トロン一家とは? わかりやすく解説

トロン一家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 17:54 UTC 版)

遊☆戯☆王ZEXAL」の記事における「トロン一家」の解説

トロン / バイロン・アークライト 声 - 國立幸バイロン時の声 - 根本泰彦 一家家長であり、Vたち三兄弟父親右手赤色紋章を持つ。幼い子供容姿をしており、身長体格ハルトと同じ程。鉄仮面失った顔を隠している。アストラル目視することが出来数少ない人物でもある。 使用デッキは【紋章】。使用ナンバーズは「No.8 紋章王ゲノム・ヘリター」と「No.69 紋章神(ゴッド・メダリオン)コート・オブ・アームズ」。 かつては先史遺産研究者として、Vとともに異世界研究を行うDr.フェイカーの助手務めていた。彼を天才慕って深い友情抱き、フェイカーを献身的に支え続けていたが、ハルトを救わんとするフェイカーの裏切りによって異世界への扉を開くための生贄にされてしまう。 その後バリアン世界現実世界狭間彷徨う内に体が縮んでゆき、ついに幼い子供の姿へと変化しさらには顔の左半分失った。しかし、裏切られ憎しみを糧に生き延びた末、バリアン世界住人助けられ現実世界帰還果たした。そして、自らを「トロン」と名乗ってフェイカーへの復讐向けて動き出す。フェイカーと同じく、自らも三人の息子たちと共にナンバーズ集めている。 本来は息子たち暖かく見守る心優しき父親だったが、トロンとなってからは目的のためには手段を選ばない冷酷かつ無慈悲な性格へと変貌し狂気の一面を持つようになった異世界バリアン世界住人助けられたことは恩義感じており、自分以外には唯一信じる者と呼ぶ。彼の使うさまざまな特殊な力はバリアン世界由来しており、アストラル世界の力には干渉されないデュエルの腕に関して一流であり、並大抵デュエリストでは束になっても倒すことができないまた、デュエル倒した相手の魂や記憶奪っている。 かねてから凌牙をフェイカーを倒すための刺客仕立て上げようと画策し、そのためにIV差し向け、妹の璃緒をIVデュエル中使用させた魔法カード「炎獄の祝福」の効果実体化意識不明重体追い込んだ。だが、IVにはカード効果実体化することを説明していなかった。 Dr.フェイカーへの復讐のために息子たちと共にWDC出場し本選まで進む。予選中に再びIVを凌牙に差し向けて出場させるようにし、IIIに「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」を渡させた。また、ハルト誘拐して紋章の力による儀式彼の能力全て奪ったその際ハルト意識潜り込んで一体化することにも成功したWDC決勝予選では、3人がかりでデュエル挑んできたガルシア・パンサー、ベルリマン・サカタ、ノスフェラトゥ中島対し苦戦する様子もなく一度破っている。 準々決勝では、ドロワデュエルした。ドロワフィールド魔法組み合わせたコンボ戦術苦戦したが、「No.8 紋章王ゲノム・ヘリター」の効果でそれを崩して勝利し紋章の力でドロワからカイトへの愛情記憶奪ったIVと凌牙の対決ではホログラムとなって割って入っていき、言葉巧みIVや凌牙を翻弄する。そして凌牙に憎しみを抱かせ、「CNo.32 海咬龍シャーク・ドレイク・バイス」を誕生するキッカケ与える。 準々決勝後の夜に凌牙を紋章の力で取り込み自身の駒にした。準決勝における遊馬と凌牙のデュエルでは、洗脳した凌牙がデュエル有利に進めたが、遊馬の策により正気取り戻し、自らのライフを0にして敗北の道を選んだ。凌牙の敗北後、事が自分思い通りに進まなかったことで、遊馬に対して激し怒り見せた準決勝では、カイトデュエル行ったハルト意識潜り込んで一体化していたことを利用しハルトの顔でデュエル行ったりするなど数々挑発行ってカイト激怒させ、心理的動揺誘った怒りの力を蓄積したことにより、真の切り札「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」を召喚し、「超銀河眼の光子龍」の連続攻撃効果奪い圧倒して破ったその際ライフが0になったカイトに対してさらなる攻撃行ったが、ハルトによって防がれた。デュエル後、カイト所持していたナンバーズ全てと魂を奪い、「まずい復讐だったよ」と言い放った決勝戦では、遊馬、アストラルデュエル行ったデュエル中、遊馬に「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」との力の差は圧倒的であり勝利を諦めるように言ったが、遊馬から「みんな(V、IVIIIは)信じてたんだ!あんたがいつか元に戻ってくれるって!」「どうしてあんたは帰ってきたとき、あいつら優しくしてやらなかったんだよ!どうして復讐なんてくだらないこと、やりはじめちまったんだよ!」と涙ながらに言い返され家族との記憶思い出して一瞬揺らいだその後ZEXAL化した遊馬とアストラルとの激し戦いの末、彼らのライフ50にまで削り、「爆風紋章(バースト・メダリオン)」のターン終了時に与え効果ダメージ敗北寸前まで追い詰めた。だが、遊馬たちがその効果戻した2体のゼアルウェポンで新たなゼアルウェポン「獣王獅子武装」をエクシーズ召喚してホープレイに装備したことで、「No.69 紋章神コート・オブ・アームズ」の効果無効化されたうえ、攻撃力半分にされたことで敗北した敗北した直後、フェイカーの策略により、ナンバーズ全て回収されスフィア・フィールド取り込まれてしまう。だが、身を呈して自分助けようとする遊馬の、ひいてはかつて自分救おうとした際の一馬言動感化され彼のデュエル自分復讐先にあることを実感し改心したまた、自分が遊馬や一馬のように生きることができなかったことを後悔しカイト息子たちを含む奪ってきた魂すべてを解放したスフィア・フィールド吸収される際、息子たちとの記憶思い出し、「許してくれ、みんな。今度忘れないあの頃を…」、と息子たち謝罪したその後、フェイカーの敗北によってスフィア・フィールドから再び解放され崩れる塔からフェイカー・遊馬・カイト最後の力で救出したその際にフェイカーからの謝罪受け入れ、再びフェイカーを友と呼んで和解した。遊馬とカイトデュエル息子たちと共に観戦しカイト自身デュエル取り戻すところを確認したが、結果見ず去っていった。 『II』ではデュエルはしなかったが、息子たち紋章の力を分け与え現実世界アストラル世界バリアン世界との融合始まった際には一馬と共に融合遅らせた決着後はVと共にDr.フェイカーのラボ戻り異世界研究再開した。 なお、アストラルは遊馬とのデュエル後、ヌメロン・コードを使用してバリアン七皇らを復活しているが、トロン容姿バイロンの頃には戻らなかった。IVの顔の傷もまた元に戻っていないことから、過去そのもの書き換えというわけでないようである。 最終話では、アストラル世界発生した問題解決するため、一家引き連れて遊馬達とともにアストラル世界へと旅立った一人称「僕」「私」。 V(ブイ) / クリストファー・アークライト 声 - 山本匠馬 一家長男20歳。額に青色紋章を持つ。アストラル目測によると身長185cm、体重70kg前後宇宙関連した名を持つ機械族モンスター構成され惑星デッキ使用。他には「奈落」と名の付く魔法・罠カード使用する使用ナンバーズは「No.9 天蓋ダイソン・スフィア」。 愛称クリスクール落ち着いた性格だが、父であるトロンへの非礼に対しては弟であっても怒り見せる。かつては父と共にDr.フェイカーの助手務めており、自分たちを裏切ったDr.フェイカーに強い憎しみ抱いている。 父・バイロン消息を絶った後、まだ幼かった弟たち施設預けられ自身真相を知るためにフェイカーの元に残ったカイトハルト兄弟弟たち面影重ねカイトデュエル師匠になり、カイトからも慕われていたが、フェイカーの裏切りを知った後、カイトに何も告げず去っていった。 WDCでは、本選まで進んだ予選中、ハルト力を得ようとするトロンの命により、その迎え装ってハルトさらったWDC準々決勝にてカイト闘うデュエル途中現れた遊馬に、かつて父・一馬巻き込んだトロンDr.フェイカーの因縁話しトロン自分たち兄弟の父であると打ち明けたデュエルではカイトのプレイングを次々と読んでダイソン・スフィア効果活用してカイト追い詰めていく。しかし、カイト自身知らないカード未来へ想い」を父とのわだかまり越えて使用したことにより形勢逆転される。自らを倒したカイト成長喜び和解した後、IIIの眠る部屋で共に眠りにつくトロン敗北後、魂を解放されたことで目醒めたWDC終結後は遊馬とカイト対戦見守りつつ、家族と共に去って行った。 『II』では彼を中心にアストラル世界バリアン世界研究をしており、トロン紋章の力が封じ込められブレスレットと、人間にも使用可能なランクアップマジックのカード開発したバリアン七皇人間世界へ侵攻の際は、IIIと共にミザエルと対戦。「No.9」をランクアップさせた「CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア」の効果ダメージライフを0にする一歩手前まで追い詰めたが、ミザエルのカオスナンバーズによって敗北しIIIとともに消滅したナッシュ敗北により復活し、遊馬とアストラルデュエル見守るその後トロンと共にDr.フェイカーのラボ戻り異世界研究再開した最終話では、アストラル世界発生した問題解決するため、遊馬達とともにアストラル世界へと旅立った一人称「私」だが、初回登場時の「俺」使用していた。 IVフォー) / トーマス・アークライト 声 - 細谷佳正幼少時の声 - 古城望 一家次男17歳。右手紫色紋章を持つ。また、右目から頬にかけて大きな十字の傷がある。 使用デッキ人形モチーフとした【ギミック・パペット】。使用ナンバーズは「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」・「No.40 ギミック・パペット-ヘブンズ・ストリングス」・「No.88 ギミック・パペット-デステニー・レオ」の3体。 西洋の剣をモチーフにしたデュエルディスク使用するデュエル極東エリアチャンピオンであり、か数々大会で優勝した実力者でもあって、ファンが多い。 普段紳士的な態度取っているが、陰では「ファンサービス」と称してデュエル他人痛めつけ絶望させることを喜びとする冷酷無慈悲なサディスト。しかし、家族へ愛情強く、また父のために非道な行いをしてきたと語るなど、その冷酷さが本来のものではないと伺わせる場面もある。 かつて凌牙と全国大会決勝戦戦い故意に不正を促しデュエル表舞台から追放した張本人。さらにその際、凌牙を精神的に追い詰めるため、彼の妹である璃緒にデュエル仕掛け実体化したカード効果により大怪我を負わせた。ただし、トロンから渡され魔法カード効力実体化することは知らされておらず、また右目の傷も彼女を助ける際にできたものである。璃緒をかろうじて救出した際に現れトロンに対しては、「トロン!」と怒りあらわにしている。 WDC予選では、ファンサービス一環として鉄男等々力デュエルした。デュエル中、「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」の効果で彼ら二人徹底的に痛めつけ、さらにはライフが0になった二人に対して攻撃を行うなど非情な一面見せたトロンハルト誘拐し、遊馬とカイト奪還しに来た際には、IIIとともにタッグデュエル行ったデュエル中、カイト罵倒して挑発続けたが、ライフを削ろうとした際に遊馬が妨害したことに激怒し怒りのあまり「ムカつくぜテメェら!!俺のサービスことごとく拒否りやがって!なんで俺に気持ちよくデュエルさせねぇんだ!俺はお前たち苦しむ姿を見てたいんだよ!」と言い放ったその後ハルト苦しむ姿を中継するなどしてカイト追い詰めたが、カイト得た新たな力である「超銀河眼の光子龍」の連続攻撃により敗北したWDC本選にて、凌牙とデュエルした。トロンに凌牙より自分の方が復讐者として優れていることを証明しよう躍起になり、「No.88 ギミック・パペット-ディステニー・レオ」の特殊勝利条件追い詰めた。だが、新たな力「CNo.32」を手に入れた凌牙に逆転負け喫する。凌牙にはデュエル後、璃緒を傷つけたことなど今まで行い詫び、父を救ってくれるよう頼み眠りにつくWDC決勝にてトロン敗北しトロンが魂を解放したことで目醒めたWDC終結後、遊馬とカイトデュエル見守りつつ、家族と共にハートランドシティを後にした。 『II』では璃緒の入院する病院訪れたところで遊馬たちと再会。毒に侵され神代兄妹を救うために凌牙の前に現れクラゲ先輩相手どりタッグデュエル行い巧み連携勝利したデュエル中、かつて璃緒を傷つけたことは自身の顔の傷とともに一生背負っていくものであり、そして遊馬と凌牙のおかげで家族取り戻すことができた、と述べた。 凌牙と璃緒がバリアンとして覚醒した際には、友として凌牙を取り戻すべく、ナッシュとなった凌牙とデュエル行った。Vが作ったRUM アージェント・カオス・フォース」でかつての3枚ナンバーズランクアップさせた「CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラー」・「CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス」・「CNo.88 ギミック・パペット-ディザスター・レオ」で挑み、ディザスター・レオの特殊勝利条件勝利を目前にしたが、一歩及ばず敗れる。しかし、ナッシュ本心気づき唯一友と認めた凌牙とのデュエル満足しながら消滅したナッシュ敗北により復活し、遊馬とアストラルデュエル見守るその後大会にも出場している。 最終話では、アストラル世界発生した問題解決するため、遊馬達とともにアストラル世界へと旅立った一人称「俺」だが、紳士的態度取っていた時は「私」「僕」使用していた。 IIIスリー) / ミハエル・アークライト 声 - 池田恭祐幼少時の声 - 大室佳奈 一家三男15歳左手緑色紋章を持つ。中性的容姿をしている。 使用デッキは【先史遺産】。使用ナンバーズは「No.33 先史遺産超兵器マシュマック」と「No.6 先史遺産アトランタル」。 羽をモチーフにしたデュエルディスク使用する。 かつて父親研究していた先史遺産オーパーツ)が大好き。真面目で謙虚な性格だが、一方で勝負熱くなる負けず嫌いな一面も持つ。トロン考え忠実に従うが、誰かを傷つけたり追い詰めるに対して罪悪感抱いており、トロンハルト苦しめる姿には目を背けようとしていた。 WDC予選では、凌駕デュエルし、一進一退の末に敗北したその際トロンの命により凌駕に「No.32 海咬龍シャーク・ドレイク」を渡している。 トロンハルト誘拐し、遊馬とカイト奪還しに来た際には、IVとともにタッグデュエル行ったIVハルト苦しむ姿を中継しときには少々やりすぎだと諫めたが、IVからは「お前は俺たち味わった苦しみ忘れたのか!」と一蹴された。結局カイトの「超銀河眼の光子龍」の連続攻撃により敗北したが、自身カイト敗北したではなく仲間を守るために自らを犠牲にする遊馬の強さ負けたのである実感したその後タッグデュエル自分とIV倒した遊馬の強さ秘密を知るために単身接触を図る。昼食を共にした際、彼の強さ根底にある物が「仲間家族との絆」であることを知るも、自分の家族は彼とは違うという結論達し、遊馬を倒すべく一対一でのデュエル申し込んだ。 遊馬とのデュエルでは、トロンから与えられ危険な力を躊躇なく使い、遊馬から「かっとビング」を奪う等、冷酷な戦いぶり見せた。だが、世界破滅させかねないカードアンゴル・モア」の発動きっかけ自分過ち悟り、遊馬とアストラルに自らを倒させた。デュエル後、「最初で最後友達」である遊馬に自分の家族を救ってくれるように頼み眠りにつくWDC決勝にてトロン敗北し、魂が解放されたことで目を覚ましたWDC終結後、遊馬とカイトデュエル見守りつつ、遊馬との再会を望む言葉つぶやきながら、家族と共に去って行った。 『II』ではVを中心にアストラル世界バリアン世界研究をしていた。その中で遊馬がアストラル失ったことを知り、その支えになるためにVが開発したトロン紋章の力が封じ込められブレスレットを身に着け、遊馬の仲間として再び遊馬の前に姿を現し、遊馬から「マシュマック」と「アトランタル」を受け取りタッグデュエル行い勝利するバリアン七皇人間世界へ侵攻の際は、Vと共にミザエルと対戦「No.6」ランクアップさせた「CNo.6 先史遺産-カオス・アトランタル」で「No.107 銀河眼の時空竜」を奪い、さらにミザエルのライフを1にまで削るが、カオスナンバーズによって敗北し、Vとともに消滅したナッシュ敗北により復活し、遊馬とアストラルデュエル見守るその後は遊馬と同じハートランド学園通っている。 最終話では、アストラル世界発生した問題解決するため、遊馬達とともにアストラル世界へと旅立った最終話除きハートランド学園生徒ではなかったが、一部エンディングアニメーション等で同校制服着ている描写があり、114話では遊馬の家に泊まり着替えがなかった為に遊馬の制服借りる形で本編でも着用した

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