カルダン駆動化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 02:22 UTC 版)
「叡山電鉄700系電車」の記事における「カルダン駆動化」の解説
吊り掛け式駆動装置で製造されたデオ710形は、阪神電鉄から購入したTDK-818-A形主電動機(出力60 kW)と、新調したFS-551台車に1992年(平成4年)に交換され、中空軸平行カルダン駆動になった。デオ710形から外された台車、主電動機はデナ124、125に転用された。デオ720形は京阪1900形から流用したTDK-809-A形主電動機(出力90 kW)と、汽車会社製KS-70台車に2002年(平成14年)から2005年(平成17年)にかけて交換され、デオ710形と同様に中空軸平行カルダン駆動となった。カルダン駆動に改造後の各形式の主要諸元は次の通り。各形式共通の数値は冒頭の表を参照のこと。 700系カルダン駆動化後の主要諸元形式デオ710 デオ720 デオ730 主電動機出力 (kW)60 90 92 主電動機形式TDK-818-A TDK-809-A MB-3005-D 駆動方式中空軸平行カルダン駆動 WN駆動 歯車比5.69 6.0 4.71 台車FS-551 KS-70 FS-310 車輪径 (mm)860 860 860 軸距 (mm)2,100 2,100 2,100 自重(t)33.8 34.4 33.8 カルダン駆動化後の台車
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