ヴィクトルスタルヒンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 球技関係者 > 野球の関係者 > 日本の野球選手 > ヴィクトルスタルヒンの意味・解説 

スタルヒン【Victor Starukhin】

読み方:すたるひん

1916〜1957]日本のプロ野球創成期名投手ロシア生まれ革命追われ1917年北海道に移住巨人軍などで投手として活躍し通算303勝をあげた。


ヴィクトル・スタルヒン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/22 01:31 UTC 版)

ヴィクトル・コンスタンチーノヴィチ・スタルヒンロシア語: Виктор Константинович Старухин, ラテン文字転写: Viktor Konstantinovič Starukhin; 英語: Victor Starffin1916年5月1日 - 1957年1月12日)は、昭和期前半のプロ野球選手投手)。ロシア帝国生まれ、北海道育ち。戦時中に、須田 博(すだ ひろし)に改名した。


注釈

  1. ^ これはのちにも外交史料館に残されている当時の取り調べ記録に、「母トトモニ一般ヨリ同情ヲ受ケ居レリ」と記載されている。
  2. ^ 鈴木以外は移籍経験があるが、金田・米田・別所は300勝まで同一チーム(ただし別所は100勝到達前に移籍)、小山は200勝目と300勝目が同一チームだった
  3. ^ なお、1941年は戦前に日本ゼネラル・モータースが操業していた最後の年であるが、同社の日本におけるノックダウン生産は1939年にはほぼ停止していたため、スタルヒンのシボレーは大東亜戦争開戦前夜に輸入された車両であるとみられる。
  4. ^ 1969年廃止。現在の東急バス「三宿」停留所に相当。
  5. ^ 日本初の野球場への個人名使用。『野球がパスポートだった〜ヴィクトル・スタルヒン』
  6. ^ 父親の父称(名と姓の間に置かれる。男性の場合は「父親の名+ヴィチ」で作る)は、この欄にはローマ字で Fedrovich(フョードロヴィチ、正しくは Fedorovich または Fyodorovich ←Фёдорович)と書かれていたが、Wikipedia ロシア語版「ヴィクトル・スタルヒン」Виктор Старухинでは「フェドートヴィチ」(Федотович/Fedotovich)と書かれている(2021年6月2日現在)。「ノート」参照。
  7. ^ 英語式表記ではジョージ(George)だが、ロシア語式表記ではゲオルギー(Георгий)となる。
  8. ^ 勝率1位はスタルヒンの.833(15勝3敗)だったが、最高勝率のタイトルは.789(30勝8敗)の森弘太郎が獲得。

出典

  1. ^ プロ野球在籍者名簿 す NPB.jp
  2. ^ a b c 『プロ野球を創った名選手・異色選手400人』16頁
  3. ^ a b 『報知グラフ 別冊 巨人軍栄光の40年』195頁
  4. ^ a b NHK「こだわり人物伝
  5. ^ a b c d ナターシャ・スタルヒン著「ロシアから来たエース」(PHP文庫)
  6. ^ 『巨怪伝 正力松太郎と影武者たちの一世紀』(文藝春秋、1994年)
  7. ^ a b c 日本プロ野球偉人伝vol1 スタルヒン ベースボールマガジン社 2013年10月
  8. ^ 『豪球列伝-プロ野球不滅のヒーローたち』109頁
  9. ^ 『豪球列伝-プロ野球不滅のヒーローたち』110頁
  10. ^ 『巨人軍5000勝の記憶』p.12
  11. ^ 『プロ野球データブック'84』(宇佐美徹也著、講談社文庫、1984年)p.421
  12. ^ 『プロ野球記録大鑑』823頁
  13. ^ 『宇佐美徹也の記録 巨人軍65年』30頁
  14. ^ a b 『プロ野球 騒動その舞台裏』296頁
  15. ^ 『戦火に消えた幻のエース―巨人軍・広瀬習一の生涯』21頁
  16. ^ 『戦火に消えた幻のエース―巨人軍・広瀬習一の生涯』166頁
  17. ^ 『球団消滅―幻の優勝チーム・ロビンスと田村駒治郎』115頁
  18. ^ 『プロ野球記録大鑑』486頁
  19. ^ 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』72頁
  20. ^ 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』91頁
  21. ^ 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』118頁
  22. ^ 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』117頁
  23. ^ 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』147頁
  24. ^ 『豪球列伝-プロ野球不滅のヒーローたち』111頁
  25. ^ 【1月12日】1957年(昭32) 初の300勝投手スタルヒン、ナゾの交通事故 - スポニチ
  26. ^ a b 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』173頁
  27. ^ 【1月12日】1957年(昭32) 初の300勝投手スタルヒン、ナゾの交通事故 - スポニチ
  28. ^ 大投手スタルヒン、交通事故死【1957年1月12日】 - 野球 - 週刊ベースボールONLINE
  29. ^ 1941 Chevrolet Special Deluxe - StartingGrid
  30. ^ 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』172頁
  31. ^ a b c d ヴィクトル・スタルヒン 歴史が眠る多磨霊園
  32. ^ 一般社団法人 横手市観光推進機構 「ヴィクトル・スタルヒンの墓」
  33. ^ 野茂氏と同じく殿堂“一発合格”スタルヒン氏の壮絶野球人生 - スポニチ
  34. ^ 『巨人軍の男たち』23頁
  35. ^ 日本プロ野球偉人伝1934~40編
  36. ^ 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』110-111頁
  37. ^ 『プロ野球記録大鑑』615頁
  38. ^ 『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』116頁
  39. ^ a b c d e f g h i j Victor Starffin Peter C Bjarkman, Society for American Baseball Research
  40. ^ a b c d e プレミアムカフェ選 プレミアム8 「野球がパスポートだった〜ヴィクトル・スタルヒン」 NHKアーカイブス
  41. ^ 巨人軍孤高のエース、ヴィクトル・スタルヒン投手。謎の死など波乱万丈な生涯が切ない 小学館、Warakuweb、2020.07.07
  42. ^ 『巨人軍を憎んだ男 V・スタルヒンと日本野球』(牛島秀彦著、福武文庫、1991年)p21
  43. ^ 母校野球部に半生を捧げる 甲陽学院同窓会、『甲陽だより』第66号、平成14年7月31日、p11
  44. ^ 『巨人軍を憎んだ男 V・スタルヒンと日本野球』(牛島秀彦著、福武文庫、1991年)p202
  45. ^ a b 『巨人軍を憎んだ男 V・スタルヒンと日本野球』(牛島秀彦著、福武文庫、1991年)p226
  46. ^ きっかけは「スタルヒン」 北海道と秋田で育つ新たな絆 朝日新聞、2017年9月3日
  47. ^ 郷土図書室  本のちょっと ホットアイあきた(通巻392号) 1995年(平成7年) 3月1日
  48. ^ 文学者から見た東北文化 高橋義雄の足跡西木正明東北電力みちのくホームページライブラリー、1997年3月
  49. ^ マガジンハウス; 平凡出版株式会社; 凡人社 (東京都京橋区) (1960-09). 平凡. 東京: マガジンハウス. https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000146305-00 
  50. ^ 地球は引きうけた - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇”. テレビドラマデータベース. 2021年7月31日閲覧。
  51. ^ “スタルヒン長女ナターシャさんが始球式 生誕100周年”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2016年6月8日). https://mainichi.jp/articles/20160608/k00/00m/050/073000c 2016年6月18日閲覧。 
  52. ^ 理事長あいさつ 一般社団法人 日本ホリスティックニュートリション協会
  53. ^ 高橋レナ音楽事務所 高橋レナさん 雄物川町出身 あきた(通巻212号) 1980年(昭和55年) 1月1日
  54. ^ 『日本のなかのロシア ロシア文化と交流史跡を訪ねる』長塚英雄、東洋書店、2005、p53
  55. ^ 『プロ野球記録大鑑』815頁
  56. ^ a b 『プロ野球記録大鑑』825頁
  57. ^ https://npb.jp/bis/history/ssp_w.html
  58. ^ 『プロ野球記録大鑑』809頁
  59. ^ 『プロ野球記録大鑑』773頁
  60. ^ 『プロ野球記録大鑑』757頁
  61. ^ a b 『プロ野球記録大鑑』838頁
  62. ^ 『プロ野球記録大鑑』813頁
  63. ^ https://npb.jp/history/alltime/milestones_win_100.html
  64. ^ https://npb.jp/history/alltime/milestones_win_200.html
  65. ^ 凍れる瞳(読み)シバレルヒトミ コトバンク
  66. ^ プレミアムカフェ』(NHK BSプレミアム)2016年5月2日放送分にて、郭源治出演『きょうの料理』と併せて再放送。


「ヴィクトル・スタルヒン」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ヴィクトルスタルヒンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヴィクトルスタルヒンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヴィクトル・スタルヒン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS