愛天使を巡る運命の少年たちとは? わかりやすく解説

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愛天使を巡る運命の少年たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 04:47 UTC 版)

愛天使伝説ウェディングピーチ」の記事における「愛天使を巡る運命の少年たち」の解説

以下の少年たちは遠い将来において愛天使たちと結ばれる運命を持つ。 風摩 ようすけ(ふうま ようすけ) / ヴィエント 声 - 上田祐司 / 少年期 - 池澤春菜 1982年10月31日生まれ血液型O型趣味サッカーサッカー試合観戦。得意教科数学聖花園学園中等部に通うももこの同級生サッカー部所属サッカー部でのポジションゴールキーパー補欠だが、その実力は優秀でプロ選手シュート顔面受け止めるという犠牲覚悟で防ぐほど。後にレギュラー選手となる。普段真面目ながらも茶目っ気のある性格だが、指輪奪われ戦意喪失していたももこを救うためにアクエルダに対し自ら立ち向かうなど、正義感の強い健気な心の持ち主。 自らの危機に際して異様な力を発揮することがあり、愛天使悪魔族当惑させる。ももこの弱点を突く手段としてプリュイにさらわれた際、ピーチ正体がももこであることを知ったが、プリュイとの戦い終えた後にアフロディーテによって愛天使悪魔に関する記憶消される終盤でその正体悪魔族中でも最強といわれる風魔族(アニメ版ではラファール族)の血を引く戦士ヴィエント」であることが明らかになり、ももこを苦しませ、愛天使たちを苦境へと追い込むこととなった属性理由問わず怒り憎悪ウェーブ高めることによって悪魔化する。 ももことの関係は、サッカー試合取材に来たももこのことをたびたび「ももピー」、「ももフグ」と呼んでからかって対立ばかり繰り返していたが、そんな彼女のことが気になっており、終盤においてももこの方彼の想い悟り相思相愛へとつながっていった。原作版の設定 母親同居している設定となっており、母親仕事休みの日には、よく買い物に連れまわされている。また母子家庭であるがゆえに自身と母を置き去りにした父親に対しては(父を全面的に信じている母親の手前、何も言わないものの)屈折した猜疑心付きまとっていた。が、ようすけの母親の父親対す愛情確かなものであり、これが「ようすけ母親」「母親父親(ウラガーノ)」による「風摩家の家族愛」がピーチ信じる「ようすけへの愛」の根底支えるというシチュエーション生じさせ、物語テーマ深みを増す重要なファクターともなった悪魔界戻っていた父ウラガーノが、ももこたちを襲撃する姿を目の当たりにした上、傍目から見れば家族捨てた」ようにしか見えないウラガーノのこれまでの行動対す感情鬱屈から、自らの憎悪ウェーブ燃え上がらせた(ウラガーノの挑発乗ってしまった)結果として、ももこの目の前で悪魔族として覚醒覚醒直後悪魔界に連れて行かれて父と自身出自教えられる同時に覚醒した自身の姿に怯えたももこの姿を突きつけられて絶望地上人としてのプライド捨てて父ウラガーノの言いなりとなり愛天使抹殺受諾する。 後にヴィエントよりも先回りして愛天使たちを倒そうとするポタモスの前に出現しウェディングピーチを殺すのはほかならぬ自分自身であると、ポタモスとももこに対して宣言これをもって悪魔界忠誠誓いレインデビラへの謁見を父ウラガーノに再三要求するうになる。このことによってももこは一時的ではあるが自律失い人事不省陥った。 ところが、後にレインデビラに忠誠誓った一連の行動は「他の悪魔族牽制して愛天使と戦う存在自分自身のみに限定させること」と「レインデビラと一対一であいまみえて戦い全て終わらせること」と「自分愛してしまったももこの立場を、天使たちの中で危険なものにしないこと」という目的のために敷いた自らを犠牲悪者)にしてでも、ももこを守るためのブラフであったことが明らかとなった。 しかし、ももこはそれらのブラフ見抜けぬまでも、ようすけ一途に信じようすけものなら憎悪すらも受け入れと言い切ったために、ようすけ自身もそれを受け入れ、共に最終決戦へと臨むこととなる。 ラスト10年後)ではももこと結婚するアニメ版の設定 アニメ版では母親海外留学しており、一人暮らし幼い頃船員であった父親から「お守り」として鈴を託されている。その父親海難事故亡くなっており、一家の生活は父の遺産よるもの大きい。ただし、父親の死に関しては(事故という理由もあって)謎がつきまとっている。 後に、その正体察知したレインデビラによって放たれ悪魔カチューシャから、憎悪ウェーブ強制注入されて、ヴィエントへとムリヤリ覚醒させられ愛天使達と「セント・サムシング・フォー」を狙おうとする強制的な変身であったため、これを解いた後は関連記憶一時的に失っていた。ヴィエントに変身後は、剣を武器自身が持つウェーブブルー色の光線放つ。 後にセレーソの力とピーチのラブリーオペラシオンタンピートによりようすけ意識覚醒しヴィエントの体から悪のウェーブ飛び散る。このことによって自身正体を知ることになり絶望孤立してももこを避けていたが、変わらぬももこの優しさ心を打たれ良心に従って最終的に協力約束する。父から託された鈴のお守りによって、現世に遺された父の残留思念邂逅果たし、父より告げられ悪魔界真実(本来は悪魔界弱肉強食向きが強いとはいえ力のヒエラルキー順守し平和な世界であったことと、レインデビラがそのバランス崩して悪魔界ムリヤリ支配していること)を知らされ改めてレインデビラを倒すことを決意最終決戦にてももことの愛を強め、レインデビラ打倒成功する。レインデビラとの戦い終えた後、アフロディーテからヴィエントとしての記憶消され、再び地上人として生きるうになる柳葉 和也やなぎば かずや) / リモーネ 声 - 三木眞一郎 聖花園学園中等部サッカー部部長務めるエースストライカーの美少年中学3年生礼儀正しくに対して口調は丁寧で、その凛々しさ冷静さから女子生徒から大変人気があるが、そのことについては奥手で、内心悩んでいる模様。ももこたちには「君」付け呼んでいる。ももこ達新聞部彼に憧れており、彼をターゲットに女としての争いをすることもしばしば。 その正体愛天使たちと「セント・サムシング・フォー」を探索するために降臨してきた天使リモーネであり、愛天使たちが窮地に陥れば、助けに向かう大事な存在初期はももこやひなぎくたちのピンチを救うためにたびたび登場して愛天使たちと共に戦っていたが、中盤からは天使としての任務女神アフロディーテの下で活動することが多くなった。悪魔ペトラーに苦戦していた愛天使たちを助けに来た際、ペトラーが出した消滅の渦に巻き込まれアフロディーテ間一髪救われる不運に天使リモーネとしての記憶失ってしまい、一時はゆりにショック与えてしまったが、後に彼女の想い彼の天使としての記憶を甦らせ、復活。レインデビラとの決戦苦境立っていた愛天使たちのもとへ間一髪救い現れ悪魔族打倒貢献した。 ゆりとは、天使リリィ前世における運命の恋人であったため、現代のエンジェルリリィ/谷間ゆりをその転生体と知ってからは恋へと発展するお互い親しくなったのは遅いが、その関係は充実しており、彼自身もゆりのことを「真の恋人」だと認識している。 原作ラスト10年後)ではゆりと結婚するたくろう(あまの たくろう声 - 山口勝平 聖花園学園中等部に通う天才少年で、ひなぎく幼馴染頭脳明晰聖花園学園一、成績優秀だ高慢なところがあり、自身よりレベルの低い者に対して見下してしまう癖がある(本人悪気がないため余計たちが悪く見られることも)。反面極度運動音痴鉄棒逆上がりは足を上げるだけで精一杯であるため、その部分コンプレックス持っている上記悪癖は、このコンプレックスの裏返しよるもの)。優柔不断で気の弱い臆病者だが、ここ一番という時に周囲驚かせるほどの勇気見せる。また、本質は人を害する事などできないお人好し心優しい少年臆病さ優柔不断は、この本質裏目に出ているがゆえのこと)で、時に利用されている立場であるイグニスやポタモスに対してすら彼なりに心配したり、図らずも敵対する羽目になったももこやひなぎくに対しても、なんとか互いが傷つくことなく穏便に済ませられないかを考えたりと、本来は状況巻き込まれ振り回されている力なき一般人という立場であるにもかかわらず天使悪魔と言った相手対するには貧弱限られているはずの自身知恵頑張って絞り出し様々なアクション起こそうとする。 ひなぎくとは、原作ではそのまま名前で呼び幼い頃は「ひなちゃん」と呼んでいた。アニメではひなぎくのことは「ひなこ」と呼ぶ。後にひなぎくに対して、その想いをきちんと告白しており、一方でひなぎく最終決戦直前告白受け入れ返事行っている。アニメでは恋愛に関して鈍感に描かれひなぎくとは「友達以上恋人未満」の関係で留まっていた。 原作ラスト10年後)ではひなぎく結婚する。 ももことは、最初成績悪さ落ち込むももこを見下していたが、彼女の優しさ気づきようすけ親しい彼女に屈折した想い寄せていた。しかしその後イグニスの死から素直になり、ももこに対す想いようすけに譲る。 前述鉄棒の件で他者笑われた屈辱憎しみ原因悪魔族イグニス体内占領されてしまうが、性格上乗取ったはずのイグニスにあきれられ、ほとんど彼の尻拭い務めていた。ハロウィンの日に愛天使たちが狙われた際、イグニスから貰った自分の思う者に変身することが可能な石を使ってウェディングピーチ装い、ポタモスの出現時に子供たち目前であった愛天使たちのために時間稼ぎをするが、敢え無く敗退(その上、その回のピーチ決めゼリフ奪った)。イグニス死後彼の遺した腕輪携帯して愛天使たち、特にひなぎく支え善き理解者となる。 アニメ準備稿においてはプリュイの正体もしくはその転生)として初期設定されていたが、企画が進むに連れてその設定雲散霧消してしまった。名字「雨」文字使われていること や、原作において物語開始時出ず、プリュイと入れ替わるように登場しているのは、いわばその名残でもある。 ディーン・バトラー 原作番外編『スカーレット・ラブ』に登場バスケット得意なアメリカ少年スカーレット幼馴染で元クラスメート。 とても西海岸的な性格のため、ノリ軽く万事において調子がいい自分思いを全く隠そうとせずに突撃する、よく言えばオープン悪く言えば厚かましい性格。しかも生来ノリ軽さ調子良さから、アピール激烈にノリオンリーの軽いモノになってしまうため、その想いスカーレットには届き難く、しかも「真剣ではない」と誤解されて彼女の神経逆撫でしまくる結果となってしまう。 口の軽さとは裏腹にスカーレットへの想いは真剣そのもので、「セント・サムシング・ニュー」の影響によって天使記憶目覚めたスカーレット変化真っ先気付いた人物でもあった。一方で事態深刻さにも気付き余計なことはせずにそっと見守ろう考える「待つ強さ」や「度量深さ」を持つ少年でもある。そして、スカーレット再会した時に一目で彼女の「悩み解決した事実気付いて喜んだそのことスカーレットの心を開かせるきっかけとなる。 ラスト10年後)ではスカーレット結婚する苗字由来スカーレットと同様『風と共に去りぬ』からきている。実はスカーレット原作漫画先行による設定違いのために使えなくなった設定ストーリー代替として登場したキャラクター。そのため、原作のみのキャラクターであり、アニメでは登場しない

※この「愛天使を巡る運命の少年たち」の解説は、「愛天使伝説ウェディングピーチ」の解説の一部です。
「愛天使を巡る運命の少年たち」を含む「愛天使伝説ウェディングピーチ」の記事については、「愛天使伝説ウェディングピーチ」の概要を参照ください。

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