後継システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 13:31 UTC 版)
「93式近距離地対空誘導弾」の記事における「後継システム」の解説
令和4年(2022年)度より、陸上自衛隊向けの新近距離地対空誘導弾と航空自衛向けの基地防空用地対空誘導弾(改)を開発し、本システムと基地防空用地対空誘導弾の後継とする予定である。開発期間は令和4年(2022年)度から令和8年(2026年)度までで総額54億円である。量的優位を持つ敵方のミサイルなどへの対処能力を向上させるために、小型・低熱源目標抽出技術を確立したうえで、同時多数攻撃対処能力の向上、超低空飛行巡航ミサイルや精密誘導弾や中型UAVへの対処能力の向上、原子力発電所や石油備蓄所などの重要施設防護に資するように空輸による戦略機動性や自立機動性の向上などが図られ、ファミリー化をすることにより誘導弾などのコストも低減させる。
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後継システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 15:33 UTC 版)
「03式中距離地対空誘導弾」の記事における「後継システム」の解説
2010年度(平成22年)から2016年度(平成28年)まで、取得コストを抑制しながら、巡航ミサイル(低空目標)や空対地ミサイル(高速目標)への対処能力を向上させ、ネットワーク交戦能力の向上により防衛範囲を拡大させた「03式中距離地対空誘導弾(改)」(中SAM改)の開発が行われた。中SAM改では低空目標用に窒化ガリウム増幅器を使用した補助レーダーがシステムに追加されているのが特徴である。なお、中SAMで誘導弾を製造していた三菱重工業は中SAM改には参画していない。 2015年夏にアメリカ・ニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル実験場で開発中の03式中距離地対空誘導弾(改)の発射試験を行い、巡航ミサイルを模したターゲットに対し10発を発射、全弾が命中し、アメリカ軍関係者を驚かせた。また、10発うち1発は低高度を超音速で飛翔するGQM-163A コヨーテ超音速標的であった。 平成29年(2017年)度予算で初めて1個中隊分の予算174億円が計上され調達が始まった。開発完了に伴い「03式中距離地対空誘導弾(改善型)」の名称も使われている。 2020年からはイスカンデルのような変則軌道で飛行する弾道ミサイルを迎撃することを目指した中SAM改のさらなる改良型誘導弾の研究を開始する。改良箇所は誘導弾本体と射撃管制装置で3年程度の期間を見込んでいる。さらに高度な改良開発としてレーダーの高出力化などを7年かけて行う構想もある。 発射装置搭載車両 射撃用レーダー装置搭載車両 レーダー信号処理・電源車
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