派生型・後継型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 07:37 UTC 版)
「88式地対艦誘導弾」の記事における「派生型・後継型」の解説
88式地対艦誘導弾を基礎に、海上自衛隊向け艦対艦ミサイルの90式艦対艦誘導弾、哨戒機搭載用空対艦ミサイルの91式空対艦誘導弾が開発されている。 また、平成24年度(2012年度)予算から後継システムの12式地対艦誘導弾の取得が開始された。これは防衛省技術研究本部が88式地対艦誘導弾システム(改)として開発を行っていたもので、88式地対艦誘導弾と比べて、目標情報更新能力、目標大小判別能力と指揮統制機能、命中点のばらつき、再装填時間が向上しており、同時弾着精度向上、推力偏向装置付きブースターと垂直発射方式の採用による即応性と陣地選定の自由度向上、地形追随能力の向上が成されたことにより、システムと誘導弾の生存性が高まっている。中間誘導では慣性誘導に加えてGPSでも誘導を行うことができるように改良されている。さらには、ライフサイクルコストの低減が図られている。
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