アテルイ‐ツー【アテルイⅡ】
アテルイII
別名:アテルイ2
【英】ATERUI II
アテルイIIとは、国立天文台が運用する天体シミュレーション用の大規模数値計算専用計算機(HPC)である。2018年6月に稼働が開始された。
アテルイIIは、2013年から運用されてきた「アテルイ」の後継システムに位置づけられる。どちらもクレイが構築したスカラ型スパコンである。アテルイIIの処理性能は3ペタフロップス(PFLOPS)を超えており、これは2013年にアテルイが導入された当初の時の約6倍、同システムが2014年にアップグレードされた時点と比べても3倍の理論演算性能を得ていることになる。
アテルイIIは岩手県にある国立天文台水沢キャンパスに設置されており、共用のシミュレータとして用いられる。国立天文台はアテルイIIを「理論天文学の望遠鏡」とも形容している。
参照リンク
新天文学専用コンピュータ「アテルイII」始動 - 国立天文台(NAO)
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