セラフィムの歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/17 01:33 UTC 版)
聖三祝文はイザヤ書(イサイヤの預言書)6章3節で、六翼(りくよく)の天使セラフィムが歌う言葉が原型になっているとされる。「勇毅(ゆうき…力強いの意)」「常生(じょうせい…常に生きるの意)」といった神の属性が聖書で示されている言葉と「我等を憐れめよ」の言葉とが加えられ構成されている。 聖なる哉(せいなるかな)、聖なる哉、聖なる哉、主サワオフ、其の光榮は全地に満つ。 — 『イサイヤの預言書』6章3節(正教会の祭日經・迎接祭のパレミヤ) この歌は聖体礼儀中のアナフォラと呼ばれる聖変化の場面でも歌われる。西方教会のサンクトゥスに相当する。 この歌が歌われている場面に描かれているセラフィムの姿が、輔祭が着用するオラリの形状に反映されているとされる。
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