発射方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:48 UTC 版)
ミサイルの発射には複数の方式がある。 航空機発射オンランチャ式 オフランチャ式 パラシュート式 車両発射ブースターロケットモーター式 分離型ブースターロケットモーター式 無反動ガス発生装置式 艦船発射ブースターロケットモーター式 分離型ブースターロケットモーター式 潜水艦ガス発生装置式 圧縮空気式 地下サイロブースターロケットモーター式 圧縮空気式 人間分離型ブースターロケットモーター式 無反動ガス発生装置式
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発射方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 20:43 UTC 版)
「ハープーン (ミサイル)」の記事における「発射方式」の解説
ミサイルは先端の尖った円柱形であり、中央部後寄りに4枚の安定翼、胴体末尾に4枚の小型誘導翼がある。 空中発射型は航空機から切り離されると、そのままサステナーのターボジェットエンジンに点火され飛行する。一方、潜水艦発射型と艦船発射型は、ともに固体燃料ロケットエンジンのブースターを装備しており、約7秒間ブースターによって加速された後にブースターを切り離し、初期速度を得た後にターボジェット・サステナーによる飛行に切り替わる。翼は発射後に展開される。艦船発射型は、通常は円筒形のキャニスターに収容され、連装ないし4連装の発射機に架されて搭載されるが、Mk.13 単装ミサイル発射機やアスロック用の8連装発射機からの運用も可能である。潜水艦発射型は専用のカプセルに入れられ魚雷発射管から発射される。海面にカプセルが到達すると、そこからミサイル本体が飛翔を開始する。 また、艦船発射型を地上発射型に改良した派生型も存在しており、デンマーク海軍と韓国陸軍が運用している。 航空機(A-4 スカイホーク)の胴体下ハードポイントに搭載されたAGM-84 ハープーン。空中発射型のため、尾部に固体燃料ブースターを装備していない。 RGM-84 ハープーンのキャニスター。ハープーンの格納庫であり、発射機も兼ねる。 海面から飛翔を開始するUGM-84 ハープーン。吹き飛ばされたカプセルのキャップが画像左上に映り込んでいる。画像は固体燃料ブースターによる加速中のもので、この後尾部のブースターを切り離してターボジェットによる巡航に移行する。 デンマーク海軍の地上発射型ハープーン発射器。RGM-84のキャニスターを大型トラックに搭載したもの。
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発射方式
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サイロにおけるミサイル発射方式については、ホットローンチ方式とコールドローンチ方式がある。アトラスFやタイタンIなどの初期のホットローンチ方式は、推進剤の充填を行ってから地表までミサイルを移動させ発射する方式であった。その後の即応性を高めたホットローンチ方式では、ミサイルサイロ内でミサイルのロケットエンジンに点火される。そのため、サイロ内部が高温のロケットエンジンの排気に晒されて損傷・破壊される。 コールドローンチは高圧ガス(水蒸気等)によりミサイルをサイロ外へ射出し、サイロ外の一定の高度に到達した時点でエンジンを点火する方式である。この方式であれば、サイロは高熱に晒されることも無く、ミサイル発射後も機能に問題を生じず、迅速な再利用が可能とされていた。アメリカではピースキーパーがコールドローンチ方式である。
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発射方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 03:43 UTC 版)
無反動砲の発射方式には、発射する主砲弾と同じ運動エネルギーを持つカウンターマス/カウンターウエイトと呼ばれる重量物を後方に射出して反動を相殺するデイビス式と、発射ガスを後方に高速で噴出させて反動を相殺するクルップ式、バーニー式、クロムスキット式、および、ソビエト連邦で開発された通称“クルチェフスキー砲”とドイツの"Düsenkanone"がある。 デイビス式は“イギリス式”、クルップ式には“ドイツ式”、クロムスキット式には“アメリカ式”の通称もある。これはそれぞれの方式が初めて用いられた火砲を開発、装備、運用した国に由来している。 なお、ガス噴射式の無反動砲や対戦車擲弾発射器の中には、閉鎖器に尾栓がなく、薬莢底の構造とノズルのみで反動を軽減する構造のものがあるが、これらは基本的には作動形式としてはクルップ式に分類される。しかし、例えば前述のパンツァーファウストとその発展型であるソビエトのRPG-2/-7は、クルップ式の特徴である噴射孔のある尾栓も、それに相当する薬莢底にあたる部分もなく、発射薬がそのまま燃焼して発射筒の後方に噴出するのみで、むしろ後述のクルチェフスキー砲(ガスを後方に噴射するが作動原理や構造としてはデイビス式に準じる)に近いものである。これらの他にも、第二次世界大戦後に各国で開発されたガス噴射式の無反動砲は、作動原理はクルップ式に準じていても構造は独自のものが多くあり、一概にクルップ式とは言い難いものが多い。しかし、発射薬の燃焼ガスを利用して反動を相殺する方式を確立させたのがクルップ社であることから、第二次世界大戦後の分類としてはクロムスキット式やバーニー式(バーニー砲)のような特筆すべき薬室構造を持たないガス噴出式の無反動砲は、総じて“クルップ式”と呼称/分類されることが通例である。
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