発射手順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 00:47 UTC 版)
発射可能にするには、まず安全装置を解除し、装填ハンドルを手前に引いて遊底(ボルト)を後退位置に固定し、装填ハンドルを前に押し出し、安全装置を掛ける。その後で給弾カバーを開き、給弾トレイに弾薬ベルトを載せる。給弾カバーを閉じれば全装填状態となり、安全装置を解除すれば発射可能となる。給弾カバーを閉じたまま、弾帯の初弾を給弾口に押し込み、その後で装填ハンドルを操作する方法でも装填可能である。 射撃が終わったあと、携行のためM240の弾薬を除去するためには、上記の要領で遊底を後退位置に固定し、安全装置を掛ける。給弾カバーを開け、もし給弾ベルトが残っていれば給弾トレイから外し、弾薬が薬室に残っていないかどうか、給弾トレイと遊底の前面を目視で確認する。トレイ上に給弾リンクや空薬莢が残っていれば撤去する。 ごく稀なケースではあるが、もしも遊底の先端に実包が見えた場合は、清掃用ロッドか堅いものでゆっくり叩きながら実包を取り外す。もし薬室に実包が残っている場合、かつ、銃身が過熱している場合には、射手は給弾カバーが開けられた銃の機関部を直視しないように顔を背け、発射薬が暴発した(コックオフ)場合の被害が最低限にとどまるよう銃身を安全な方向に向け、可能であれば銃身がじゅうぶんに冷えるのを待ってから実包を取り外す。あるいは給弾カバーを閉じて安全装置を解除し、銃を安全な方向へ向け、トリガーを操作して薬室内の残弾を空撃ちするという非常手段もある。
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発射手順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/29 01:23 UTC 版)
「12インチ グリボーバル臼砲」の記事における「発射手順」の解説
組み立てと設置には15人がかりで6時間を要し、1発撃つのに5人がかりで30分を要した。 1. 砲身内部を掃除する。 2. 棒を使ってテコの原理で砲身を垂直に起こす。 3. 射程に応じた所定量の火薬を入れる。 4. 砲弾を持ち上げて垂直になっている砲身に上から装填する。72kgもある砲弾は一人では持ち上がらないので砲弾についているフックを利用して担ぎ棒を使用して四人がかりで持ち上げて装填する。 砲身を所定の角度へ戻して照準調整を行う、角度の測定は砲口に角度計を当てて測定する。 導火線に着火して発射。
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