マイメロディのお友達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 02:09 UTC 版)
「おねがいマイメロディの登場キャラクター・マリーランドの人々」の記事における「マイメロディのお友達」の解説
フラット 声 - 三浦香 水色のネズミの少年。身長はマイメロの半分ぐらいで、耳が大きい。好物はポップコーンで自前のポップコーンメーカーを持つ。特技は前歯で噛り付き。必殺技はメロディ・マークを張られたときに使えるマリーランド拳法「究極奥義 レインボー拳」。あまり文字が読めないが、人間の読める文字で手紙を書ける。使命感のないマイメロをサポートする面においては常識だが、他人の恋を唆す一面がある。 マイメロが好きで一番の仲良し。マイメロの役に立ちたく、メロディ・マークを付けられる役を買って出るが、マイペースのマイメロに振り回されることが多い。パパと同様、自分の言葉をマイメロには伝えていないようでマイメロが、「チャレンジャーな男の子って好き」と言ったことを聞き、動揺している。 マイメロを探しているところを駆に捕まり、駆の住むマンションに連れ込まれ、そのまま居候している。魔法を使えないが、「ポップコーンを100個食べると使える」と駆に嘘をついていた。床に敷き布団代わりに座布団を置き、その上で靴下を寝袋にして寝ている。部屋にあるテレビゲームで遊び、ゲームの腕前はマイメロを簡単にあしらうほど。歌に告白できない駆をまだるっこく思い、無理矢理告白するように急がせ、勝手がましく駆本人に代わって歌に愛のメッセージを送ろうとすることがある。 『おねがいマイメロディ』ではクロミたちの逃亡幇助について、マイメロの潔白をピアノちゃんと主張したが、「証拠」の意味が解らなかったため、マイメロの人間界行きが決定する。自分の傘を使いマイメロママのお使いでキッチンを届け、王様や大臣の命でマイメロを監視するため人間界にやってきた。人間の夢を守りかつ早くマリーランドに帰る案として、「クロミ捕まえたほうが楽だ」とマイメロに助言したが無視される。その後はマイメロに協力し続けていたが、駆と下校中にクロミとバクが柊邸に入る姿を見つけ、二人の関係に疑問を抱く。駆と柊邸を監視し、クロミとバクが柊邸から飛び出していく姿を確認すると潜入する。警備隊に追跡され、偶然飛び込んだ部屋にいた歌に事実を伝えるが、その確かな証拠も無く、恵一を信じる歌には信じてもらえなかった。その後も一人で恵一の監視を続け、偶然音楽室でクロミとバクと奪われたメロディ・ヴァイオリンを弾く恵一を見つけ、ダークパワーの精の恐ろしい話を聞いてしまう。王様に報告し、ノダの証言で恵一とクロミに関係があることが証明された。 『くるくるシャッフル』第1話で再登場、本格的な活躍は第3話から。魔法騒動後マリーランドに帰らず、再び駆の家で居候になる。第14話でパパからフラットくん型の携帯電話(尻尾と同じストラップ付)を送ってもらった。「クロミたちは空を飛ぶから、テレビ塔頂上から監視するのがいい」と提案し実行、無警戒のクロミたちを追跡し、充填のために柊家に入っていく姿を見つけ、夢野歌へ連絡し、歌に尋ねられたセバスタンがクロミのいることを喋ったことから、潤の部屋に踏み込む。そして、潤がメロディ・キーにエネルギー充填している現場を見て、充填者が誰であるか探しだした。 『すっきり♪』第8話で再登場。この時は黒音符に取り憑かれてプンプン化し、街を混乱に陥れた。第28話で初めて召喚されるが、歌っているだけで全く活躍していない。 『きららっ★』では、マリーランドの生徒として登場。パパにデート術をしこまれていて、フランス語を少し話せる(が、使い方がおかしい)。マイメロにメロディ・マークを付けられ、巻き髭を生やした「ムッシュフラット」という怪しい姿になり、恋愛論を激しく演説した。それに煽られた歌のクラスメイトの間に複数のカップルが成立した。以来度々、愛の伝道師と化したが、特に原因が無かったため、フラットくんの地であると判明。駆と歌をカップルにするため、駆へアドバイスしたりラブレターを代筆で出そうとしたりしているが、一度も成功していない。森内の初デートにもアドバイスをしている。自分もマイメロに気持ちを伝えきれていない不器用な青年だが、自分への応用は出来ていない。 フラットのパパ 声 - 江原正士 フラットくんのパパ。栗色の髪の毛で巻き髭を生やし、白色のスーツを着て、紫色のサングラスをかける。尻尾のリボンは赤色。語尾は「セボーン。アバンチュール」などフランス語。夢野歌の誕生パーティに招かれた際に、駆に人間界で息子がお世話になっていることのお礼を述べた。 不器用な駆の姿に、自分の若いときにマイメロのママへの切ない初恋を思い出す。昔からダンディだった訳ではなく、駆のように自分の気持ちを伝えられない不器用な青年だったらしい。その経験から、苦しい恋をする青年を助ける「ラブマスター」になろうと決心した。フラットくんもパパのこの教育を受けている。 悪夢魔法で駆に告白したいと膨らむ心を収めるために、お助けキャラとして王様と共に登場。馬役の王様に跨る騎士となり、必殺「マロニエの樹の下で君にジュッテームラブアロー」と巨大化させたピンク色の矢で、小暮の大きく膨らんだ心を射抜いた。 ピアノちゃん(ひつじさん) 声 - 竹内順子 体毛がピンク色の羊の少女。マリーランドのマイメロの友達で幼馴染。マイメロより体が少し小さい。普段はマリーランドでくまくん達と遊び、王様達のお供をしてゴルフのキャディ役を務めている。 『おねがいマイメロディ』の放送開始時点では、名前が無く「ひつじさん」と呼ばれていた。2005年にいちご新聞の読者公募で「ピアノちゃん」という名前が決定し、作中ではりねずみくんから紹介された。マイメロもそれ以降は「ピアノちゃん」と呼ぶ。 甘えん坊で天真爛漫、そして毒舌であり、美紀やフラットなどを軽々と傷つける。美紀が作詞でスランプになったときに頭をハッキリできるように、ゴマ煎餅をさし入れ、もっと頭がハッキリするように、クロマグロを獲る怪力の持ち主。恐ろしい願いごとがあり、それを聞いたバコは震え上がった。外国との巨大プロジェクト並みの仕事を任された事があり、数時間で仕事を終わらせた。実は怒ると物凄く恐い。 「あっぱめぇ〜!!」「ぽきゅる〜」としか喋れないが、マイメロやクロミは、美紀と対決したピアノちゃんがポエムを喋っていると分かっていることから通じている。人間には言葉が通じていないが、美紀や審査委員長など一部の特別な感覚がある人には分かる。 特技はポエムで、「夢ヶ丘新聞主催交通安全強化月間ポエム」の新人賞を飛び入りで受賞し、美紀を脅かすライバルになっている。その後、ポエムを書き溜めたノートを持参しポエム勝負に来たが、書く文字は渦巻状態の記号にしか見えない。美紀が監督する学園祭のお芝居では、美紀と喧嘩するぐらい台本や演技に厳しい意見を出した。 マイメロとは違い、キーボードを上手に弾けるので、ドリームパワーの曲が完成すると、平等院の髪型で演奏した。 他にも、自分が羊である特性を活かし、フラットを魔法にかけるため、目の前で何度も柵を飛び越え、眠らせることができ、自分自身も瞬時に眠ることができる。 ヌイグルミだがクロールで泳げる。その力を活かし海で体の数倍以上もするクロマグロを、素手で掴まえた。 マイメロにアイテムを届け、マイメロの魔法対決に協力するために時々人間界に来ている。バクが柊恵一の夢を溢れさせたときに、マリーランドが総力を挙げて事態を収拾するための一員として来たときは、溢れた夢の中で地球大に巨大化し、人々を驚かせた。 はりねずみくん 声 - 沢城みゆき 自称「ハリー」。のんびりな性格。マリーランドのマイメロの友達。第一期の1話では普通の住人として背景のみで登場するが、それ以降はこの作品における進行・解説役を担当する。言葉の最後に「です」をよく付ける。 マイメロやクロミたちの魔法対決で、関係ない周りの人まで巻き込んだ場合、対決が終わった後に騒動を収束させるため、「コロリ」と前回りすることで騒動を忘れさせることができる。一見するとただの前転だが、ドリアン大臣曰く「でんぐり返し道五十六段の究極技」であり、心得のない者には真似できない。 ダークパワーに世界が侵食されようとしたときも元に戻すために転がろうとするが、転がりきる前にダーちゃんが放った雷で気絶させられ、阻止できなかった。 『くるくるシャッフル』では、ダーちゃんに風邪をうつされてしまう。さらに、その際にしたくしゃみによって今までコロリで忘れさせていた人々の記憶が戻るという事態が起きた。ダーちゃんの雷で気絶させられるが、その後、マイメロのピンク音符の力で風邪は治る。コロリを再開したが、病み上がりのため不完全であり夢ヶ丘市の住人たちは記憶が残ったままとなってしまった。 魔法騒動以外でもコロリでなかったことにすることができるため、山本の不甲斐無さを目の当たりにし涙を流し、小暮の歌への告白をなかったことにしようとする。 『きららっ★』では進行・解説役を降り、マリーランドの学校の生徒の一人として登場している。本編中では長い間不登校していた模様である。背中のトゲはダイヤよりも硬くまた鋭い為、学校では自分のせいで周りが大怪我をしないようにマイメロ達との直接的な接触や交流は避けていたが、彼の悩みを知ったフラットくん達と改めて友情を分かち合った。 クマくん 声 - 中村恵子 マリーランドのマイメロの友達。力持ちで食いしん坊だが、気弱で女の子っぽい。語尾に「〜くま」をつける。クロミの料理のまずさで泣き出す。マイメロたちと同じ傘を持っている。マイペースで、フットサルの試合中に空腹でバナナを食べてしまうが、地面に放置した皮でクロミのシュートを阻止し、一応お助けキャラの役割は果たした。配慮に欠けた発言や行動が目立つ。 リスくん 声 - 山田茉莉 マリーランドのマイメロの友達。大人気ない駆の独楽回しに負けて泣かされる。マイメロたちと同じ傘を持っている。『くるくるシャッフル』第47話で初召喚されるが、現れてすぐバクに倒されほとんど活躍できないまま退場した。『きららっ★』では影の薄さをネタにされることが多い。後に、ある事が気になると夜も眠れなくなったり、口笛を吹くのが上手かったり、キャンプの作法に手慣れていたりと器用な一面を見せている。 ライオン先輩 声 - 岩崎征実 マイメロやクロミ達がマリーランドの学校に通っていたときの先輩。二人にとって憧れ(初恋)の人。クロミに自首させる目的で人間界に来る。二人を呼び出すため事前に「人間界を案内してほしい」というメールを携帯電話へ送り(二人はデートと思っていた)、タンポポ型の気球に乗って来た。泳ぐことができる。 シマウマ先生 声 - 下崎紘史 マイメロの通うマリーランドの学校の先生。何事にも「白黒」をはっきりさせるように生徒を養成するのがモットーである。はっきりしない者には後ろ蹴りの制裁を加える。『すっきり♪』までは回想シーンのみの登場で、マリーランドが主な舞台となった『きららっ★』で正式登場した。
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