セラフィムとウォッチャーズ・ネストの人々とは? わかりやすく解説

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セラフィムとウォッチャーズ・ネストの人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/20 07:13 UTC 版)

ダイバージェンス・イヴの登場人物」の記事における「セラフィムとウォッチャーズ・ネストの人々」の解説

ライアー・フォン・エルティアナ 声:木内レイコ 出身ドイツ 年齢29歳 身長:168cm スリーサイズ:B94・W59・H88 セラフィムのコマンド・リーダーを務め女性気さくな人柄部下からの信頼は厚い。 しかし、三十路迎えようとしていながら未だに独身で、何度もお見合い繰り返しているもののことごとく失敗しており、恋愛面においては悲惨な私生活送っている。 その事もあってか結婚願望強く本人曰く結婚するまで死ねるか」との事。階級大尉司令部転属後に少佐に昇進)。 みさきから「馬のような食べっぷり」と形容される程の大食漢で、あまり美味ではないとされる宇宙食も平気で何皿も平らげてしまう。 パイロットとして力量常人離れしており、彼女がいなければセラフィム早々崩壊していたかもしれないとされる程。 最年少参謀として司令部転属する事になり、それを受けて彼女の代替要員候補として選ばれたのがみさき達である。アニメ エクソダスの後は、殉職した部下実家に自ら遺品届け10年後に再開され惑星移民計画恒星間宇宙船船長に就任、再びウォッチャーズ・ネストへと向かう。 到着した時点で既に60年(但し、他2名の乗員交代起きるため、ライアー自身感じていた時間20年)もの時間流れていたが、再びみさきと再会を果たす。 改変後の世界では、ケスラープロジェクトの13人目被験者ライアーとなっている。 ただし、彼女のインテグラルシステムへの適応度の高さや、常人離れしたパイロット能力改変前後の世界では変わらないちなみにライアー幼少時に関する話は本作では語られていない)。 『みさきクロニクル』では、彼女の視点物語が進む事も多く作品第二キーパーソンとも言える小説 アニメ異なりライアー自身がみさき達の訓練監督務めている。みさき達候補生が皆自分より若い女性だった事に対す嫉妬もあり、当初はあまり快く思っていなかったが、訓練課し任務を共にこなすうちに、次第彼女ら部下として認めるようになる度重なるグール襲来により量子障壁展開するレーザーポストが損傷したため、強化インテグラルシステム使用するが、その影響幾度も人事不省に陥ってしまう事もあった。エクソダスから10年後、恒星間宇宙船船長に就任副長務めキリと共に、再びウォッチャーズ・ネスト目指し旅立つ第1巻冒頭では、彼女がまだ新米士官だった頃のエピソード描かれている。 コトコ-01/コトコ-02 声:松来未祐 スリーサイズ:B65・W42・H67(コトコ-01身長:135cm(コトコ-01)/146cm(コトコ-02) ※コトコ-00は154cm セラフィム配属のサポートアンドロイド。「コトコ」とは、「コトコ・タイプ」という対テロ戦用を意識した少女アンドロイド通称名予備戦闘員という扱いではあるが、人間以上身体能力持ち、特に、重火器使用した射撃能力優れる。 また、破壊されてもメモリーが無事であれば修復が可能。性格仮想人格)は無邪気で、言動人間少女と殆ど変わらない。 『ダイバージェンス・イヴ終盤で、グールとの戦闘により破壊されてしまったが、『みさきクロニクル』ではバージョンアップしたコトコ-02として登場している。 尚、コトコ-02コトコ-01仮想人格記憶データ受け継いでいるが、ボディフレームから新調されている。 過去に、「コトコ-00」というタイプ存在するが、製造から間もないため、人間模倣したしぐさや感情表現組み込まれていない小説では、戦闘破壊されなかったため、コトコ-01のままである。 プリム・スノーライト 声:佐藤利奈 出身スウェーデン 年齢18歳 身長:159cm スリーサイズ:B104・W57・H90 4つ博士号所持する才媛少女コンピュータより正確な論理導き出すセラフィムブレーンだが、反面運動能力極端に低い。 セラフィム内では特殊な位置配置されており、技術部主任研究員の他、医務局インテグラルシステム調整に関する直接責任者務めている。 ルブラン片腕存在で、ケスラー・プロジェクトの被験者であるみさきの研究行っている。階級少尉遺伝子操作によって生まれたデザイナーズ・チルドレンで、自身の持つ能力もそれによるものあるらしい。 実は後天的な影響でどれだけ差を生じるかを検証するためルブラン同一遺伝子から作り出され個体であり、ルブラン遺伝上のと言える存在グール遺伝子持たないため、自分の事を不完全な存在だと思っており、グール遺伝子を持つみさきが未来を見届ける事を希望している。 みさきをモルモットとして扱う事に対し次第その事葛藤罪悪感同情抱き始めルブラン服従する事を止めよう決意するアニメ ルブラン野望阻止すべくヴェルンスにエクソダス・プロジェクトを提案するが、ルブランその事利用されてしまう。 しかし、とっさに機転利かせインテグラルシステム同期エクソダス発動後は行方不明となっていた。 その後、再び現れウォッチャーズ・ネストから、インテグラル・システムを介してライアー達にみさきの居場所教える。 システム長時間同期していたため、助け出された時は昏睡状態となっており、メディカルルームで休ませられていたが、コトコー02によって再びシステム同期ルブランに強い精神的干渉与え、その隙にみさきに彼を攻撃させたが、その際に脳に強い反動を受け死亡した改変後の世界では生存こそはしているものの、ネストには派遣されていないしかしながら、ケスラー・プロジェクトには関わっているらしく、ルブラン(ジャラベール)に付き従っている。小説 ルブラン逆らえない自分葛藤する姿が本編よりも深く描かれている。ルブラン遺伝上の兄妹関係にある事については言及されていない。 エクソダス・プロジェクトが発動する中、一人ネスト留まり精神体と化したルブラン野望阻止したが、脱出はせず、そのままネストで死を迎えた。 ジャン・リュック・ルブラン 声:子安武人 出身フランス 年齢35歳 身長:182cm ウォッチャーズ・ネスト技術主任で、実質上、ウォッチャーズ・ネスト内の主要な部門を陰で支配している人物軍における階級少佐。 常に冷静沈着性格持ち主で、それゆえ周囲の人物苛立たせる事もある。 グール異常なまでの執着示しており、そのためにみさきを利用している。 電子出版化(この世界書籍大部分電子メディア出版されている)が望めない危険な研究記録秘蔵本の類を所持するプリム以外にも公式・非公式問わず多数部下協力者存在しており、作中でも、その一人思われる人物連絡とっている姿が描かれている。 本名をジャラベールと言い、公式に遺伝子工学専攻するアルケミー重要人物として記録されている。 そのため、目立つ事を避ける必要から「ルブラン」という架空の人物成りすましている。実は遺伝子操作によってどこまで理想的な個体迫れるかという実験一環として、無数の遺伝子の中から優れた遺伝情報持った部分だけ寄せ集めた遺伝子を基に生まれた人為的な天才」。 実験体として生み出され純粋に研究対象してみなされてきたその過去は、現在のルブラン性格多大な影響与えており、人間を「在来種」と呼ぶところに、その片鱗伺える。 しかし、卵子提供者という以上の母という存在持たず育ったため、自分の母を神にも等し英知考えており、その偶像として自室置かれモニュメントを「ママ」と呼び崇拝するなど奇妙な一面も持つ。 みさきを通してグールから宇宙全ての知識を得る事が真の目的。つまりグール同一レベル存在になる事で、神の知識とも呼ぶべきものを得ようとしていた。 しかし獲得できたのはその知識断片であり、入り口にあたるものでしかなかった。アニメ エクソダスの際に死亡したかと思われたが、実際情報奔流によって傷を負ったものの生存しており、身体の一部サイボーグ化していた。 『みさきクロニクル』にてコンピュータ人格記憶転写した、自身分身呼べ存在ウォッチャーズ・ネストクルー達の前にモニターを介して度々登場している。 これは再び多量情報流入した時、同じ失敗繰りかえさないよう、情報量に耐えられるもう一人自分用意する必要があったためである。 プリムとみさきにより肉体を失うが、あらかじめ作成していた同位生命体によって変容化する。しかし、最終的に倒されてしまう。 グールによりあらゆる知識を得ると同時にグール侵食によって宇宙消し去ってしまう事を望んでいた。 改変後の世界では本名である「ジャラベール」として活動しており、ケスラープロジェクトにも携わっているが、改変前のように歪んだ野望抱いているような素振り見せていない。小説 ストーリー上で不要判断されたためか、マザコン一面については言及されていないグール猛攻により窮地に立たされたヴェルンスに、エクソダス計画提案するが、実はそれは自身グールの力を手に入れるための利用手段に過ぎなかった。 計画発動の際に、自分精神強化インテグラルシステム移し、みさきの精神侵入しようとするものの、一人ウォッチャーズネストに留まっていプリムによって阻止されてしまう。 ウォルフガング・ヴェルンス 声:沢木郁也 ウォッチャーズ・ネスト防衛部統合参謀部司令、すなわち基地軍事部門における最高司令官階級中佐厳格な性格だが、部下戦地へ送り犠牲にする事に対して心を痛め感情的な一面併せ持っている最高司令官という立場ではあるが、ウォッチャーズ・ネスト内の主要部門実権握っていたのはルブランであり、彼に傀儡としてしか見なされていなかった。 ルーク・ウォーカー 声:大友龍三郎 みさき達セラフィム候補生訓練監督務め鬼教官階級軍曹セラフィム隊員の選抜は非常に特殊なプロセス行われているため、地球での予備課程らみさき達の教官務めていた。 最終的に教え子であったみさき達がセラフィム配属された事により、立場逆転してしまった(候補生全員少尉任官されたため)が、それまで厳し態度とは異なり彼女ら敬語を使うなど、軍人気質持ち主女性の涙が苦手らしい。 ブリジット・ユン 声:渡辺明乃 セラフィム隊員務め女性で、階級中尉。主にランパート・キャリアの操縦担当している。 小説版にも同名の人物登場するが、こちらは管制官務め軍曹叩き上げ下士官で、ルクサンドラの対グールシミュレーター担当した。 アゼベド 声:鈴村健一 セラフィム男性隊員で、階級大尉(「魂の解体新書ダイバージェンス・イヴ』」での表記作中クレジットでは中尉)。 小説版ではキリ所属する隊の中隊長務める。 モロゾフ 声:室園丈裕 ウォッチャーズ・ネスト数理理論主任軍部アルケミーからは中立的立場をとっており、ウォッチャーズ・ネストオブザーバー存在小説では天文主任となっているが、オブザーバー立場共通している。 ノデラ 声:鈴村健一 ウォッチャーズ・ネスト技術開発主任務め男性ライアー地球降下する際には、小規模量子障壁展開する銃など様々なツール開発携わっている。 司令室オペレーター担当している百田凜に気があったらしく、密かにアプローチ掛けていた模様。 その甲斐あってか、エクソダス・プロジェクト発動の後に彼女と結婚し一人女児もうけている。 百田凜(ももだ りん) 声:川崎恵理子 ウォッチャーズ・ネスト司令室オペレーター。 エクソダス・プロジェクト発動後、ノデラとの間に女児授かっている。 「魂の解体新書ダイバージェンス・イヴ』」では、趣味料理であるもののその腕前殺人的で、本人には自覚がないという裏設定明かされている。 コムリー・ロートブラット 声:渡辺明乃 ウォッチャーズ・ネスト医務局員。セラフィム隊員及び候補生メディカルチェック担当している。 アリス・ポーリング 声:松来未祐 コムリー部下普段軍服だが、たまにナース服を着用している。

※この「セラフィムとウォッチャーズ・ネストの人々」の解説は、「ダイバージェンス・イヴの登場人物」の解説の一部です。
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