ジャングルの王者ターちゃん ジャングルの王者ターちゃんの概要

ジャングルの王者ターちゃん

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本来の表記は「ジャングルの王者ターちゃん♡」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。
ジャングルの王者
ターちゃん♡
ジャンル ギャグ漫画格闘漫画少年漫画
漫画
作者 徳弘正也
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス デラックス
発表期間 1988年15号 - 1990年26号
巻数 7巻
漫画:新ジャングルの王者ターちゃん♡
作者 徳弘正也
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 1990年27号 - 1995年18号
巻数 20巻
アニメ
監督 難波日登志
シリーズ構成 鳥海尽三
キャラクターデザイン 工藤裕加、西野理恵
音楽 山田直毅、鈴木豪
アニメーション制作 グループ・タック
製作 テレビ東京読売広告社アミューズ
放送局 テレビ東京系列
放送期間 1993年10月14日 - 1994年9月29日
話数 50話
ターちゃん
ヂェーン
エテ吉
アナベベ
ペドロ
梁師範
岸谷五朗
ならはしみき
山口勝平
石井康嗣
檜山修之
梁田清之
ゲーム:ジャングルの王者ターちゃん
ゲームジャンル アクション
発売元 バンダイ
発売日 1994年7月29日
ゲーム:ジャングルの王者ターちゃん
-世界漫遊大格闘の巻-
ゲームジャンル アクション
発売元 バンダイ
発売日 1994年9月18日
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目次

概要 [編集]

週刊少年ジャンプ』(集英社)(以下ジャンプ)において、1988年15号から1990年26号まで「ジャングルの王者ターちゃん♡」(以下『旧』)として連載され、その後1990年27号から1995年18号まで「新ジャングルの王者ターちゃん♡」(以下『新』)とタイトルを変更して連載された。連載開始以前にプロトタイプ的なショート読切「ターサン」が『ジャンプ』増刊 1986 Autumn Special に掲載されている。単行本は『旧』がジャンプ・コミックス デラックスより全7巻(A5版)、『新』がジャンプ・コミックスより全20巻。2009年11月より上記既刊の文庫版が発売開始されており、『旧』が全3巻、『新』が全12巻がそれぞれ発行された。

当初は、アフリカジャングルを舞台にした(作中では、中央アフリカ連邦が舞台)「ターザン」のパロディとして一話完結形式を基本としたギャグ漫画であった。ジャングルの平和を守るターちゃん、ヂェーンとそのジャングルの動物たちが繰り広げるドタバタ劇であり、1話のページ数が7ページと当時ジャンプに連載されていた他の作品と比べると短かった。その要因のひとつに、『スーパージャンプ』に「ふんどし刑事ケンちゃんとチャコちゃん」を同時連載していたことがある。「ターちゃん」開始後、『スーパージャンプ』は月刊化されるが、「ケンチャコ」は不定期連載となり1990年まで続いた。

連載開始から2年後、ページ数を13 - 15ページに増やし、タイトルを『新』に変更してそれまでの一話完結形式ギャグから長編格闘漫画へと移行する。長期格闘編ではシリアスな展開を繰り広げていくが、バトルの途中にも要所要所にギャグがちりばめられていた。バトルが一段落するとまたしばらくは一話完結形式のギャグ漫画が続き、一定期間が経つと再び格闘編へ、といった感じであった。

この漫画の特徴はギャグの下ネタが特に多いことで、徳弘正也の作品に共通して見られる。

また、1993年にはテレビ東京系列で『ジャングルの王者ターちゃん♡』のタイトルでテレビアニメ化され、1994年まで放映された。

タイトルは「ジャングルの王者」ながらターちゃん達が住んでいるのはサバンナであり、作中にジャングルはほとんど出てこない。


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物 [編集]

ターちゃん一家(ファミリー) [編集]

ターちゃん (声:岸谷五朗
本作の主人公。アフリカの大地と共に育った青年。身長187cm、体重110kg、血液型はB型。作中では歳月が経過するシーンがあるが正確な年齢は不明。20歳までエテ吉に育てられたとされる。住所は「アフリカ サバンナ 三本松7の4の10」。一人称は基本的に「私」だが、ヂェーンとの会話時には「ぼく」、また独り言などでは「俺」になる時もある。
趣味は料理、得意料理は「茄子のからし味噌漬け」。動物を殺すことが大嫌いで、肉類を一切食べない菜食主義者。ただし、肉食動物が草食動物を食べることは自然の摂理として否定はしておらず、また、肉食をする人物に対しても特に批判や批難などはしていない(フィッシングを趣味とする観光客のガイドを断ったことはあった)。なお、自分からすすんで飲むことはないものの、酒癖が物凄く悪い。
自然と動物を愛し、密猟者から動物を守るジャングルの王者。超人的な反射神経と筋力を持ち、走る速さはチーターを軽く上回る時速175kmに達する他、泳ぐスピードも普通の人間が走る速度を上回っている。世界屈指の格闘家として格闘界では広く名前が知られているが、普段は女房のヂェーンに家事炊事、食糧調達、ガイドの仕事とこき使われている。また、本人は格闘家としての名声や地位には全く興味を示さず、ジャングルの平和を守ることだけを望んでいる。動物の中で育ったため、様々な動物の言葉を話すことができ、動物達の特殊能力を真似る「動物パワー」を持つほか、動物からエネルギーを直接「気」として分けてもらうこともある。動物たちからの信頼は非常に厚く、ターちゃんのためなら、ナマケモノでさえ自らを犠牲にして助けようとするほどである。
ヂェーンと出会った頃は人語は全くしゃべれなかったが、その後、すぐに人語を話せるようになったり、格闘技の本を一晩読んだだけで、サブミッション(関節技)をマスターするなど、本来は天才的な頭脳を持つ。そのためヘレンから字の読み書きや算数を習った際は、普通の人間を遥かに上回る速度で覚えていった。動植物に関する知識は豊富だが、やや一般常識に欠ける。
勇敢で困ったものを見過ごせない性格だがかなりのスケベであり、観光客が捨てたエロ本を拾ってきて宝物にしている。しかし、「かわいい女の子に反応してしまうのは単なる男の本能で、本当に愛しているのはヂェーンだけ」と本人は言っており、ヂェーンが太った後も変わらず彼女を愛し続けている。
戦闘では超人的な身体能力を発揮し、基本的には徒手空拳(ターちゃん流格闘術)で戦うが、場合により吹き矢ブーメランなどの武器を使用することもある。超絶的な超回復力の持ち主で常人では数週間かかるような重傷も数時間〜数日で完治してしまう。また、限界を超えるダメージを受けると一旦昏睡状態に陥るが、排便(アニメでは排尿)することによりそれ以前の数倍の強さになって復活する(これは「うんこひりパワーアップ(アニメ版ではおもらしパワーアップ)」と呼ばれた)。自身の信条、優しさからダウンしている相手を攻撃できないこともある。
体のいたる部分の関節が異常に柔らかく自分の尻の傷をなめることもできる。この超人的な柔軟性を生かした「フニフニ避け」(ふにふによけ)という、ほとんど立ち位置から動くことなく体をくねらせるだけで相手の攻撃をかわす技がある。また、陰嚢の皮を翼のように伸ばしてムササビのように滑空することもできる。体調のいい時は自力で1時間ぐらい飛べるらしい。
出生に関しては、赤子の頃にサバンナに捨てられてたところを偶然通りかかったチンパンジーのエテ吉に保護され育てられた為(『旧ジャングルの王者ターちゃん♡』コミックス1巻参照)、過去の経歴は一切不明。作中でも出生に関わるようなエピソードが数回描かれているが、最後までその真偽は不明だった。
なお、最終回で紹介された未来の世界では、アフリカの動物を守った伝説の人物として、彼の銅像が建てられている。
陰茎の中身が周囲の人間が苦しみだすほど臭い。しかし、皮の部分を伸ばしてキリンに水を与えていたことがあるため、動物はさほど気にしていないようである。
ヂェーン (声:ならはしみき
ターちゃんの妻。元アメリカプレイメイトで、トップモデルとして海外でも活躍していた経歴を持つ。プレイメイト時代、撮影で訪れたアフリカでターちゃんと恋に堕ち、電撃結婚(当時17歳)。夫であるターちゃんに非常に厳しい恐妻であるが、本当は昔も今も世界で一番ターちゃんを愛している(そのため、ターちゃんが智光からもらった惚れ薬を飲んでもターちゃんへの態度は変わらなかった)。現在の年齢は24歳。一人称は「私」。
元々はゴールデンブロンドのスタイル抜群な美女だったがターちゃんと結婚後、野生で自堕落な生活を送るようになり、別人のように肥満体となった。食べることは好きだが料理は苦手で、特別なことがなければ一日のほとんどを読書して過ごしている。
人間の世界の常識をまったく知らなかったターちゃんに一般常識を教えたり、戦闘の際には参謀役もこなすなど、ターちゃんファミリーの中ではブレーン的存在である。エテ吉と暮らしている間にチンパンジー語を話せるようにもなり、エテ吉にターちゃんを助ける策を授けたこともある。フランス語ロシア語中国語など数カ国語に堪能し、かなりのインテリデザイナーとしての腕も一流で、フランスで賞を取ったこともあるほど。
ギャグとしてターちゃんたちをぶっ飛ばすほかにも、MAXのSPをぶちのめして自分の身を守れるくらい腕っ節は強い。
お金にはうるさく、ターちゃんを牛馬の如くコキ使い、ガイドで稼いだ金をピンハネしたり、各々のトーナメントでターちゃんやペドロに賭けて大穴を当てたりするなどかなりの守銭奴に見えるが、実はその金でターちゃんのフォローと野生動物保護の為に私設のレンジャー機関を創設・運営していたりもする。
無意味な殺生を嫌うターちゃんの影響を受けて菜食主義者になっているが、野菜だけではカロリーが補えないからと、牛乳だけは飲んでいる。しかし、差し入れられたホットドッグや中国編では肉まんを食べており、アフリカの外に出たときにはお菓子を食べている描写がしばしば見受けられるなど、完全に菜食を遵守しているわけでは無い様子。
一時期、蓮苞からもらった秘薬によりやせて元の美形になるが、アペデマス編において瀕死の重傷を負い、治療の代償として再度肥満体となる。この秘薬は一度使うと抗体ができるため二度目は使用しても効果がなく、自力で痩せようと試みたこともあったが結局連載最後までそのままだった。後にターちゃんとの間に6男6女、計12人の子供をもうけた。かつて、美女の時に「ヂェーンのくだものダイエット」という本を出版していた(『旧ジャングルの王者ターちゃん♡』コミックス4巻参照)。
エテ吉(エテきち) (声:山口勝平
みなしごだったターちゃんを拾い、親代わり、友達代わりになって育てたチンパンジー。連載初期、ターちゃんからは「父さん」と呼ばれていたが、妻の「エテ子」(同様にターちゃんは「母さん」と呼んでいた)とともに名前が決まったことで設定変更され、以後ターちゃんに「エテ吉」と呼び捨てにされる(後にエテ子には逃げられる)。猿でありながらある意味人間以上に賢く、自慰行為、変態行為を理解し、盛んに行っている。ジャングルでもっとも動物たちのことに詳しいらしい。喧嘩は弱いが、その自慢の頭脳を使ってターちゃんをサポートすることもある。生まれたばかりのターちゃんを当時5歳の時に拾っている。
ゴリさん (声:石井康嗣
ターちゃんに格闘術を伝授したマウンテンゴリラ。温厚かつ思慮深い性格で、エテ吉同様に普通のゴリラ以上の高い知性を持っている。幼少時には親兄弟を皆殺しにされ、さらには奥さんと子供達をハンターの放火によって亡くすと、二度もハンターのせいで家族を失っている。必殺技は「足シッペ」。
ペドロ・カズマイヤー (声:檜山修之
フランス出身の空手チャンピオンでターちゃんの一番弟子(原作には、ペドロ以前にターちゃんに弟子入りし、後にボクシングの世界チャンピオンになったゲストキャラクターも存在する)。身長188cm、体重109kg。趣味は空手修行、得意技は『回転後ろ回し蹴り』。一人称は「僕」、たまに「私」や「オレ」。ターちゃんを心底尊敬し、彼の行動に一々感動する。口癖は「おそれいりました!」当初はターちゃんを倒して名をあげようと挑戦したが、あまりに人間離れしたターちゃんのパワーに心服し、押しかけ弟子になる。真面目で固い性格だが恋愛には奥手。幼い頃両親に捨てられ孤児院にいたところを今の母親に引き取られ育てられた(アニメ版では実の親に捨てられたことはカットされ、「身寄りのない自分を引き取ってくれた」と語った)。実家は大富豪らしくコニャックを何本も送ってきたことがある。また、フランスの名門大学であるベルサイユ大学の現役学生である。ユンケル帝国編でのカシオとの戦いで顔面を負傷した際、鼻を整形してからは一時期他の女性キャラの美貌に嫉妬したり、化粧コンパクトを持ち歩いているなどオカマキャラとなった事があったが、アメリカ編以降は元の真面目な青年に戻っている(アメリカ編の冒頭で、リサに対し女言葉で喋ったのを最後にオカマっぽい言動は見られなくなる。またアニメ版ではユンケル帝国編自体が無いためか、このような変化は一切見られなかった)。
空手のみならずテコンドー柔道など様々な格闘技を会得している。格闘家としての素質はかなり高く、ターちゃんの教えにより、同じ体重級の相手ならまず負けないと太鼓判を押され、梁師範も「決して弱くない」「ペドロはもともとすばらしい格闘家」と評している。実際、ターちゃんや梁師範の強さにやや隠れがちではあったが、中国編では対戦相手の青掛拳を4人抜きするなど、要所で高い実力を見せていた。ヴァンパイア編にて、梁師範と共に一時期ヴァンパイア化するものの人間に戻り、体内に残されたヴァンパイアウイルスによって大幅なパワーアップを果たす。その後の強さは鬼神の域にまで達し、MAXの改造人間ですら並の選手では全く相手にならないほどだが、ターちゃん相手だとパンチを一発かすらせるのが関の山である(もっとも、ターちゃん自身も初期とは比較にならないほどパワーアップしているのだが)。
アナベベ (声:石井康嗣
ターちゃんの親友。身長197cm、体重130kg。趣味は貯金。一人称は「俺」。アフリカ最強の部族ウポポ族の戦士で、ターちゃんと引き分けたことがある唯一の人物。かつてヂェーンを巡ってターちゃんと争った。後に「強い戦士を絶やさない」という部族の掟により、ズベタというヂェーンに負けない不細工な女性と結婚するはめになる。
登場当初は表情に乏しいストイックな戦士だったが、ユンケル帝国編のトーナメントで優勝した賞金を元に事業を起こし(アニメではダイヤモンドの鉱脈を発見して)、大金持ちになってからはサバンナの草原のど真ん中に豪邸を建てるなど豪遊三昧の生活となる。
守りの人生に入ってからは、強い敵を前にすると驚いて逃げようとする軟弱な心の持ち主になってしまい「貧しい戦士だったアナベベ」と「大金持ちになったアナベベ」の落差は、ターちゃんのクローンが「心」によってまったく似ていない顔になった喩えに使われるほど。しかし中国編後半では黒竜拳が西派の実権を握ればターちゃんが西派32門派に命を狙われることを知って戦いの場に戻り、西派の拳士たちを連破するほどの強さと友情を見せるなど、やるときはやる男である。
ターちゃん一家が参加する格闘技トーナメントには必ずこっそりとついていき、「ゼブラちゃんちゃこりんマン」「まっててコイサンマン」「あたりはずれ江戸っ子破魔矢マン」などと名乗り覆面レスラーとして出場する(ウポポ族の掟により、素顔で戦って負けた場合、自決しなければならないため)。全盛期ほどの実力はないものの、それでも並みの格闘家では太刀打ちできない強さは維持していた。凶器攻撃など卑怯な手段を使うことにも抵抗がない。
後に、アフリカに戻ってきたヘレンにかまけているうちに事業を疎かにし、取引の失敗で会社を倒産させてしまい、元の貧しい戦士に戻る。ズベタとは一時離婚を考えていたが、貧しい暮らしに戻ってからは以前よりも深い絆で結ばれたようである。原作最終章における絶望の未来では事業の失敗後、カルトである外魔瑠派教団に入信し、さらに破門されるという末路が紹介された。ただし、未来が変わった世界では再び事業で成功し、本人の言通りの「財界を動かせる大金持ち」になる。
アニメ版ではウポポ族の戦士という設定は無く、流浪の戦士であった(アニメ版にはウポポ族が登場しない)。
梁師範(りょうしはん) (声:梁田清之
西派32門派白華拳(はっかけん)最高師範。ヒゲを生やし顔に一筋の大きな傷がある(腹部と尻、右肩にも傷痕がある)。26歳。趣味は麻雀。得意技は『つみこみ』。一人称は「俺」。
10年前のトーナメントでは当時既に最強を謳われていた王翬を僅か16歳にして敗った西派最強の天才拳士。頭首・蓮苞と恋仲で、西派の実権が黒龍拳に渡ることを阻止するためにトーナメントを勝ち抜かなければならない使命と、西派32門で白華拳が最強である限り彼女と結婚できぬ西派の掟に板ばさみになっていた(権力の集中を防ぐため、西派最強の門下の頭首は同門下の者との結婚を許されない)。トーナメント終了後、彼女との結婚を認めてもらうため他流派に移籍するという名目でターちゃんファミリーへ入門。不本意ながらもアフリカまで行くことに(『新ジャングルの王者ターちゃん♡』コミックス4巻参照)。本編の登場人物の中では少々好戦的で粗野な部分があるが、一旦親交を深めると情に厚く、心優しい性格である。ターちゃんと同レベルの下ネタもこなす。
ヴァンパイア編にて一時ヴァンパイア化するが人間に戻り、ペドロ同様ヴァンパイアウイルスにより超絶的なパワーアップを果たす(『新ジャングルの王者ターちゃん♡』コミックス9巻参照)。後に蓮苞との結婚が認められ、中国に帰る。息子・空総が生まれると親馬鹿な面も見せていた。
を使った飛び道具を得意とする。必殺技は気をビームのように放つ西派白華拳のリーサルウェポン「百歩神拳」と気の斬撃「龍炎拳」。戦いの腕は超人的だが気のコントロールにやや難があり、気を用いて治療を行う内養功の術も使えるものの、趙のような専門家には及ばない。格闘家としては世界でもトップクラスの実力で、本気のターちゃんとコンビネーションができる数少ない人物である(ペドロでも、本気モードのターちゃんにはついていけない)。カナヅチである。
ヘレン野口(ヘレンのぐち) (声:三石琴乃
ワニに襲われているところをターちゃんに助けられた16歳の女の子。父がアメリカ人、母が日本人のハーフ。当初は一夏の経験を求め、ターちゃんに処女を奪ってもらおうと計画しているやや危ない少女だったが、連載が進むにつれターちゃん、ヂェーン両方の良き友人に。ターちゃんに文字や算数、稲作を教えたこともある。マッチョと金持ちが大好き。ターちゃんのファンだったがペドロを見た瞬間あっさり乗り換えた。「新」からはほとんど登場しなくなっていたが、終盤で突如再登場し、妖艶な色気を持つ大人の女に成長しておりヂェーンと凄まじい女の戦いを繰り広げていた。アニメでの恋人はペドロだったが、原作ではアナベベや李功らにもモーションをかけ、最終回で唐突に智光と結婚した(本人も「何で?」とコメントしている)。
智光(ちこう)
白華拳師範代。梁師範が中国に帰った後に、代わってターちゃんファミリーを護衛するために派遣された。スケベでお下品。アブノーマルな性癖なため、潔癖症であるヂェーンとは反りが合わない。実は気による結界と治癒術「内養功」の達人(内養功自体、西派拳の拳士ですらたやすく使える術ではない)で、アペデマスに百歩神拳らしき技を使おうとしたこともある。また中国料理も得意。
ちびり
「旧」で登場。ヘレンが連れてきた犬で、預けられた当時は子犬だったが後にセント・バーナードと判明し、かなり強面の巨体に成長する。ヂェーンのしつけにより家事もこなせるようになったほか、探し物を見つける独特の才能を持つ。ヘレンが預けたまま引き取りに来なかったため、最終的に晴れてターちゃん一家の一員になるが、「新」ではまったく登場していない。

ターちゃんの協力者たち [編集]

ヘンリー・クロフォード
「旧」で登場した、アメリカ野生動物保護パトロール隊員。ハンターに苦戦するターちゃんを助け、仲良くなる。アニマルプリントのタンクトップや犬の着ぐるみ型寝袋など、自分の身の回りのものを全てアニマル柄で統一するほどの動物好き。かつてオリンピック体操競技の金メダリストだった過去を持ち、ヂェーンのリクエストで跳馬ならぬ「跳河馬」を披露した。
フランシス牧師
アフリカにキリスト教を布教しに来た若い牧師で、眼鏡に河童頭が特徴。サバンナに教会を建てることを使命としており、あの手この手で建設費を集めようとするが、いつもターちゃん一家の行為で台無しにされるかわいそうな人(ターちゃん一家には悪気はないのだが)。最初はジープに乗って寄付金を集めていたが、どんどん貧乏になっていき、しまいには折り曲げた10円玉すら再使用しようとする。守銭奴だが敬謙なクリスチャンであるヂェーンからも寄付金を集めることができる。スポーツマンで、野球シンクロナイズドスイミング剣道が得意。また布教だけでなくアフリカの子供たちに勉強を教えていたりもする。「新」からまるっきり登場しなくなった。フランシスコ・ザビエルのパロディキャラクター。
ドロシー(声:篠原恵美
ヂェーンの創設した私設レンジャー機関の隊員。身長165cm、スリーサイズは89(Cカップ)、57、88。ショートカットがよく似合う野生的なアメリカ人で、美人。「動物が好きだから」という純粋な理由でレンジャーに入った。とても明るくめげない性格で、動物達にも慕われている。アニメでは最終回限りのゲストだったが(その際レンジャーになった理由が原作での中村の物になっていた)、原作では準レギュラーキャラクターで、後にペドロと結ばれる。
中村政彦(なかむら まさひこ)
ドロシーの後に入隊したレンジャー隊員。日本の総合商社五井商事(ドロシーも驚くほどの一流企業)の元営業マンだが、上司の失敗を押し付けられ会社を解雇された。普段は上品で穏やかな物腰だが、自分を解雇した上司を相当に恨んでいるらしく、そのことに話題が及ぶと別人のような形相になり、ターちゃんも驚くほどの剣幕で怒り出す。それまで会社が行ってきた自然破壊に加担した自分の罪滅ぼしのため、レンジャーへ入隊した。愛妻家で、とても律儀で几帳面な性格。皆からは中村さんと呼ばれている。入隊した当初は、戦闘に関しては完全な素人であり、普段は厳しいことを言わないターちゃんにすら「あの人は動きがトロくてレンジャーには向いていない」とまで言われたが、元営業マンの腕を活かした備品購入の経費削減をヂェーンに絶賛されレンジャー隊に残る。ハンター退治の作戦を考案し、成功させたこともある(営業マンの経験を生かした搦め手の接待作戦だった)。原作終盤では戦闘にも慣れて、並のハンター相手ならそこそこ戦えるようになっている。親をハンターに殺されたシロサイの子供を自宅に引き取り、シロと名付けて世話をしている。名前の由来は中村雅俊から。
中村の妻
中村と一緒にアフリカへやって来ている。中村の仕事に理解のある良妻で、毎朝愛妻弁当を作るのはもちろん、その愛妻弁当の弁当箱が弾除けになる鉄板製だったり、防弾チョッキ代わりになる防弾ネクタイを自作するなど中村をあらゆる面で支えている。
エリザベート
ターちゃんにガイドを依頼した、外見はスーパーモデルとも見紛う美貌の持ち主で長身(ターちゃんよりも背が高い)の女性だが、実は性転換手術で女性になったゲイ。本名は権田原為蔵(ごんだわらためぞう)。「モノ」は既に取ってしまっているらしいが、未だにヒゲやすね毛は普通に生える。元ロス市警刑事で尋問や射撃の腕は一流。かつて射殺した犯罪者が年端もいかない少年であったというトラウマから銃が撃てなくなっていたが、ヂェーンの一計でトラウマを克服する。無一文でガイド料が払えなかったため、一時期レンジャー隊に入隊し、しばらくドロシーや中村さんと行動を共にする。名前の由来はエリザベータから。
ズベタ
ウポポ族最強の女戦士でアナベベの妻(アナベベには他に結婚したい人がいたのだが、彼は「最強の戦士の血を絶やさない」という部族の掟により無理やりズベタと結婚させられた)。ブ女にしてヂェーン顔負けの恐妻だが、アナベベの経済的な成功(特に株取引に進出してから)は彼女の内助の功あってのことであり、金持ちになってからも「贅沢とは使い捨てではなく一流品を最後まで使い切ること」という信念を持ち続けた。また、ターちゃんが栽培している野菜と市販の野菜の味の違いを理解しており、ターちゃんが栽培した野菜に全幅の信頼を寄せている。これらのことから賢妻でもあると言える。爬虫類が大好きでペットとしてたくさん飼っている。初登場時はムキムキの筋肉質でアナベベより大きかったが、後にそのような描写は見られなくなる。アニメではアナベベが独身であるため登場しない。
ジュエリー(声:佐藤正治
アニメオリジナルキャラクター。ダイヤモンドの鉱脈を探す探検家の老人。ターちゃん達と会ってそのことを知られ、一緒に探すことになるが、結局はアナベベの手に渡った。原作では彼の元となった「マクドナルド」という名前のダイヤモンド発掘家が登場している。
ジャック・ニッコラー(声:水内清光
ヂェーンの元彼氏。ヂェーンが彼に宛てた手紙で見栄を張ったため、アフリカに遊びに来た際にターちゃんの事を動物学者だと思っていた。その後トラブルでターちゃんのムササビ飛行術を見てしまい幻滅するかと思いきや、動物を守る為に命を懸けるターちゃんの心強さに感銘を受け、満足して帰っていった。
カメの郵便屋さん
ターちゃんの家に郵便物を届けに来る小柄な黒人の男性。郵便配達の時にはゾウガメの背中に乗ってのんびりとやって来る(「旧」での初登場時は象に乗って配達していた)。速達を届けに来る時にもその習慣は変わらず、ターちゃんからは「だったらカメなんかで来んな!」と毎回突っ込まれている。
スカチン村長
ウポポ族の村長で御年96歳。かつてはアフリカ中に名を知られた戦士だったというが、現在はおしめを常用し、ちょっとした刺激で失禁する。自分の孫ほどの年齢の娘と浮気をしたり、アダルトグッズを通販したりと、スケベの方面はいまだ衰えず。陶器作りが特技で、海外にも知られているらしい。

アフリカの各部族 [編集]

ウポポ族
アフリカ最強と言われる部族。部族の掟や風習は、すべて強さを基準としたものである(以下一例)。
  • ウポポ族には「敗北は死」という掟があり、同族以外の者と戦って負けた場合には自らの命を絶たなければならない(ウポポ族の戦士として名乗り、素顔で戦った場合のみ。しかし、アナベベは素顔でバイオレンス・マッスルパワーと戦って敗れたにも関わらず自決していない)。
  • ウポポ族の男子は、16歳になると、年に一度行われる成人の祭りに参加し、審査員の前で猛獣と格闘したり滝の上からダイビングをするなどの危険な行為を見せて勇敢さを示さなければ、一人前と認められない(ただし不合格になっても翌年以降再挑戦はできる)。
  • また、強い戦士の血を絶やさないため、結婚相手も強さが優先される。このため、アナベベを含むウポポ族四天王の妻は、全員屈強かつブ女である。
  • 部族最強のアナベベと並ぶ実力のターちゃんはウポポ族からも尊敬されており、成人の祭りの特別審査員を務めたこともある。
  • 部族最強の女戦士であるズベタと並ぶ女傑のヂェーンはウポポ族からも恐れられており、22歳になってもまだ成人の祭りで合格できずにいた気弱な青年は、特別審査員を務めていたターちゃんの助言に従って、ヂェーンに向かってひと言「でぶ」と言っただけで、審査員のアナベベと村長から「なんと勇敢なやつ!!」と賞賛され、晴れて一人前の男と認められたばかりか優勝賞品まで与えられた(なお、本人とターちゃんはヂェーンの怒りに触れてボコボコにされた)。
  • 部族の言葉(ウポポ語)は、日本語の卑猥な単語や下品な言葉を並べているように聞こえる(コンビニコミックスなどで再録された際は、例として「セオトッモ(訳:もっと押せ)」のように日本語の卑猥な表現を含まない逆さ読みの言葉に修正されている)。
キムラーヤ族
アフリカで一番パン作りが上手い部族。ターちゃんもパン作りを教わった。
アメゴ族
アフリカの川の民で、湖を愛する部族。魚の被り物のような帽子を被っている。マナーを守らない釣り人に対しては厳しく、半殺しにすることもある。釣り師ミスター・ビッグバスの使うルアーを小魚と勘違いし、『魚の保護の為に小魚は放流する』マナーを破ったとしてボコボコにした。
ヤンマー族
死体を埋葬せず、村の裏山に座らせて村の守り神とする風習がある(成仏しないため、幽霊となって出てくる)。

ターちゃんに敵対する人物 [編集]

ギャラスキー(声:中嶋聡彦
ハンター組合の会長。実質的なアフリカの密猟者たちのボスで、体中をありとあらゆる動物の皮製品で包んでいる。ハンターの邪魔をし続けるターちゃんを倒すべく殺し屋を送り続けるが毎回敗れ去り、敗北者の顔写真をコレクションしていた。一見偉そうだがスポンサーには頭が上がらない。名前はアニメより。原作では「新」の序盤まで登場していたが、去就は不明(アニメでは最終回でアリサに逮捕される)。
シュウクルートの社長(声:水原リン))
「新」の序盤、およびアニメの最終回に登場した、フランス1の毛皮メーカー「シュウクルート」の社長である初老の女性で、ハンター組合のスポンサーでもある。会長と組んでターちゃん暗殺を計る。会長に対して彼女はツッコミ役を担当していた。原作ではギャラスキー同様去就は不明だが、アニメではアリサに逮捕された。
ダイテンドン(声:飯塚昭三
アニメオリジナルキャラクター。ノーズに雇われ、ターちゃんの命を狙う殺し屋。元横綱だったが関取38人を投げ殺したため相撲界から破門された。得意の相撲技でアナベベやゴリさんをも倒すが、アナコンダをまわし代わりにして腰を安定させたターちゃんに投げ飛ばされて敗北。名前を「ダイチンドンヤ」や「ダイテンプラ」などと呼ばれ間違えられていた。
ノーズ(声:星野充昭
赤い団子鼻が特徴の残忍な性格のハンターで、過去にゴリさんの奥さんと子供たちを放火で殺した張本人(原作でもゴリさんの父親を殺したハンターが登場するが、彼とは別人である)。
ワイアット・アッパパ(声:梅津秀行
アニメオリジナルキャラクター。名前はワイアット・アープのもじり。世界を股にかける賞金稼ぎで、100万ドルの賞金目当てにターちゃんを狙う。機関銃を使い、回転しながら銃を撃ちまくる「乱れ撃ち」を得意技とする。ターちゃんに敗れるが最終回で再び登場。
バイオレンス・マッスルパワー(声:辻親八
ターちゃんを狙ってアフリカにやってきた賞金稼ぎ。凄まじい怪力の持ち主で、格闘能力はアナベベを倒すほどの腕前だが、ちんこケースを角のコップと間違えるなど頭は相当悪く、さらにターちゃんに勝るとも劣らないスケベ。必殺技は勃起した男根(アニメでは股に挟んだ丸太)を軸に高速回転しながら攻撃を繰り出す「ローリングダイナマイトパンチキックスペシャル」(この技の欠点は、勃起した男根の先端が地面に高速で擦れることからオナニーのように気持ちよくなり、やり過ぎると記憶が一部失われることである)。幾度と無くターちゃんを狙うがそのたびに失敗、最後の登場はマハラーポポの「こっそり持ってきたエロ本」に恥ずかしいシミを残す姿で終わった。
アニメではハンターに雇われた格闘家として登場。ターちゃんに一度敗れた後、右腕に動くものを自動照準するフルオートマシンガンを備えた超硬質鉄鋼製バトルスーツを身に着けて再戦に挑むが、自動照準を逆手に取ったヂェーンの作戦とターちゃんのムササビ飛行術の前に敗れる(原作でもバトルスーツを身につけたことがあるが、ヘルメットの設計上の欠陥により窒息しかけ、スーツの重さが仇となりターちゃんと戦う前に肥溜めに落ち、沈みかけた)。アッパパ同様最終回で再登場するが、梁師範の百歩神拳でアッパパ共々丸焼きにされる。
やぎ男
「旧」に登場。北アメリカの山中でシロイワヤギに育てられた男。山羊のような白ひげを蓄え、糞便が山羊のように丸っこい体質を持つ。卑怯な手段を好まないなど本来は善人だが、ギャラスキーに捕まり「北アメリカのシロイワヤギの棲息地の地図をハンターに渡す」と脅されターちゃんと闘わされる。食あたりを起こして体調不良のターちゃんと戦うが、それでもターちゃんの方が強く全く勝負にならなかった。ハンターが倒され、地図も処分された後は何故か故郷の北アメリカでなくアフリカで暮らすようになった。
ユー・淋(ユー・リーン)(声:三石琴乃
中国の科学アカデミーが育てあげた超能力少女。読心能力を持ち、ターちゃんの考えることから次の動きを読んでハンターに撃たせる戦法でターちゃんを苦戦させるが、H本を読んでスケベになったターちゃんの心を読んでしまったために失神してしまう。アニメでは最終回に登場し、アッパパ・マッスルパワーと組んでターちゃんを狙う。
赤さそりのパメラ(声:江森浩子
砂漠の国から来たプロの殺し屋で、ハンター組合の依頼でターちゃんを狙うグラマーな美女。実は法の裁きを免れて悪事を繰り返す悪人だけを始末する正義の殺し屋で、最初はハンター組合に騙されてターちゃんを極悪人だと思っていたが、真実を知ってからターちゃんの危機を救うことになる(しかしその結果ターちゃんはヂェーンにボコボコにされる羽目になった)。何事に関しても用心深く、暗殺者としては一流。左の乳房に入れ墨があり、殺す対象にそれを見せるという行動を取る。
ランド
ギャラスキーの後(クローン編の後)に登場したハンターたちのボス。「ワシントン条約で守られている動物をあえて密猟して金儲けをしている貿易商」という肩書で、登場するたびにさりげなく説明し、名刺にも隠さず堂々とこの肩書を載せている。見た目は上品な紳士の風貌だがギャラスキーより明確なボケ役で、自ら下ネタもこなす。
ローズ
ターちゃんを殺す為に雇われた殺し屋。セクシーな美女で腕も確かだが、ターちゃんに関わってからはいつも間抜けな理由で失敗してしまう(ターちゃんには命を狙われたという自覚すらない)。後に雇い主に見限られ、アルバイトをしながらアフリカで生活することになったが、元々殺し屋家業に嫌気がさしており、最後の暗殺が失敗してからはそのまま住み着くことになる。殺し屋時代は高級品に囲まれたリッチな生活だったが、アフリカに来てからはテント暮らしだったり、砂金採りで再びリッチになったり、さらに屋敷が火事になってまたドン底に舞い戻ったりと浮き沈みの激しい生活を送る。最後はかつて習得したナイフ投げの技術を活かして新聞配達に精を出すことになるが、本人はまんざらでもない様子だった。彼女は一時期ヂェーンが痩せた頃に初登場したが、アペデマス編でヂェーンが太った後も(劇中の描写から)全く驚いている描写など無く、同一人物として認識していた。
マッスルハンド・ジョー
ランドに雇われた殺し屋。チタン合金の薄板で折り紙(主にツル)を作り、殺しの武器とする。鍛え上げた自分の肉体に絶大な自信を持っていたが、弾丸をよけ、素手で戦車を破壊するターちゃんを見て驚いてしまい、戦闘することなく快癒祈願の千羽ヅルを作ってターちゃんに送った。
クックロビン
銃や火薬の臭いに敏感なターちゃんへの対抗策としてランドに雇われた、古風なクロスボウを使う年配の殺し屋。確かに気づかれなかったが、動くターちゃんになかなか命中せず、何度もクロスボウをセットしているうちに腰を壊して自滅。
クグツ・ロエベ
ランドに自分から売り込みに来た、表向きは人形師の殺し屋。ダイナマイトを埋め込んだ、ヂェーンそっくりのロウ人形でターちゃんをおびき寄せて爆殺しようとしたが、火薬が少なかったためにターちゃんは軽傷を負っただけで失敗。なお、バラバラになったロウ人形はズベタのバースデーケーキに(アナベベの嫌がらせで)使われた。
その後、殺しの依頼とは別にランドから、個人的な趣味の蝋人形の製作を依頼される。

ユンケル帝国編 [編集]

アナベベがハングリーな戦士から金持ちに転身したエピソードだがアニメでは省略されている。そのためジュエリーじいさんの話が追加された。

マハラー・ポポ
ユンケル帝国38代国王。まだ子供と言える年の少年である。帝国編以前にも登場しており、アフリカに旅行で訪れ、ターちゃんにガイドを依頼している。その縁から、バイオ戦士計画の頓挫を願い、ターちゃんをトーナメントに招待した。大臣のマハラジャに国政をいいようにされていたが決勝戦から男として何かを学び、国王としての威厳を漂わせマハラジャを威圧し屈服させた。
マハラジャ
国防大臣。科学者でもありバイオ戦士を生み出した。大会決勝では王位簒奪の野心を言外に露にするも、国王の威厳に打たれて屈服。大会後、バイオ戦士計画の失敗で大臣を辞職した。
アブドラ
大会の案内係。長年格闘技の世界で仕事をしてきて、体つき、身のこなし、握手の時に伝わってくる気でどういう格闘家かわかると言うが、ヂェーンを相撲の達人、エテ吉を性行為の達人と言うなど、どこまで本当なのか計り知れないところがある。
カシオ
バイオ戦士四人の筆頭。バイオ戦士の中では最強の戦士で、アークツルスさえ彼には敬語で接する。体の大きさを自分自身でコントロールできる。準決勝の試合でターちゃんに勝つためにステロイドを大量に注入され急激に筋肥大したが、5分以上は戦えなかった。タイムリミット後、肩の腱が切れ止めを刺すように促すが、下劣な本性を露呈し罵倒するマハラジャの姿にターちゃんが憤慨、彼を殴って逮捕された。その結果、反則負けとなったことにより試合自体には勝利する。しかし決勝では戦士としての誇りをもち、あえて筋肥大せず戦い、膝蹴りでゼブラちゃんちゃこりんマン(アナベベ)の鼻を潰すなど善戦するも敗れた。名前の由来はカシオペヤ座から。
アークツルス
バイオ戦士四人のナンバー2。当初は最強のバイオ戦士として描写された。ライオンの睾丸から作られたアナボリック・ステロイドの薬物注射によって通常の筋肉密度の6倍の組織をもち、強靭な筋力を備えている。巨体であるが、蹴り技も会得しており常人では受けることすらできぬほどの威力。三年前はひょろひょろに痩せていた。ターちゃんと戦いぶち殺して睾丸を抜いてやると豪語するも、殺されたライオン達が乗り移ったターちゃんに腕を破壊され倒された。名前の由来はうしかい座のα星アルクトゥルス
プロキオン
バイオ戦士。小柄だがタフで、はがいじめを得意とする。このほか嗅覚も強化されている。大怪我をしたターちゃんのギャグ技によって嗅覚からダメージを受け、脳天直撃のひじ打ちにより倒された。名前の由来はこいぬ座のα星プロキオン
カノーブス
バイオ戦士。四人の中では最も弱い。右目に魚眼レンズが移植してあり普通の人の2倍の視野をもっている。ターちゃんにあっさり倒され、魚眼レンズを取り外され一発ギャグに使われた。名前の由来はりゅうこつ座のα星カノープス
ゼブラちゃんちゃこりんマン
正体はアナベベ。決勝戦では戦士の誇りをもってありのままの自分で挑んできたカシオに応えるため、マスクを取り本名を名乗り、「素顔で戦った場合敗北は死」と言う部族の掟を背負いカシオと戦う。その結果勝利し、優勝賞金1000万ドルを手にした。マスクマンを装っているにもかかわらず、サインを求められると無意識のうちに本名を書く。
バックス・ベイカー
全米一の悪役レスラーで「狂える猛牛」の異名を持つ。予選で敗退する。 ペドロのTシャツに施したサインは平仮名で「ばっくすべいかー」と書かれていた。同じ飛行機に乗ったよしみとしてターちゃんの試合を応援しに来た際ヂェーンにポテトチップスを薦められるが、袋の中には1枚しか残されていなかった。
ラリー・スコット
元マーシャルアーツスーパーヘビー級チャンピオン。予選で負けた。
ナパキャット・ワンタン
ムエタイの現ヘビー級チャンピオン。プロキオンに背中を折られ予選で負けた。サインがかわいい。

中国編(中国西派トーナメント) [編集]

趙(しょう) (山口勝平
西派32門派白華拳の拳士で、白華拳師範。12歳。かなりの小柄だが、白華拳の中で梁に次ぐ実力者。全身の気を放出してけが人を治す内養功の術や気を念動力の様に使う技を得意とする。李功と同様に普段は気を封じ込めている。トーナメントでは李功に腕を斬り落とされた(アニメでは気の流れを断たれ、腐りだしていた)梁の治療をしたため気を消耗してしまい、百歩神拳を使うが李功に敗れる。後に十二神将編で16歳として再登場し、逞しい長身に成長している。その際に十二神将の先鋒である宮毘羅と交戦するが、腕を溶かされ捨て身の攻撃も通じずに敗北する(腕はその後、空総に復元してもらったようだ)。アニメ版最終回に再登場したターちゃんの味方キャラクターの中では、アリサ同様に台詞があった。
梁師範
ターちゃん一家(ファミリー)を参照
蓮苞(れんほう) (声:深見梨加
白華拳75代目大道師。父大道師の末娘。梁師範と結婚する約束をしていたが、上にいた二人の兄がトーナメント選手として黒龍拳に暗殺されたため、大道師を襲名した。大道師となったことで同門の人間と結婚できないという西派のおきてにより梁と結婚できなくなっていたが、梁がターちゃん流空手に入門した為、クローン編の後に梁と結婚し一児をもうける。武術の心得はないようだが、「気」によって人の考えを読むことができ、テレパシーを送ることもできる。
程瑶田(ていようでん)
アナベベが逃亡した後、梁によって控えから代表選手に選ばれた白華の拳士。実力はトーナメントの戦いに耐えられるレベルには達しておらず、やむを得ない人選として選ばれたが力不足であったようで、戦うシーンが描かれることすらなく青掛拳の先鋒にあっさり倒される。倒された後、梁はやはり無理だったかと苦渋の表情をにじませた。アニメではエテ吉を大将にした為に登場していない。
紫陽拳(しようけん) (声:水内清光宮田浩徳
1回戦で白華拳と対戦した。器械武術の門派。武器に気をまとわせる技を得意とするが、作中には西派拳士の「紫陽拳の技がどこまで通用するか」とのセリフがあり、西派32門の中では実力は下位に属すると見られている。先鋒の三節棍の男は頭に一撃を食らって闘争本能の蘇ったアナベベに、次鋒の柳葉刀の男はペドロに倒された。中堅の指弾の拳士がペドロを倒すなど、それなりにターちゃんファミリーを苦戦させたが、中堅から大将までを中堅の趙に手加減されて倒され敗北した。
赤羅漢拳の先鋒 (声:北島淳司
2回戦で白華拳と対戦した赤羅漢拳(せきらかんけん)の先鋒。猿拳の第一人者であった男。しかし猿に育てられたターちゃんには猿拳が効かず、最後はターちゃんに急所をつかまれて自らリタイアした。他のメンバーも全員ターちゃんにギャグ技で倒された。
胡文老師(こぶんろうし) (声:上田敏也
青掛拳(せいかけん)主将。酔拳の達人。10年前のトーナメントに青掛の先鋒として相手チームをただ一人で倒したが、次の日は二日酔いで出られず青掛は白華に負けてしまった。梁すら一目置く実力の持ち主であり泣き上戸である。ペドロを一撃で倒すが、中堅のターちゃんに頭を一発殴られて敗北する。総入れ歯を使用。ペドロに肘を破壊された男が腹心として付いている。
魯(ろ) (声:松尾貴史
青掛の村の猟師。王翬に病気の息子を北京の総合病院に入れるお金と引き換えに劉宝が負けたときにターちゃんを28口径の拳銃で撃ってしまう。直後、口封じのために王翬に殺されるが、アニメ版では胡文老師と改心した李功に助けられる。
準決勝の対戦相手
髭面の大男。流派不明(アニメでは橙色の胴着を着ており、試合を観戦していた劉宝は彼の流派を「橙イン拳」と呼んでいた)。準決勝まで勝ち残ったチームの大将。黒龍拳の背後にうごめく暗殺組織の存在を知り戻ってきたアナベベと準決勝で戦い、足で口をこじ開けられて剄の呪文を中断させられる。アナベベのこの機転に会場は剄の呪文を封じたぞと湧きかえり、ペドロは必死になって避けていたのがばからしいと呆れかえった。
王翬(おうき) (声:秋元羊介
黒龍拳(こくりゅうけん)主将にして最高師範。原作で名前の出た技は「龍炎拳」(りゅうえんけん)だけだが、アニメでは気の塊が相手を追撃し続ける技に「自在拳(じざいけん)」と名付けられている。10年前のトーナメント当時は西派最強と謳われ、決勝戦で梁に多数の箇所に傷を負わせたが負けてしまう。試合中にテレパシーを送って妨害したり、魯に狙撃を命じたりと卑怯な手段を使ってきた。本来の戦闘スタイルに戻ったターちゃんに敵わず、切り札の自在拳も破られてしまい、勝てないと悟ると、白華直系の血を絶えさせ、西派32門をたばねる資格を失わせようと蓮苞を殺そうとしたが、梁に阻止されて失敗し、反則負けとなった。トーナメントで策略を巡らした罪を認めて刑罰に服した。
劉宝(りゅうほう) (声:梅津秀行
黒龍拳副将。李功の兄で非常に弟思いである。兄弟共々、孤児であり、王翬に育てられた。梁によると、実力的にはすでに王翬を超えているらしい(ターちゃんも王翬との試合で「劉宝のほうが強かった」と発言した)。ターちゃんと数少ない互角の勝負を展開したが(ターちゃんは本来の戦闘スタイルではなかった為、ハンディがある状態だった)、最後まで勁に頼り集中力を欠き、ターちゃんに敗れた。ターちゃんとの試合では一拳士として戦い、互いを認め合うが、試合終了直後、ターちゃんの動きを封じて、魯にターちゃんを撃たせた。トーナメント終了後、策略を巡らした罪を認め、刑罰に服した。
名前の由来はを建国した劉邦から。
李功(りこう) (声:飛田展男
黒龍拳中堅。生まれついて気が強い特殊な体質の拳士。そのため普段、服の下に気を吸収する封印を複数枚はって気を弱めている。勁のエネルギーによりすさまじい攻撃をうけても体内の気がすぐさま循環してダメージを回復させる。その力で梁・趙と続けざまに白華の選手を破っていた。梁と趙を必要以上に痛めつけたことで、ターちゃんを怒らせてしまい、赤羅漢拳戦で見せた技の応用と見られる、体の回復機能限界を超える速度で続けざまに骨を折る攻撃を受けて敗れた。陰険な性格だが根っからの悪人ではなく、彼は王翬・劉宝の策略は全く聞かされておらず、真実を知ったあとは償いの姿勢を見せて趙を治療する(アニメ版では魯の治療も行った)。十二神将編では黒龍拳の総帥となり、配下の拳士三人を一度に退けるほどの凄腕に成長。趙のライバル兼親友になっている。性格は陰険さが消えトーナメント時以上に過激になり、組手で叩きのめして趙に受け止められた配下に「あれ位で受け身もとれないなら出家しろ」と言い放つほどになっていた。
龍炎(りゅうえん) (声:立木文彦
黒龍拳次鋒。力はあるが精神面の修練が足らず、決勝で梁師範が以前王翬に勝ったことを聞かされ怖気づいた。しかしながら怯えていても技の威力には全く衰えがなかった。王翬に逃げるように指示され、梁師範に百歩神拳を撃たせて気を消費させ、噛ませ犬として利用された。原作では名前がなかったがアニメでは李功に龍炎と呼ばれていた。
化剄(かけい) (声:中博史
黒龍拳先鋒。相手の気を食べ自分にプラスする珍しい技、「化勁(かけい)」使い(気はいわゆる生命エネルギーなので、気を奪われた相手は老人のように白髪になり、やつれてしまう)。物事を見抜く目がなく、2回戦ではターちゃんのおちゃらけ技に大笑いし李功に脅されつつたしなめられる。準決勝まで1人で勝ち抜いてきたが、梁師範に決勝で顔面が変形するほどの一撃をくらい倒された。原作では戦意を失った黄ショウ拳の選手四人を皆殺しにしている。決勝直前の控えではアナベベを嬲り殺すことを楽しみにしていた。梁師範と対戦が決まったときには驚き怯えており、趙には「化剄づかいごときが」と見下され、自他共に実力のほどはわきまえていたようである。原作では名前がなかったがアニメでは李功に化剄と呼ばれていた。
リンリン(声:三石琴乃
エテ吉がナンパをした赤毛ザル。エテ吉に惚れるが、結局は別れた。エテ吉は悪い病気を移された。
最長老のみなさま
西派の長老の集まり。西派の最高意思決定機関なのだが、高齢のため全員ボケ気味である。ターちゃん流空手に入門して蓮苞と結婚しようとしていた梁師範を不安がらせたが、「いいんじゃないの」の一言で認める。だが、その結果梁師範は蓮苞と離れてアフリカに修行に行く羽目になってしまう。とはいえ、結果的にはそれが大きなパワーアップの機会となった。

アメリカ編(激闘!異種格闘技オープントーナメント 新たなる敵MAXの野望) [編集]

リサ・コーガン(声:高山みなみ
コーガン兄弟の末妹。ターちゃんを連れ戻しにアフリカまでやって来た。ジープをジャッキも使わず素手で持ち上げてしまうほどの怪力でありながら、美人でスタイル抜群の女性レスラーとしてトップクラスの実力を持ち、兄2人と共にスター選手である。幼少時は兄マイケルのせいで学校でいじめられていたためか、父や兄達と異なり、心優しく思いやりのある性格。コーガン兄弟の中では唯一、父アレクサンドからロドの出生の真実を聞かされていた。しかしターちゃんをファミリーに迎え入れるためという父の言葉が嘘であることを知り反逆。トーナメント一回戦でロドの対戦相手をKOし、代わってロドと戦うが、彼の悲しい過去を聞いて戦意喪失、ギブアップし敗北する。
マイケル・コーガン (声:林延年
コーガン兄弟長男(アレクサンドの三男)。第一回・第二回プロフェッショナル異種格闘オープントーナメントチャンピオン。自らを地上最強の超人だと自負する「コーガンファミリーの誇り」の至上主義者であり、ロドに敗北したことから激しい怒りに捕らわれたが、ピジャカパトナム・シンをボコボコにして勝ち上がった二回戦、プライドに訴えたターちゃんとの試合でいつもNo.1でならなければならない呪縛から解き放たれ、ターちゃんを「兄さん」と慕うようになる。
マットの敵を取るため正体を隠してアポロニア仮面と戦うが、返り討ちにされてしまった。その後はヂェーンに協力してもらって自分が死んだと偽り、ターちゃんの野生パワーを呼び覚ますなど、間接的にサポートをした。しかし、トーナメント終了後にターちゃん達の下に現れた際、ヂェーンが彼の生存を告げるのを忘れていたため、ヂェーン以外の全員に幽霊になって化けて出たと勘違いされ、念仏を唱えられてしまった。
マット・コーガン (声:小野健一
コーガン兄弟次男(アレクサンドの四男)。身長195cm、体重128kg。趣味は切手あつめ、得意技は『ダイビング アタック』。第一回・第二回プロフェッショナル異種格闘オープントーナメント準チャンピオン。梁師範によれば、恐るべき突きの速さに対してわずかに引きの遅さがある。父アレクサンドによると、落ち着いて試合運びができないのが唯一の傷である。梁師範を一度倒したため、梁師範は彼に借りを返す為、アメリカに来ることとなった。
アポロニア仮面(ニド)との試合で右腕右脚を切断され(アニメではリングの天井に叩きつけられ)、一度死んだが梁師範の内養功により一命を取り留めた(ただし、その影響で、梁師範が内養功の使い過ぎで死にかけた)。
アレクサンド・コーガン (声:中村秀利
元アラブの王国の騎馬隊長で王国最強の格闘家。王妃と恋に落ち、子供(ターちゃんだと言われていたが、血液型が違い真偽は不明)ができてしまい投獄された。牢番に王妃にもてあそばれたのだと聞かされ、一晩で銃を持った三千人の番兵を倒し脱獄、アメリカへ逃げた。酒場で体をはった芸を見せて生活の糧を得ていた際、MAXにスカウトされプロ格闘家としてデビューした。連戦連勝であっという間にMAXのスター選手になりベスト・トーナメントの出場権を得たが、対戦相手が再起不能になるまで試合を続けられるルールを守れず、MAXの女性組織員と寝て自分の優れた遺伝子を持った子供(ロドとニド)を提供することで脱退した。その後、3人の子供(マイケル、マット、リサ)をもうけ、パンピングアイアンホテルのオーナーとなった。
コーガン3兄弟を溺愛しており、マイケルやマットがソドム兄弟と対決することを避けるため、ソドム兄弟を倒させる刺客としてターちゃんを呼び出した。ターちゃん対マイケルの試合の時にはマイケルを守ろうとしてターちゃんを射殺しようとした。最後は自らの過ちを認め、ロドをコーガンファミリーの一員として副社長に迎えた他、ターちゃんを長男として受け入れ、ホテルの重役に迎えようとした。
現在では年には勝てず頭は禿げ、肉体的には衰えており、見た目も背の低い中年男性である。リサからは「父は強かった」と過去形で語られ、自らの出生の真実をロドから知らされ逆上したマイケルには半死半生の目に合わされている。
ロド・ソドム (声:中村大樹
ソドム兄弟長男(アレクサンドの長男)。身長192cm、体重120kg。趣味は復しゅう(「しゅう」の字が平仮名表記なのがミソ)、得意技は『スープレックス』。母親はMAXの組織員で、ニドとは双子の兄弟。MAXの戦士として、いつか父親が迎えに来てくれると信じながらMAXの格闘訓練学校で育てられ、恵まれた素質と厳しい訓練のお陰でめきめき強くなり、MAXの地下リングでデビューした。やがてニドと離れ離れにされ、MAXの世界サーキットのリングのヨーロッパで戦い戦歴を上げ、当時MAXの中でも最強の選手と言われていた。決勝戦でニドと戦うことになり、望まずして彼を殺してしまった。その後、大切に育てられたマイケルとマットを父親の目の前で叩きのめすことで復讐しようと企み、MAXを逃亡する。
しかしニドが実は生きており、改造手術の末に一切の記憶と人間性を失ったことを知り、彼を人間として死なせてやるために戦うが、力及ばず返り討ちにされてしまう。その後はコーガン兄弟と和解し、パンピング・アイアン・ホテルの副社長として迎えられ、正式にコーガンファミリーの一員となった。
非道な試合を行うMAXに嫌悪感を抱いたり、野生のチンパンジーであるエテ吉が初対面で懐くなど、本来は温和な性格である。控え室通路でマイケルに対して一方的に勝利した後も、自ら望んで遂行したはずの復讐に対して空しさを感じていた。
ニド・ソドム (声:中村大樹
ソドム兄弟次男(アレクサンドの次男)でロドとは双子の兄弟。兄同様に子供の頃からMAXの格闘訓練学校で強くなり、MAXの地下リングでデビューした。ロドの回想によると、タッグマッチでターゲットにされるなど実力的にはロドより劣るとみなされていたようである。やがてロドと離れ離れにされ、マスクマン「ザ・デビルスパイダー」としてMAXの世界サーキットのリングのアジアで戦い、次々と戦歴をあげた。決勝戦でロドとのラリアット勝負に負け殺されたが、MAXの手術によって奇跡的に蘇った。
しかしコントロールチップを埋め込まれたため過去の記憶を全て失い、組織の命令で戦うだけのロボット「アポロニア仮面」にされる。ただし命令がない場合には自分の意思で行動し、ギャグシーンを演じたり、ロドと戦ったり、テレビのニュースに興味を示したりした。リック、アレン、グレックと同じ改造人間手術を施されており、痛覚はなく、左目は義眼になっている。嗅覚も常人離れし、マイケルが「待っててコイサンマン」に扮したことも見破った。常に潜在能力を引き出して戦うことができるよう脳改造されたことによって得た圧倒的な力で、次々と選手を倒し続けた。ロド戦の直後にターちゃんと戦うが、都会に馴染めずパワーダウンしていたターちゃんを圧倒した。ターちゃんとの決勝戦ではターちゃんがマイケルの死で生じた怒りでパワーアップした為に圧倒されるが、ミスターQの入れ知恵で記憶が戻ったフリをしての不意打ちでターちゃんに重傷を負わせる。ターちゃんが体毛で傷を塞いだことで再び不利になり、麻酔を使ってターちゃんの動きを封じるが、動物達の意思を宿し怒った(実際は寝ぼけていただけ)ターちゃんに倒された。その際、コントロールチップが外れたことにより記憶が戻り、ロドと再会を果たして、最期は彼に抱きしめられながら安らかに息を引き取った。
ミスターQ (声:中嶋聡彦
過激な裏の異種格闘団体・MAX(マックス)のプロモーター。変装のプロでロドの部屋に侵入する際、ミネソタのお掃除おばちゃん(ロドによると「ラブホテルのおばちゃん」)に化けたらしい。冷酷だがギャグシーンも多い。実際にラブホテルのおばちゃんとして通用するほどの技能も発揮してみせた。ソドム兄弟に指令を与える役目であり、ロドの裏切りを見逃す代わりに2回戦以降指示通りに戦えと命令したり、決勝戦でアポロニア仮面のセコンドに付くなどした。原作では幕間での彼の台詞から、改造人間の寿命は半年であることが判明した。
トーナメントでのニドの敗北によって立場が危うくなり、ミスターRと改造人間達を率いて優勝者のターちゃんを暗殺しようとしたところをロドに阻止され、記憶が戻ったニドに首を刎ねられて死亡(アニメでは壁に叩きつけられた為、生死は不明)。容姿はタイガーマスクのミスターXによく似ている。
ミスターR (声:秋元羊介
MAXの構成員。三人の改造人間を率いて、裏切り者のロドを抹殺しに来た。最後は改造人間達を全て倒され、捨て台詞を残して逃げようとしたところをロドに倒された。原作では「ミスターR」の名は出ておらず、アニメでの名付け。
リック (声:荒川太郎
MAXの改造人間。スキンヘッド。病室の梁師範を襲撃し、五秒で終わると豪語するも百歩神拳を受けてダメージを負って逆上、戦っている最中に薬が切れ、細胞が凝固してバラバラになり死亡。
アレン (声:坂東尚樹
MAXの改造人間。マイケル・コーガンを殺されたと思い込んだターちゃんの怒りのパワーの前に圧倒的に叩きのめされ、最後は記憶の戻ったニドに倒された。漫画版とアニメ版とでは死に方がやや異なる。
グレック (声:相沢正輝
MAXの改造人間。マイケル・コーガンを殺されたと思い込んだターちゃんの怒りのパワーの前に圧倒的に叩きのめされ、最後は記憶の戻ったニドに倒された。前述のアレン同様、漫画版とアニメ版とでは死に方がやや異なる。
待っててコイサンマン(まっててコイサンマン)
アナベベが変装したマスクマン。トーナメントに金儲けのために参加した。タイツを逆に着替えてのだまし作戦やゴングをひったくって場外乱闘するなど卑怯な手を使った。ロドとトーナメントでぶつかる予定だったが、ロドがニドに負傷させられ病院送りになったため不戦勝となった。アポロニア仮面と対戦する予定だった準決勝では控え室で「恥ずかしくない棄権理由」を考えるのに必死で、マイケルに全身タイツを50ドルで売って入れ替わった。サインを求められると無意識で本名を書く。
ポン・三暗刻(ポン・さんあんこー)
正体は梁師範。マットに雪辱戦を挑むために変装して出場した。試合ではマットに対し優勢に立つが、武器まがいの金属製ギプスは良くて勁の技は反則を取ると言うひいきな審判(皆コーガンの息がかかっているため)に苦戦する。最後は恐怖でうずくまったマットに対して、天井に向けて百歩神拳を放ち、試合に負けて勝負に勝つ名誉の反則負けとなった。得意技は「つみこみ」(大会参加者のプロフィールで趣味が麻雀と述べられており、病院でロドや医者と麻雀をプレイする描写が見られる)。
ブータン・ラマ (声:鈴木琢磨
ヒマラヤの格闘王。身長233cm、体重260kg。趣味はお酒、得意技は『ヘッドバット』。第一回大会ベスト4。街でロドに絡んだが逆に首を締め付けられ、一回戦ではロドの会話を盗み聞きしながら戦ったターちゃんにあっけなく敗れた。
キム・ユンケ
韓国テコンドーチャンピオン。一回戦でタスマニアタイガーマスクを破るが、BIGスローダーに破れ途中で脱落。アニメ版では勝利すると「ユンケー!」と絶叫する。
タスマニアタイガーマスク
第二回・第三回WWCヘビー級チャンピオン。学術名はふくろ狼、ニックネームはちょっぴりシャイな有袋類タイガーマスクのテーマに乗ってリングインし、観客から「絶滅すんなよ」との声援を送られた。一回戦でキム・ユンケに敗れる。
タスマニアタイガーは連載開始の時点で(未確認の目撃例はいくつかあるものの)すでに絶滅している。
ピジャカパトナム・シン
インドの猛虎。GWCヘビー級チャンピオン。ロドに喧嘩を売って殴り倒され怒り狂うマイケルと一回戦で対戦し、怒りのあまり自分に背を向け姿を見ようともしないマイケルに背後から襲いかかるが、顔面に強烈な一撃をくらい戦意を喪失。その後も殴られ続け倒された。コスチュームはタイガー・ジェット・シンに似たもので、サーベルも持っている。
フランコ・アンダーソン
WWQライトヘビー級チャンピオン。身長184cm、体重107kg。趣味はドライブ、得意技は『ドロップキック』。一回戦でロドと対戦するが、開始直後乱入したリサによって足技で締め落とされ、泡を吹いて倒された。
ステン・ハンセン
WWY認定世界チャンピオン。身長188cm、体重118kg。趣味は献血。待っててコイサンマン(アナベベ)におふざけながらローリングクラッチホールドを決められ、敗れた(アニメでは梁師範の百歩神拳で打ち抜かれた天井の破片が偶然頭に当たり気絶した)。名前の由来はプロレスラースタン・ハンセンから。
BIGスローダー(ビッグスローダー)
中東の怪人。イラク軍の軍服に似た軍服をコスチュームとする。フル対戦の末キム・ユンケに判定で勝って準決勝に進出するも、ターちゃんに手加減した一撃で側頭部をヒットされ0.5秒で倒された。しかしターちゃんが本調子でなかったため、自力で起き上がりリングを降りることができるなどダメージは軽かった。この対戦カードの理由は、スローダーが「準決勝進出の4人の中で最も弱かったから」。モデルはサージェント・スローター。準々決勝ではヂェーンは彼の勝利に大金を賭けていた。

ヴァンパイア編(決戦!ターちゃん対ヴァンパイア戦士) [編集]

シーマ・マルソー(声:緒方恵美
サン・ジェルマン伯爵の血を引くヴァンパイアの王女。純血のヴァンパイアであるため凄まじい回復能力と人並み外れた怪力を持ち、夜になるとさらに強化される。男装してターちゃん挑戦権獲得トーナメントに参加し、格闘技の経験は特にないにも関わらず決勝まで勝ち進んでいた。女性であることを梁師範に知られる。父を助けるため、またヴァンパイア化しさらに老人の姿になった梁師範のため、ターちゃん達を薔薇の塔まで連れて行く。ケルベロスの幹部・エドガーを盲目的に愛し、本当の目的はエドガーのために父を解放することだった。このため、薔薇の塔で追い詰められた際はペドロをヴァンパイア化させて戦わせた。しかしエドガーに裏切られ、ランジェラの愛に気づき、エドガーを自ら捨てる。事件解決後裁判にかけられ王女の地位を剥奪されるが、命は助けられる(アニメ版では裁判シーンはない)。
ランジェラ・ツェペシ(声:江原正士
ワラキ公ヴラト・ツェペシの血を引くヴァンパイア。ツェペシ一族の王子。シーマの元婚約者であり、純血のヴァンパイア。アニメ版ではアランという名になっている(「ランジェラ」という名は発音しにくい為らしい[要出典])。ターちゃん達と最初に戦い、ダマラや梁師範に噛み付いてヴァンパイア化させた。純粋な戦闘力は高くないようで、「速いことは速いが、動きに無駄が多い」とターちゃんに評され、シーマにも「ランジェラはおぼっちゃんで、塔を守る格闘家たちの足元にも及ばない」と言われている。シーマを心から愛し、ケルベロスに協力するシーマをケルベロスからもレーア達からも助けようと行動。レーア達にシーマの身分保全を嘆願したり、自らシーマを連れ戻しにアフリカまで赴くなどしたが結局報われなかった。原作では薔薇の塔で暴れだした国王からシーマを守ろうとし、手刀で腰斬された挙げ句、背中を刺されて死亡するが、アニメ版では助かり、シーマを庇い続けたその姿から彼女の愛を取り戻し、シーマと結ばれた。アニメ版での初登場時は戦闘時(ヴァンパイアの力を発揮する時)に肌や髪の色が変化する演出があったが、王国での再登場時ではこの変化は表れなくなった。
アルゴ(声:伊藤栄次
王家親衛隊でランジェラの側近。護衛としての役割も兼ねている。原作では肉体の回復速度を上回る速さで攻撃するという戦術を使われ、ケルベロスにより射殺されるが、アニメ版では薔薇の塔での戦いに参加する。国王に必殺の「十字斬り」を使うが通用せず、国王の攻撃を受けて倒される。
カラマゾフ(声:広中雅志
薔薇の塔の一階を守る武道家。サンボの達人。母親(アニメ版では両親)がヴァンパイアであるゆえに人間から迫害され、殺されてから人間を信じなくなった。
レーア・マルソー(声:上村典子
薔薇の塔の二階を守る剣士。王女であり、シーマの姉。彼女もまた純血のヴァンパイアである。国王である父の異常を感じて薔薇の塔に封印、戦士4人と共に塔を守っている。本当の目的は国王の「救出」を防ぐことではなく、「逃亡」を防ぐことだった。事件解決後、原作では再び王国の守りに就くが、アニメ版ではケルベロスの追手から逃れる為に新天地を求めヴァンパイア王国の仲間と共に旅立った。
マニ(声:藤原啓治
薔薇の塔の三階を守る武道家。カラリの達人で、哲学者でもある。75%(アニメ版では65%)のヴァンパイア。ターちゃんよりはるかに長身。ターちゃんは彼のヴァンパイアの血の濃さの計算を間違えていた。ターちゃんがまともに戦ってダウンさせられた最初の相手。正々堂々とした勝負を好み、ターちゃんが「この場で会わなければ友達になれたかも知れない素晴らしい武道家」と評した。原作では最後の戦いの結果再起不能となる。
セルジオ
薔薇の塔の四階を守る武道家。テコンドーの達人。原作ではサムランサックとともに、レーアによって呼び出され下の階で戦う。改造人間に首の骨を折られて死んだ(アニメ版では戦死せず)。
サムランサック(声:高木渉
薔薇の塔の五階を守る武道家。ムエタイの達人。レーアによってセルジオとともに呼び出され、下の階で戦う。国王の愛弟子。原作では最後の戦いで片腕を失うが生き残り、カラマゾフと共にレーア、ヴラトを補佐する姿が描かれている(アニメ版では片腕を失っていない)。
ダン・マルソー国王(声:佐藤正治
シーマとレーアの父親。極めて長寿の純血ヴァンパイアで、レーアによるとその生涯は数千年に及び(ただし「『ミロのビーナス』のモデルをナンパした」「『サモトラケのニケ』像の首を折ったのは自分」などと疑わしい供述が多く、ヂェーンにホラ吹き親父と評された)、江戸時代の日本で雷電と取組んだ経験もあるという。
純血ヴァンパイアの中でもさらに特殊な能力の持ち主で、昼間でも力が落ちない。その血はヴァンパイアウイルスのワクチンになる。ただ修復するのではなく、次は耐えられるように強度を増す「対応力」まで備える桁外れの身体修復能力など、彼独自の特徴が存在する。民を愛する国王だったが、眼病の手術の際にケルベロスの命令通り暴れるロボットに改造され、ヴァンパイアの戦闘能力を世界支配に利用される。エドガーの命によりターちゃん一行、シーマ、レーアや薔薇の塔の戦士に襲い掛かる。
長年の修行で磨き上げられた完璧な格闘技術と先の身体修復能力から来る異常なタフさで、ターちゃんたちを苦しめる。左手首を失ったハンディのある状態(ヂェーンが偽物の鍵にすり替えていた拘束部分を無理矢理ちぎって起きたため)でありながら非常に強く、何度も一行を窮地へ追い込んだ。火達磨にされた際も滅びず、怪物のような姿になって立ち上がった。最後はキレたターちゃんの猛攻によってコントロール・チップが外れたことにより記憶を取り戻し、ケルベロスのミサイルから娘達を守るため盾となって立ちはだかり、粉微塵に吹き飛んだ。原作とアニメ版では身長が大きく異なる(原作ではターちゃんより大きい程度の長身だが、アニメ版では4mを越す常人離れした大きさになっている)。
エドガー(声:飛田展男
悪の医学組織・ケルベロスの幹部。シーマの恋人だったが、彼女を利用していただけであり、愛を試されるとその下劣な本性をあっさりと現した。戦いの最中にダン国王の下敷きになり、その後投獄される。
改造人間
エドガーがMAXから借用し、薔薇の塔を守る格闘家達を拷問していた。故意にセルジオを殺害したことを告白しエドガーに舌打ちされる。薔薇の塔に乗り込んで本気で怒ったターちゃんに一蹴される。
ヴラト・ツェペシ(声:伊藤栄次
ランジェラの父。頭の禿げた小男。原作とアニメでは設定が異なる。原作では国を憂う名宰相であり、ギャグを解するユーモア感覚も持つ。ダン国王の死後、ヴァンパイア王国の国王となってレーアやカラマゾフらと共に王国再建に取り組んでいる。アニメでは小心な悪党であり、ケルベロスと手を組んで王国を乗っ取ろうとした。ダン国王が倒された後に情けない姿で薔薇の塔に現れ、息子アランに見放された。最後はケルベロス達と共に投獄されている(この時にレーアにヴァンパイア王国の支配権を与えられているが、彼以外の国民はヴァンパイア王国から移住したため結局形だけの支配者となった)。名前はヴラド・ツェペシュから。
ランプトン卿
ヴァンパイア王国の大臣。ダン国王の共存政策に反対したため、殺された。
ダマラ(声:中博史
スペイン出身。ターちゃん挑戦権獲得トーナメントで優勝したが、ターちゃんしっぺであっけなく倒された。その夜ターちゃんを闇討ちしようとするもシーマに見つかり失敗に終わる。さらにその翌朝あきらめてスペインに帰ろうとしていたところをランジェラに捕まり彼によってヴァンパイア化され、ターちゃん達を襲ってきた。命の危険を感じたターちゃんに全力で反撃されたため致命傷を負い、人間の血を吸わなかったため、ミイラになってしまった。

クローン編(最後の戦い!全世界格闘王決定トーナメント ターちゃん対悪魔のクローン人間) [編集]

アリサ・ミラノ(声:荒木香恵
CIA諜報部員。19歳。ターちゃん抹殺を狙うケルベロスの陰謀を察知したCIAから、ターちゃんファミリーを警護、監視するために派遣された。正体を隠してターちゃんファミリーと暮らすが、性格が心底善人のため、任務に徹することができず挙動不審が多い。格闘技の心得があり、密猟者を撃退したこともある。慢心とも見えるターちゃんファミリーの態度に危機感を持っており(実は全然慢心ではなく、確たる実力と自信に裏打ちされたものだったのだが)、自らの正体を明かしてトーナメントへ同行する。名前の由来はアリッサ・ミラノから。
アイアンマスク(声:広中雅志
ターちゃんのクローン。ターちゃんの陰毛(アニメでは「(ピーッ)の毛です!」と、研究員のセリフに自主規制が入っていた)から作られた。育った環境が異なるためターちゃんより大柄。ターちゃんと同じく『うんこひり(おもらし)パワーアップ』が可能。見かけは大人だが、誕生して間もない為、子供の無邪気さからくる残酷心を持っている。ベイツの教育やロザリンを失ったことから優しい心を封じ込められて悪魔のような容貌となる。決勝戦でターちゃんと戦い、一時は敗北の一歩手前まで追い詰めるが、天寿を全うした動物達の霊によって迷いの吹っ切れたターちゃんの前に敗れる。パワーアップは4回行うが短期間でパワーアップを行った為、3回目のパワーアップでは副作用で髪の毛が抜け落ち、4回目のパワーアップでは肌の色が黒ずみ、顔も異形化。生命エネルギーも低下していったが、ターちゃんに活力の沸くツボを突かれたことで一命を取り留める。その後の彼の結末は原作とアニメ版で大きく異なり、原作では改心したものの全てを失った彼はCIAの研究室に送られるという救われない末路を辿った。アニメ版では敗北後、往生際悪くターちゃんを殺そうとするベイツに激怒し彼女を道連れに自分も死のうとするが、復活したロザリンの説得により沈静化した。変化した身体もトーナメント後に元の姿に戻った(ただし、髪の毛が抜け落ちてしまった頭だけはそのままだった)。ロザリンと結ばれ、彼女と共にCIAで元の人間に戻るための日々を送る(ただし、これまでの記憶は失われるとのこと)。
ベイツ(声:水原リン→上村典子
アニメで名前が判明した、ケルベロス研究所所長。アイアンマスクの事実上の生みの親。右腕がマシンガン付きの義手になっている。目的の為には手段を選ばない悪魔のような女性科学者で「坊や」と称していたアイアンマスクですら本心では自分のための道具としか見ておらず、無理なパワーアップでダメージを受けてもなお戦いを強要し、ターちゃんに敗れた時には「役立たずの化け物」と罵ったほど。最終的にCIAの特務隊(アニメではCIAの要請を受けた国連軍)に他のマッドサイエンティスト共々逮捕される。
ミスター・ロビンソン(声:今西正男
MAXの幹部。ダグラスの側近で、ケルベロス担当。関西弁でしゃべる背の低い中年男性。アニメではトーナメント後、ダグラスと共に逃亡しようとするが国連軍に逮捕された。
ダグラス(声:梅津秀行
アニメで名前が判明した、MAXのオーナー。ケルベロスの改造人間の研究に資金提供をしている。漫画版ではロビンソンと入れ替わる形で本戦決勝戦にのみ登場するが、アニメではクローン編の当初からロビンソンと共に登場。ターちゃんに対しての確実な勝利を望んでおり、本戦でのアイアンマスクの身体能力のみに依存した闘いの脆さを指摘し、トーナメントの中止を要求したこともある。
ロザリン(声:田野恵
MAXの女性レスラー。ベイツにメスライオンの小脳や筋肉を移植され、そのメスライオンの父であるライ蔵を実父だと思っている。ライオンを模した動きをし、一瞬で相手の首を掻き切るなど、躊躇いのない危険なスタイルで戦う。
「女性に手は上げない」というヂェーンとの約束を律儀に守っていたターちゃんと戦い苦戦させるも、ライ蔵の説得で意を決したターちゃんに反撃に転じられると、あっというまに敗北。その後、ベイツの命令でアイアンマスクに痛めつけられ、半死半生となる。
アイアンマスク自身は好意を寄せており、命令とはいえ暴力を振るった事を謝罪したり、彼女の傷の手当を行ったりしていた。が、優しさや恋愛といった感情を不要と判断したベイツにより殺され、出来の悪い人形・ロボットのような姿に変えられてしまった(アニメ版では人の脳は改造されていなかった為、ライオンから人に戻り、アイアンマスクと結ばれる)。
百蓮仮面(びゃくれんかめん)(声:伊藤栄次
元はMAXの落ちこぼれレスラーのジェームスという男。しかし、一般的な水準では中の上レベルの腕を持つと梁に評価されており、決して弱かった訳ではない。当初は百歩神拳を操る中国拳法使いと思われていたが、ケルベロスに改造されて人工カミナリ様と化し、電流を操っていた(使っていた武術もテコンドー)。充電は背中にせり出した端子を用い、体ごと巨大コンセントにくっついて行う。ガルシアを倒すが、彼を殺されて怒りに燃えるペドロに金属スプーンを避雷針とされて雷を封じられ、倒される。試合後、スーパーファミコンのアダプターに転用されてしまった。
ゴールデンイーグルマスク(声:千葉一伸
MAXのレスラー。素顔は超二枚目という噂だったが、ただのおっさんだった。ガルシアの死からMAXへの怒りを爆発させたペドロにボコボコにされる。アニメではカミソリを取り出し反撃しようとするがそれも失敗、蹴り飛ばされて敗北。
エル・マグマーヨ(声:山口勝平
MAXのレスラー。「MAXのブラックプリンス」の肩書きを持つマーシャルアーツの天才児。ターちゃんにデコぴん一発でやられる。アニメでは「稲妻ファンキー野郎」の異名を持ち、試合中でも盛んにファンキーステップを踏んでいた。
メタルキッド(声:小形満
MAXのレスラー。2回戦で右腕切断の重傷を負うが、右腕をロケットパンチに改造され復活し、準決勝でターちゃんと対戦。攻撃方法のメタルビームとメタルパンチが『マジンガーZ』の光子力ビームとロケットパンチに似ていたため、ヂェーンに「こいつ、マジンガーZか」とツッコミを入れられた(アニメ版ではアナべべの「どうして反則じゃないの?」に台詞が変更された)。
タイガーマン
MAXのレスラー。アイアンマスクと対戦、殺されることを恐れていたが、アイアンマスクは殺さないと宣言、宣言どおり関節技で締め落とされただけで命は助かる(アイアンマスクは彼のギブアップ宣言に対し、即座に技を解いた)。
レッド・スコルピオン
MAXのレスラー。アイアンマスクとの戦いで肩から切断されて(アニメでは殴られ続け)重傷を負う。
あたりはずれ江戸っ子はま矢マン
アナベベが変装したマスクマン。MAXのレスラー相手にも子供の喧嘩じみた戦いながら勝利を収め準々決勝まで勝ち残るが、用心のためにと頭部に鉄の角を仕込んだため反則負けとなる。サインを求められると本名を書くのは相変わらず。
クリスチャン(声:長嶝高士
アメリカのレスラー。航海の初めの日にデッキで梁師範に眼をとばして、のされた。その後予選トーナメントで薬で弱った梁師範を追いつめるが、勁による攻撃に恐れをなしてギブアップした。
ピーター・メイデン(声:太田真一郎
全米で人気絶頂の善玉ハンサムレスラー。表向きはさわやかな青年を装っているが、腕輪や脚に凶器を仕込み、観客に聞こえないようにターちゃんを「野蛮人」と馬鹿にするなど、内心は卑劣。ターちゃんに顔を変形させられるほどの強烈な一撃を食らわされて敗れる。
ガルシア・マンガーノ(声:藤原啓治
メキシコのレスラー。家族の為に出稼ぎでレスラーをしている。格闘家としての力量は梁をして「したたかな動きをしている」と賛辞され、百蓮仮面を上回っていたとの評。しかし人工放電によって殺されてしまう。お腹をすかせたペドロに握り飯を提供してくれるなど、優しく気のいい性格。死亡後、ケルベロスによって太陽電池で動くロボットにされてしまった(アニメ版ではカット)。
ホワイトベア
アラスカの格闘家で大会一の巨体を誇る。アニメでは「〜ベア」という語尾を付けてしゃべる。アイアンマスクがベイツの指示によって無防備になりダメージを与え続けるも、パワーアップしたアイアンマスクに首を刎ねられてしまう。その後、ケルベロスによってビックリ箱のように首が飛ぶようにされてしまう(アニメでは脳天唐竹割りで真っ二つにされる)。
ライ蔵(ライぞう)
ロザリンに小脳を移植されたメスライオンの父親の老ライオン。ターちゃんとは旧知の仲。原作では「交尾狂いのライ蔵」、アニメでは「遊び人のライ蔵」と呼ばれる。ロザリン戦の後ターちゃんファミリーと一緒の部屋で過ごし、変装して観戦するなど次第に動物離れしてくる。

ルシュ王国編 [編集]

アンリ・ノート
天才考古学者。60年前、偶然見つけたルシュ王国の遺跡で不老長生の水(墓の保存液に象の糞が混ざった物)を飲み、老化が止まった。
メアリー
ノート博士の助手。ノート博士を利用してアペデマスを復活させてしまい、アペデマスを操ることにより力を得ようとした。しかし自身もアペデマスに利用され、用済みになるとアグニによって焼き殺されてしまう。
アペデマス
古代ルシュ王国の軍神。配下に五戦士を持っていた。完全体ではターちゃんすら凌ぐ戦闘力を有する。また若干の予知能力を持ち、戦闘中、相手の次の動きが読める。一戦士だったがルシュ王国を侵略から守り、国のために命がけで働き国王をも凌ぐ人気を得た。しかしその人気に嫉妬した国王の策略にはめられ、ヴァーユ、アグニを率いてルシュ王国軍と戦争をした。戦争に負けたあと国王に永久保存されたが、メアリーにより蘇った。幾度もターちゃんを圧倒してきたが、最終決戦で大地の怒りにふれて敗れた。五体満足で生き残りはしたが、その後本編には登場していない。名の由来はエジプトの神の一人アペデマクから。
ナパ
アペデマス五戦士の一人、別名『森の剣聖』で巨体の持ち主。予知能力者で五千年前にアペデマスを倒した。この世に切れぬ物など無いと言われる「なでしこの剣」を容易に扱える。50年前に洞窟の中で様々な偶然が重なって蘇生し、ヴァーユが永久保存されている墓を守り続けてきた。そのためターちゃんたちと会ったときは老人の姿となっていた。アペデマスの手刀によって両断されて殺される。
アグニ
アペデマス五戦士の一人、別名『火神』。五千年前にエジプト人との戦いにおいて瀕死の重傷を負い死を待つだけだったが、円頭人の手術を受けサイボーグとなって一命を取り留めた。肩の照準で相手を捕らえ、百歩神拳にも似た生命パワーによる攻撃をする。ヴァーユによって完全体となったが、死んだナパの助言によるターちゃんの猛攻に倒され、ノート博士に焼却された。後の回想シーンでは一ギャグキャラクターに成り下がっていた。名の由来はインド神話の火神アグニから。
ヴァーユ
アペデマス五戦士の一人、別名『風神』。メロエの弟。風を操り、あり余る生命エネルギーで仲間を回復させることが出来る。ただし自分の体は治せない。完全体になると肉体そのものが尽きることのない生命エネルギーを生み出すことができる。アペデマスの選択が間違っていたことに気づき裏切った。最後の力でアペデマスを倒そうとしたが、アペデマスの方が体力が勝っており、攻撃のエネルギーを吸収されて死んだ。名の由来はインド神話の風神ヴァーユから。
バルカン
アペデマス五戦士の一人、別名『獣人』。メロエの夫で、動物を自在に操ることができる。また戦闘時では獣人化し、その力は倍化される。獣人化した状態でアペデマスに勝ったこともあったが、子供が生まれてからは醜い姿を見せたくないがため(メロエが「生まれてくる子供には醜い獣人の姿を見せないで」とうっかり言ってしまったことも原因)に変身するのをやめ、五千年前の戦いではアペデマスに敗れて死んだ。名の由来はギリシャ神話の神の一人バルカンから。
メロエ
アペデマス五戦士の一人、別名『智将』。バルカンの妻にしてヴァーユの実姉で、そのため風を操れる。輝くばかりの美貌と知力を持ち、わずかな期間に現代の知識を学習した。アペデマス打倒の為ターちゃん一家に加勢する。バルカンとはかつて非常に仲のいい夫婦であったが、彼のすべてを愛していたはずなのに、愚かなことをしてしまったと悔恨の涙を流していた(バルカンの項を参照)。アペデマス同様最後まで生き残り、戦いの決着後ターちゃんらと一緒にその場から立ち去ったが、その後の本編には登場していない。
ルナ
ナパの孫でレプリカのなでしこの剣を持つ。ナパから剣の手ほどきを受けていたようで、ターちゃんでもちょっと本気にならないと避けられないほどの剣の腕前。作中ではひたすらアナベベにナンパをされていた。
タヒム
バルカンとメロエの息子。ナパと同様、数十年前に保存装置から蘇った。そのまま生きていれば成人となっているはずだが消息は不明。
円頭人(えんとうじん)
ルシュ王国に高度な文明をもたらした宇宙人たち。イメージ回想でのみ登場。
ルシュ国王
回想中にのみ登場。人により評価が分かれ、自然を愛し「文明を捨て、自然に還る」ことを提唱した善き国王という意見もあれば(ナパ、バルカン、メロエはこの意見に賛成していたため、「ルシュ国王は素晴らしい人だ」と言っている)、自身の権力を守るために人気者であったアペデマスと五戦士に対し策謀を巡らせた老獪な悪党という意見もある。アペデマスは唯一この策謀を見抜いていたが、心理を読んでいた国王に謀反人にされ、敵対したバルカンたちに真実を伝えることができなかった。ノート博士の推察では、後者の悪党説を真実と見ており(ルシュ国王が「文明を捨て、自然に還る」ことを実行した形跡が見られなかったことが主な理由)、両者の意見を聞き比べたヂェーンも、「いつ復活するか分からないアペデマスと一緒に(五戦士が)封印されるなんて、ほとんど謀反人と同じ扱いだ」と国王の欺瞞性を看破していた。

十二神将(昆虫戦士)編 [編集]

空総(くうそう)
梁師範の息子。外魔瑠派教団(ゲマルハきょうだん)に支配された世界の救世主となる。誕生したての現代でも高い知能と法力を備えている。
エンド・ターチャン
ターちゃんとヂェーンの娘で第十二子(末娘)。ハーバード大学の学生でありながら地球防衛軍の特務部隊の指導員をやっている。外魔瑠派教団から空総を守る為、50年先の未来の世界からやって来た。痩せていた時代のヂェーンに似ている。
ハジメ・ターチャン
ターちゃんとヂェーンの長男で第一子。エンドの話によれば未来では動物学者になっているとのこと。田村正和に似た風貌をしている。最終回で誕生した。
ツギコ・ターチャン
ターちゃん家長女で第二子。エンドの話によればアフリカで活躍するボランティア医師団の代表との事。
ロック・ターチャン
ターちゃんとヂェーンの息子で第六子。絶望の未来ではエンドと共に地球防衛軍に入隊している。容姿はターちゃんの血を一番色濃く受け継いでおり、長髪である事以外は父と瓜二つ。
宮毘羅(くびら)
外魔瑠派教団十二神将の一人で、ハエの昆虫人間(インセクトヒューマン)。昆虫人間としては試作品。体を溶かす体液を吐いて趙の片腕を溶かし、彼を追い詰める。バトルスーツに頼り過ぎた結果、梁師範に倒された。
真達羅(しんだら)
十二神将の一人で、バッタの昆虫人間。顔にバッタの要素が濃く浮き出ている。その為、素顔を見せた際に梁師範から「仮面ライダーじゃん」とツッコまれ、ズッこけていた。驚異的な瞬発力を持つが、ターちゃんと梁師範のコンビネーションの前に敗れた。
伐折羅(ばさら)
十二神将の一人で、カブト虫の昆虫人間。劇中で正体を見せた他の昆虫人間達は基本的に人間に近い体型のようだが、彼は殆ど「巨大なカブト虫」といった容姿で、昔の公家に似た顔がついている。昆虫人間一の剛力。甲虫類特有の硬い皮膚を持っているのでバトルスーツを必要としない。ターちゃん相手にちょっと押す実力でやや善戦するも、皮膚の極端な硬度を逆手にとられ、ターちゃんに手足を折られて倒された。
末爾羅(まにら)
十二神将の一人で、クモの昆虫人間。口から糸を吐き、相手の動きを封じるのが得意。ペドロを追い詰めるが、空総の法力が目覚め、乗ってきた空中戦艦の砲門を破壊され戦意を喪失したところをタオに殺された。
タオ
外魔瑠派教団教祖。天才的な頭脳を持ち人類抹殺を企てる。十二神将の中に紛れ、自ら空総暗殺メンバーとして現代にやってきた。当初は招杜羅(しょうとら)のバトルスーツを着ていたが、やがてホログラフ映像のようなもので作った未来のアナベベの顔を見せ、50年後の地球の惨状を明かした。真の正体は子供で、昆虫人間が全滅したあとにその姿を現した。素顔は動物好きのいたって普通の少年であり、人類抹殺の直接の動機は、唯一の友達であった愛犬のドグとマグを食い殺した人間に絶望してのものだった。ターちゃんが介入した50年後の未来で動物達が(ひいては、人類と地球そのものが)救われたことを知ることになる。そして、純金製の巨大なヂェーン像を見てズッコケていた。



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