筒井修とは? わかりやすく解説

つつい‐おさむ〔つつゐをさむ〕【筒井修】

読み方:つついおさむ

19171990プロ野球選手審判員香川生まれ昭和11年1936巨人入団するが、第二次大戦での負傷により引退戦後審判員となり、3000試合出場第1号となる。


筒井修

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/24 13:52 UTC 版)

筒井 修
基本情報
国籍 日本
出身地 香川県善通寺市
生年月日 1917年10月12日
没年月日 (1990-11-03) 1990年11月3日(73歳没)
身長
体重
173 cm
64 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手
プロ入り 1936年
初出場 1936年7月1日
最終出場 1941年9月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
野球殿堂(日本)
殿堂表彰者
選出年 1991年
選出方法 競技者表彰

筒井 修(つつい おさむ、1917年10月12日 - 1990年11月3日)は、香川県善通寺市生まれのプロ野球選手プロ野球審判員

経歴

1931年松山商業学校に入学。松山商では遊撃手で4番を打ち、1935年第21回全国中等学校優勝野球大会では、中心打者として母校を優勝に導く。この事が東京巨人軍関係者の目に留まり、翌1936年に巨人に入団。背番号は7

巨人では内野の全ポジションで起用されるなどユーティリティプレイヤーとして活躍したほか、4番にも名を連ねるなど、1936年のチームの優勝(公式戦初代覇者)にも貢献するが、1937年のプレーオフ直前に召集され退団。1941年に復員してチームに合流するも、選手としてプレーしたのはこの年が最後。2度目の応召を受け、手榴弾の暴発により左手の親指以外の指を失い、選手生命を絶たれる。

これを機に、プロ野球審判員になることを決意。1948年日本野球連盟の審判部に入局したが、翌年の暮れに2リーグ制に移行すると、セントラル・リーグの審判部に転籍。審判部では関西地区に所属し、1961年から1975年までは審判部の関西主任を務めた。

オールスターゲーム日本シリーズには第1回からジャッジし、公式戦では記憶に残る優勝決定試合に立会い、1971年9月2日阪神広島戦で、審判としては2番目の通算3000試合出場を達成。1リーグ時代からの審判では最も長く現役を務めるが(最も長く在籍したのは島秀之助審判だが、専任指導員時代が長いため現役としては長くない)、1977年に引退した。審判員としての通算試合出場数は3451(歴代5位)、オールスターゲーム10回、日本シリーズ17回(ともに歴代2位)。

1990年11月3日死去。73歳没。死去の翌年、1991年に競技者表彰で野球殿堂入りしている。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1936春夏 巨人 7 29 23 2 5 1 0 0 6 3 1 -- 0 -- 5 -- 1 5 -- .217 .379 .261 .640
1936 24 99 79 16 17 5 3 0 28 5 7 -- 1 -- 19 -- 0 15 -- .215 .367 .354 .721
1937 53 216 181 21 35 10 0 0 45 14 7 -- 3 -- 30 -- 2 27 -- .193 .315 .249 .564
1937 45 204 167 28 44 7 2 2 61 23 10 -- 2 -- 31 -- 4 12 -- .263 .391 .365 .756
1941 30 75 67 5 17 2 0 0 19 6 3 -- 2 -- 6 -- 0 2 -- .254 .315 .384 .699
通算:5年 159 623 517 72 118 25 5 2 159 51 28 -- 8 -- 91 -- 7 61 -- .228 .351 .308 .659

表彰

背番号

  • 7(1936年 - 1937年、1941年)

関連項目

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「筒井修」の関連用語

筒井修のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



筒井修のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの筒井修 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS