派生型のクッパ
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「クッパ (ゲームキャラクター)」の記事における「派生型のクッパ」の解説
偽クッパ(青クッパ / クッパ・アオ) 『スーパーマリオブラザーズ2』に登場する青いクッパ。 詳細は「クッパファミリー#偽クッパ」を参照 ベビークッパ(ベビィクッパ)(Baby Bowser) 幼少時代のクッパ。 詳細は「クッパファミリー#ベビークッパ(ベビィクッパ)」を参照 アイアンクッパ(メタルクッパ)(Metal Bowser) 「メカクッパ#派生型」を参照 クッパ???(Bowser???) 『マリオストーリー』に登場したクッパの部下であるノコノコ4人組「ノコブロス」が乗り込んだ、クッパを模した巨大なカラクリのロボット。クッパを模してはいるが炎は吐けないため腕を振り下ろす攻撃しかできない。体内にはピーチ姫の絵が飾られている。 クッパ(着ぐるみ) 『ルイージマンション』でキングテレサが使用したもの。炎を吐き、爆弾を出現させ投擲してくるなどの力を誇り、大きさもルイージの10倍近いものだった。しかし、出入口でもある首の関節部分の調子が悪いらしく、投擲した爆弾が頭部に直撃すると、首が外れて本体であるキングテレサが外部へ引きずり出されてしまう欠点を持つ。 外れた首は浮遊し、口から氷塊を吐き出して攻撃するようになる。その後も、一定時間が経過すると元に戻るが、首が逆方向にくっついてしまうこともあった(キングテレサが弱ると起こりやすくなる)。 ギガクッパ(Giga Bowser) 『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』に登場するオリジナルキャラクター。詳細は「ギガクッパ」の節を参照 新人クッパ(Rookie) 『マリオ&ルイージRPG』で登場。記憶喪失となり、怪盗パーニョに拾われて子分になったクッパ。記憶喪失のため自分の名前が分からず、パーニョからは単に「新人」と呼ばれ、「新人クッパ」という表記はマリオたちの視点から見たもの。泥棒のため顔を隠す青い覆面を付けているが、マリオとルイージには初見で見破られた。パーニョの影響で「-っちょ」としゃべる。後に記憶を取り戻すがその後に高所から落下して気絶し、その間に後述のゲラクッパになってしまう。 英語版の名前は単に「ルーキー(rookie:新人)」である。 ゲラクッパ(Bowletta) 『マリオ&ルイージRPG』で登場。クッパにゲラゲモーナの魂が乗り移ったもの。顔はゲラゲモーナの面影が非常に強く表れており、宿主の意識は一切無い。ゲラゲモーナの魔力によって戦闘能力も飛躍的に向上し、戦闘ではクッパと同じ火炎攻撃のほか、体を黒くした後に流星群を落とすこともできる。 英語版の名称はBowlettaとなっており、クッパの英名"Bowser"とゲラゲモーナの英名"Cackletta"を組み合わせたものである。 ゲドクッパ(Shrowser) 『マリオ&ルイージRPG2』に登場。常に体が紫色に発光し、周囲に紫色の煙を放出している。前述のように図らずもゲドンコ姫(姉)を取り込んだため、攻撃の内容はゲドンコ姫(姉)の行動とシンクロしたものとなっている。前作に比べ意識はわずかにあるが実質、ゲドンコ姫(姉)に操られている。 ほねクッパ(Dry Bowser) 「骨クッパ」と表記されることもある。『New スーパーマリオブラザーズ』で初登場。溶岩に落ちて骨だけになったクッパ。英語版での名称はDry Bowserで、カロンの英名"Dry Bones"が由来である。公式設定では、「生前の意識は無い」とされている。 白骨化したカメのカロンと同じくファイアボールが効かず、マリオの攻撃で倒せるのはコウラマリオのコウラダッシュのみである。かつて、ハンマーを投げていた時と同様のモーションで骨を投げる。他に、炎を吐いたり大きくジャンプしたりするなど元のクッパと同等の能力を持つ。作中でクッパJr.によって壺に投げ入れられ、元のクッパへと復活する。 『マリオカートWii』では重量級の隠しキャラクターとして参戦。悪路での走行の性能及びミニターボの持続時間にやや優れている。この作品からクッパとほねクッパが別人扱いとして登場するようになった他、デザインがやや変更され、目の部分の穴に瞳のような物が発光している。 『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではライバルキャラとして登場し、アドベンチャーツアーズにおいて2回対戦する事になる。またこの作品で初めて台詞が用意された。敗北後はどこかへ逃げる。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』でも再びライバルとして登場し、エピソードモードでは手下のカロンと共にマリオに勝負を挑むも敗北。迂闊にもクッパとエッグマンの計画の事を口走ってしまい、引き上げた。なお、Wii版での対決では初めてアビリティで甲羅の中に入る動作を見せた。 『マリオテニス オープン』(2012年)ではクッパがパワータイプであるのに対し、ほねクッパはディフェンスタイプの隠しキャラクターとして登場し、ディフェンスタイプではワルイージ、ハナチャンに次いで3人目のキャラクターとなる(アドバンスを除く)。敗北するとバラバラになり、まゆげの部分がピクピク動く。 『スーパーマリオ 3Dランド』では、クッパがマリオに倒された後に出現するスペシャルステージの各砦のボスとして登場し、ワールド1ではルイージをさらい、マリオを誘き寄せる。いずれもスイッチを押し、溶岩に落とせば勝利となる。クッパとの能力の違いは口から吐く炎の色が青になっている点のみで、それ以外は攻撃方法なども含めて全てクッパと同様である。スペシャルステージのワールド8の砦をクリア後、ほねクッパは本当のクッパが再びピーチ姫をさらう為の囮であることが判明する。 『New スーパーマリオブラザーズ 2』でもクッパが倒された後に出現するワールドスターのボスとして登場しており、ファイアボールが通用しない、炎の色が青、ハンマーの代わりに骨を投げるなど通常のクッパとは能力にいくつか相違点がある。なお、この作品でもクッパとは別人扱いとなっているが、クッパ同様に溶岩に落とされた後はクッパ7人衆の魔法で巨大化し復活する。 『マリオ&ソニック AT ソチオリンピック』のオールスターチャレンジロードの最終ステージでは乗り物にルージュとともに現れ、マリオとソニックたちに勝負を挑む。なお、ストーリーモードでクッパとほねクッパが対決するのは本作が初めてである。 『マリオパーティ アイランドツアー』ではクッパが待つ最上階への階段を守る番人として登場し、プレイヤーに骨を投げて攻撃する。なお、今作では初めてクッパに名前で呼ばれており、口ぶりからしてほねクッパもクッパの部下のようである。 『マリオパーティ10』では初登場以来となる、クッパと同一人物扱いでの登場。「クッパのファイナルタンクバトル」で、戦車が破壊され投げ出されたクッパが溶岩に沈んだ後、ほねクッパの姿で巨大化して登場する。 『マリオカート8』では有料DLCキャラクターとして登場。重量級で、クッパやワリオ、モートンと並んでもっとも重いグループである。 『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』では裏ワールドのクッパ城のボスとしてクッパの代わりに登場。倒すとアシストキャラクターとして使用可能になる。 『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』ではバトルリングのボスメドレーの隠しボスとして登場。骨や炎で攻撃するほか、異空間からクッパ7人衆を召喚する。 『マリオ&ルイージRPG3 DX』では、メタコロ病を治すサプリ「ガリナールZ」を大量に飲み込んだせいで、瘦せすぎてほねクッパの姿になっている。 巨大ドットクッパ 『スーパーペーパーマリオ』でスーパースターをとると他のキャラクターと同じく巨大なドットクッパに変身。ザコ敵や土管を触れただけでふっ飛ばす。もともと大きいだけあり、巨大化の際も他のキャラクターより大きく描かれている。 ダーククッパ(Dark Bowser) 『マリオ&ルイージRPG3!!!』で登場。キノコタウン地下に封印されていた悪しき力「ダークスター」がクッパのDNA情報を取り込み、クッパそっくりに変化したもの。パワーの半分をゲラコビッツに吸収されていたこともあり、最初は両足が無く不完全な姿だったが、後にゲラコビッツごと残りのパワーを取り戻すことで完全体と化した。 コピーだけあり火炎・パンチなどクッパ自身の技を使う上に、対象を闇の檻に閉じ込めた所に巨大なエネルギー弾を当てる「ダークプリズン」、クッパの部下達を模した暗黒のモンスター達が襲い掛かる「ダークボコスカ」と、ダーククッパ独自の技も編み出す。さらに何度倒されてもすぐに復活してしまう。しかし、ダークゲラコビッツ(ダークスターコア)が心臓の役割を担っているため、これが倒されるとダーククッパも消滅してしまう。 しっぽクッパ(Tail Bowser) 『スーパーマリオ 3Dランド』で登場する。タヌキのしっぽが生えたクッパ。通常のクッパと同じく火球を放ってくるほか、近づくとしっぽを振り回しての攻撃もしてくる。背後に回ると大ジャンプして距離を詰めてくる。奥にあるスイッチを押すと足場が崩落して溶岩に落ち、火傷して出てくる。その際、正体がクリボー(ワールド5ではカメック)がスーパーこのはを使って変身した姿であることがわかる。 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、クッパがスーパーこのはを使用することでタヌキの耳と尻尾が生える。 クッパせつぞう(Bowser Snow Statue) 「ペーパーマリオ スーパーシール」に登場。W4の雪山の崖にどっかりと居座る巨大なクッパ型の雪像。その巨体を生かした踏みつぶし攻撃を行う。雪や氷で体ができているため、炎に弱い。体力が減ると体が小さくなりそれに伴って攻撃力も低下、残り100を切ると中から正体であるボススローマンが出てくる。春が来て解けかけていたスローマンが「解けない大きな体がほしい」と願った結果、願いがロイヤルシールに届けられて体につき、その力でクッパ型の巨大な体になったが、そのロイヤルシールの強大な力に意識を取り込まれて暴走していた。 ドリームクッパ(Dreamy Bowser) 『マリオ&ルイージRPG4 ドリームアドベンチャー』で登場。クッパがドリームストーンの破片を吸い込んだことにより、ドリームストーンの力を得てパワーアップしたもの。体が大きくなり、虹色に輝いている。額や腹にはドリームストーンをあしらったようなものが張り付いている。攻撃もドリームストーンの力で本来のクッパよりも大幅にパワーアップしており、巨体を生かした攻撃を行ったり、ヘイホーひこうていDXや、ドリームクリボー、ドリームボムへい、ドリームパタパタ、ドリームヘイホーといった部下軍団を召喚することもある。こちらからは本体のほか両腕に攻撃できるが、右腕を壊さないと本体への攻撃はガードされる。 ネコクッパ(Meowser) 『スーパーマリオ 3Dワールド』に登場。クッパが最終決戦においてスーパーベルを使用して変身したもの。マリオたちが変身したものと同様に、手足やしっぽがネコをイメージさせるものに変化し、体色が全体的に変わっている。能力はマリオたちが変身するものと同様、壁にしがみついて上り下りすることができるようになっている以外は、炎や引っ掻きなど通常のクッパと同様だが、炎の色が本来のクッパとは異なる。後半戦からは大量の分身でマリオたちを苦しめる。 欧米版での名称は猫の鳴き声「meow」と「Bowser」を組み合わせたものとなっている。 パタクッパ(ParaBowser) 『スーパーマリオメーカー』に登場。羽がついたクッパ。通常のクッパと比べジャンプの滞空時間が長い。 ペーパークッパ 『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』に登場。ペーパー世界のクッパ。ペーパーマリオシリーズのクッパと同じ見た目である。現実世界のクッパとはマリオ打倒のため手を組んでいるものの、互いに出し抜こうとしているため衝突が多い。 クッパ(ドデカクラフト)(Papercraft Bowser) 『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』に登場。クッパを模したペーパークラフトの巨大兵器。炎を吐くことができるが、自身はペーパークラフト故に炎に弱く、何度も炎を浴びると火傷してしばらく動けなくなってしまう。 アーマークッパ(Shiny RoboBowser) 『マリオ&ルイージRPG ペーパーマリオMIX』に登場。ペーパークッパがペーパークッパ軍団を取り込み、それにクッパが融合した形態。クッパがペーパークラフトの鎧(クッパアーマー)を装着した姿になっており、融合によって体が数回り大きくなっている他、鎧で本体が守られているため攻撃して頭部分の鎧を壊さないと本体にダメージが通らない。両腕を大砲や羽に、全身を戦車に変化し、それらを生かした攻撃を仕掛ける他、頭部の鎧があるうちはペーパーマリオのトリオアタックをペーパークラフトハンマーで跳ね返して反撃してくる。鎧はペーパークッパ軍団の融合体であるため、壊れても数ターン後に再度ペーパークッパ軍団が本体に吸収され鎧が再生される。 クロクッパ(Black Bowser) 『ペーパーマリオ カラースプラッシュ』に登場。イロドリタウンのイロドリの泉を見て、甲羅をペンキで塗ろうとして、ほんのいたずら心でペンキを混ぜてしまい、黒ペンキに取り込まれたクッパ。クッパは洗脳されて意識を乗っ取られており、「黒ペンキがクッパの体を通して自我を持ったもの」というべき存在である。この黒ペンキは宿主であるクッパに戻る性質がある。 キャプチャークッパ 『スーパーマリオ オデッセイ』に登場。キャッピーのキャプチャー能力によってマリオに乗り移られたクッパ。見た目はマリオの帽子と髭がつき、目玉もマリオのそれになっている。宿主であるクッパの意識はなく、マリオが操っている。 メガドラゴンクッパ (Megadragon Bowser) 『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』に登場。邪悪な力「バグ」を持つ邪竜「メガドラゴン」に取り込まれたクッパ。クッパがメガドラゴンの巨大な翼(メガドラゴンウィング)を装備した姿になっており、宿主であるクッパの意識はないようである。翼による飛行とクッパの力を組み合わせて行動する。 エスタークッパ(Bowcien) 『マリオテニス エース』に登場。呪われたラケット・エスターを手にした結果、操られたクッパ。メタリック系の色になっている。 さいきょうクッパキング(The Great King Bowser) 『ヨッシークラフトワールド』に登場。ベビィクッパの願い事をもとに、ねがいかなえ太陽の力により生成された、クッパを象った大型メカ。 ビッグベビィクッパ(Mega Baby Bowser) 「ヨッシーアイランド」「ヨッシーNewアイランド」「ヨッシーウールワールド」「ヨッシークラフトワールド」に登場。巨大化したベビィクッパ。 『ヨッシークラフトワールド』では、さいきょうクッパキングを倒した後に、カメックがねがいかなえ太陽を使ってベビィクッパを巨大にしたもので、顔の下に(耐久力)9999と書いてある。 フューリークッパ(Fury Bowser) 『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』に登場。クッパJr.が持つマジックブラシの力で変貌してしまった姿。巨大海獣並みの大きさで、黒いボディをしている。普段はネコの国の中心のネコ湖で甲羅の中に閉じ籠っているが、一定時間が経過すると暴れ出す。フューリークッパが出現中は天候が嵐になり、地形を変化させたり熱光線を吐いて攻撃してくる。一定時間が経過するかネコシャインを取得すると攻撃が止む。各地にある「ギガベル」に触れると巨大化してフューリークッパと戦うことができる。
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