後継エピソードへの影響
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「ダレク族の誕生」の記事における「後継エピソードへの影響」の解説
「ダヴロス」も参照 「ダレク族の誕生」は完全修正主義を採用する『ドクター・フー』の史上初めての例であるThe Daleks (1963) で明かされたダーレクの起源とは大きく内容が変わっており、当時ダーレクはサール族に似たダル族から進化したとされたが、本作においてダル族はカレド族に変更された。テリー・ネイションも執筆に携わった The Official Doctor Who and the Daleks Book では、The Daleks が「ダレク族の誕生」に続くダーレクの千年戦争の間の出来事であり、The Daleks で登場したダーレクは、崩壊したカレド族の街から避難してダヴロスの生み出したプロトタイプとメモを発見したミュータントの子孫であるとされた。2005年以降の新シリーズの製作総指揮を担うラッセル・T・デイヴィスは、「ダレク族の誕生」でダーレクの破壊をタイムロードが画策したことが新シリーズの根幹であるタイムロードとダーレク間の戦争タイム・ウォーの原因としている。 ダヴロスはデイヴィッド・グッダーソンが演じて Destiny of the Daleks (1979) に再登場し、テリー・モロイが演じてクラシックシリーズの残り3話分に登場した。新シリーズではダヴロスは「盗まれた地球」/「旅の終わり」(2008) で復帰し、ジュリアン・ブリーチが演じた。「魔術師の弟子」(2015) では、将来悪人に育つ子供を殺す権利はあるのかという、4代目ドクターが直面した倫理的問題が踏襲されている。ダヴロスの初期の人生については2006年のオーディオ四部作 I, Davros で取り上げられている。
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