 前面改造し貫通路設置レイアウトは1050形に準じているが、テールライト京急時代のまま流用された。 クロスシート撤去しロングシート化主幹制御器(マスコン)を9段式(直列5段、並列4段)のHL用に交換自動加速車である当形式と、在来の手加速車の併結総括制御を可能とするためである。 ブレーキはHSC-D(発電制動併用電磁直通空気制動)から電磁SME-D発電制動併用非常管併設非セルフラップ式電磁弁三管直通空気制動)に変更主制御器回線変更し加減速性能変更弱め界磁カットしたため、マスコン段数は5段から3段減少した空気圧縮機C-1000形に交換ATS1号形から琴電形に交換。 このほか、85km/hまでのスピードリミッター取りつけが行われた(京急時代設計最高速度は120km/hで運行最高速度ブレーキ性能の関係上105km/hだった)。低速域でブレーキ力が強くなる鋳鉄シュー京急時代から用いているため、発電制動失効し空気制動のみになって制動力変化はあまり生じない京急時代ブレーキ圧を10km/h以下で半減させるB-55装置用いていたが、琴電では電空協和器を用いず減速力を均等にすることを可能にした。また、琴平線では初めて、客扉の内側ステンレス製塗装となり、塗装及び化粧板省略された。 琴電初の冷房車ということもあり、入線当初最大限活用された。だが、車齢が若く扉数の多い車両増えたため、現在は、主に朝夕ラッシュ時中心に運用されている。 なお、現在琴電全線定期運用入っている車両唯一前面行き先表示サボ使用する2011年には長尾線1300形追加投入され玉突きされた600形により、1075-1076編成廃車となった。同編成2011年10月30日さよなら運転実施されその後解体された。

※この「琴電入線後」の解説は、「高松琴平電気鉄道1070形電車」の解説の一部です。
「琴電入線後」を含む「高松琴平電気鉄道1070形電車」の記事については、「高松琴平電気鉄道1070形電車」の概要を参照ください。


琴電入線後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 18:01 UTC 版)

高松琴平電気鉄道1100形電車」の記事における「琴電入線後」の解説

長尾志度線旧型車代計画1990年代初頭進められた。この時、導入車両提案をしたのが京王系列京王重機整備である。 しかし、この時の提案種車廃車計画予定通りに進まなかったために実現しなかった。その代わり京王5000系電車が、琴平線冷房化率向上を名目導入されることになった導入に際しては、以下の改造が、同社北野事業所実施された。 中間電動客車デハ5000形から改造された1101 - 1104は、他の車両から運転台部分を切りだし接合する改造受けたまた、車両順序入れ替えパンタグラフ連結面側に来るように変更された。その上で偶数車 (1102, 1104) のパンタグラフ撤去された。 制御客車クハ5700形から改造され1105 - 1108は、中間電動車部品使い電動車改造された。パンタグラフ奇数車 (1105, 1107) に新設した。 台車・主電動機は、京浜急行電鉄京急1000形廃車発生品に交換弱め界磁制御カット主幹制御器(マスコン)をHL制御用に交換制動機をHSC-D(発電制動併用電磁直通制動)から電磁SME-D(非常管併設発電制動併用非セルフラップ式電磁弁三管直通空気制動)に変更在来車との併結および総括制御可能にするためである。ただし、1100形自体京王5000系時代と同じ自動加速制御のままである日立MMC-HTB-20C:直列12段、並列6段)。 85km/hまでの速度リミッター取り付け連結器電気連結器付き密着連結器から密着自動連結器交換電動空気圧縮機をHB-2000形から琴電標準C-1000形に交換ATS列車無線等、保安装置琴電用に交換。(例:京王ATS琴電ATS車内化粧板床材座席モケット交換ドア付近に短いつり革増設1997年7月にまず1101編成・1103編成の2編成導入代替で1013-1014、1017-950の4両が廃車になった同年10月残り1105編成1107編成の2編成入線したが、こちらは輸送力増強のための車両増備として導入されたため、代替廃車はない。 塗装は、当時標準塗装上半アイボリー下半ピンクではなくコトデン瓦町ビル開店したばかりだった「コトデンそごう」(2001年4月閉店)の包装紙の色をイメージした白地に窓周り青緑と黒を配したものとなった俗に「そごうカラー」と呼ばれるその後ラインカラー導入に伴い2004 - 2005年外板上半アイボリー下半黄色琴平線標準塗装変更した2015年2月頃、1107+1108編成前面側面行き先表示器が幕式からLED式変更され2018年5月には標識灯撤去された。今後、他車両にも同じよう変更が行われるのかは不明。なお、19年12月時点琴電電車LED式行き先表示設置標識灯撤去されている車両はこの編成のみとなる。 貫通扉渡り板は、京王時代普段上げられていたが琴電では下げられることが多い。

※この「琴電入線後」の解説は、「高松琴平電気鉄道1100形電車」の解説の一部です。
「琴電入線後」を含む「高松琴平電気鉄道1100形電車」の記事については、「高松琴平電気鉄道1100形電車」の概要を参照ください。


琴電入線後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 10:39 UTC 版)

高松琴平電気鉄道1050形電車」の記事における「琴電入線後」の解説

1977年入線した。入線に伴い下記改造が行われた。 片側3箇所にある客用扉のうち、中央の扉を撤去し、窓を2つ新設した。当時瓦町駅ホーム曲線にあったため、高松築港方面列車中央のドアホームとのすき間大きくなり、乗降に危険が生じるための措置である。 なお、従来の窓が2段上昇式なのに対し新設の窓は下段上昇上段下降式と異なる。このため新設のものには、保護棒が設置されていない琴電在来車に合わせ制御方式HL制動方式電磁SME(非常管併設電磁弁三管直通空気制動)を採用した主電動機および台車は、同時期に琴電入線した京急230形車体30形となった)のものを使用している。 連結器バンドン形から自動連結器交換。後に密着自動連結器交換ATS阪神形から琴電形に交換琴電初の両開きドア設置車両となった1984年には台車・主電動機新造のものに交換しカルダン駆動化された。台車電動車住友FS-526、制御車がFS-026で、主電動機三菱MB-3239A(出力110kw)×4である。 2003年に、1200形1201-1202・1203-1204・1205-1206の入線に伴い同年3月さよなら運転が行われた後、廃車解体されている。

※この「琴電入線後」の解説は、「高松琴平電気鉄道1050形電車」の解説の一部です。
「琴電入線後」を含む「高松琴平電気鉄道1050形電車」の記事については、「高松琴平電気鉄道1050形電車」の概要を参照ください。


琴電入線後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 10:39 UTC 版)

高松琴平電気鉄道1050形電車」の記事における「琴電入線後」の解説

1981年入線した。機器類は手持ち部品流用となった1050形に対し、当形式では全て新品用意され琴電初のカルダン駆動となった。また自動加速車であるが、手動加速車(HL制御車)との併結初めて可能となった台車日車ND-115で、主電動機はMB-3239A(出力110kw) ×4である。 車体は1050形と同じ理由車体中央の客用ドア埋め従来の窓と同じ寸法3枚1組設置した連結器バンドン形から密着自動連結器変更された。 引き続き増備計画もあったが、結局2両のみの購入終わった2005年1200形1211-1212・1213-1214・1215-1216の入線に伴い同年6月さよなら運転が行われた後、廃車解体されている。

※この「琴電入線後」の解説は、「高松琴平電気鉄道1050形電車」の解説の一部です。
「琴電入線後」を含む「高松琴平電気鉄道1050形電車」の記事については、「高松琴平電気鉄道1050形電車」の概要を参照ください。


琴電入線後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 10:39 UTC 版)

高松琴平電気鉄道1050形電車」の記事における「琴電入線後」の解説

当時琴電老朽化した中・小型の増結車代わる増結車探していた。そのため、大型両運転台の当車が購入された。琴電には車体のみが譲渡され、以下の改造が行われた。 片側3箇所にある客用扉のうち、1050形と同じく中央の扉を撤去し窓を設置同形車客用扉間の窓を流用)。 琴電在来車に合わせ制御方式HL制動方式電磁SME採用した主電動機および台車は、もと京急230形のものを使用している。 連結器バンドン形から自動連結器変更。後に密着自動連結器交換ATS阪神形から琴電形に交換。 琴電入線後は、主に朝夕ラッシュ時増結用として使用された。全長19,226mmは現在に至るまで琴電史上最長である。しかし冷房化推進のため、2005年1200形1211-1212・1213-1214が入線し、この代替として同年6月さよなら運転行って定期運用離脱、1061は廃車・解体された。その後1062は事業用車となり仏生山工場での入換などで使用された後、2006年10月廃車・解体された。 なお、本形式ならびに1053形・1063形の廃車に伴い2011年長尾線から600形転用されるまでの間、琴平線車両から両開きドア車両が一旦消滅したまた、全て平行カルダン駆動冷房装置付き自動加速制御車になった

※この「琴電入線後」の解説は、「高松琴平電気鉄道1050形電車」の解説の一部です。
「琴電入線後」を含む「高松琴平電気鉄道1050形電車」の記事については、「高松琴平電気鉄道1050形電車」の概要を参照ください。


琴電入線後

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 11:07 UTC 版)

備南電気鉄道モハ100形電車」の記事における「琴電入線後」の解説

入線時には台車改軌工事以外、特に大きな改造を受けなかった。車番モハ102モハ103モハ101の順に750760770となった日立MMC多段式制御大出電動機による性能活かし琴平線にて急行車両として使用された。1967年には妻面貫通扉設置している。 しかし、この仕様日立製のさらに特殊な制御器を搭載していた10000形などの急行用車群と同様、ラッシュ時他の形式との併結運転が困難であるなど、運用上様々な形でネックとなったこのため高松琴平電気鉄道柔軟な車両運用実現すべく、機器仕様統一乗り出した。 まず、1974年には制御器を当時琴平線標準となっていたHL単位スイッチ式非自動加速制御器に置き換えた。これにより他車との連結可能になったが、ノッチ進段操作手動随時行わねばならなくなり、また力行時内部ノッチ段数減少したため、加速時衝動が目立つようになったこの際出力過剰だった主電動機も他車と交換している。 さらに、電動発電機などの補機を複電圧対応品に交換、翌1975年には当時架線電圧直流600Vであった長尾線転属した。 この時期には車両数の関係で750形同士編成を組むことが多かったその中で770予備車扱いであまり使用されなかった。 1978年11月3日現在の学園通り駅当時未開業)付近発生した踏切でのダンプカーとの衝突事故詳細学園通り駅参照)により、770事故廃車になった770連結していた760仏生山工場修理されその後運用復帰した。 残る2両は長尾線志度線にて使用されたが、同一形式同士2両編成から他車との連結転に変わって行く。そして、主電動機を75kW×4に交換してからは、860形制御車編成を組むようになる750は870と、760は860と連結することが多かった1994年瓦町駅改良工事開始に伴い長尾線専用となる。その後冷房車両の600形投入に伴い1998年7月860形廃車になり、再び他形式電動車との連結運転となる。しかし、翌1999年には600形603-604入線に伴い750廃車となった。 残る760は、2004年クリーム色茶色琴電塗装塗り替え、主にラッシュ時増結増便時に使用されていた。だが2006年ことでん全線における在籍全車両の完全空調設備装備化が決定技術的経済的理由から空調設備搭載できない760号は他形式空調設備整備完了する同年7月廃車決定5月8月さよなら運転が行われ、9月上旬づけで営業運転終了し廃車となった

※この「琴電入線後」の解説は、「備南電気鉄道モハ100形電車」の解説の一部です。
「琴電入線後」を含む「備南電気鉄道モハ100形電車」の記事については、「備南電気鉄道モハ100形電車」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「琴電入線後」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「琴電入線後」の関連用語

琴電入線後のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



琴電入線後のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの高松琴平電気鉄道1070形電車 (改訂履歴)、高松琴平電気鉄道1100形電車 (改訂履歴)、高松琴平電気鉄道1050形電車 (改訂履歴)、備南電気鉄道モハ100形電車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS