属とは? わかりやすく解説

しょく【属/続】

読み方:しょく

〈属〉⇒ぞく

〈続〉⇒ぞく


ぞく【属〔屬〕】

読み方:ぞく

[音]ゾク(呉) ショク(漢) [訓]さかん

学習漢字5年

[一]ゾク

付き従うその範囲に入る。つながる。「属国属性帰属軍属係属従属所属専属直属転属配属付属隷属

なかま。みうち。同類。「金属眷属(けんぞく)・尊属卑属

[二]ショク

つなげる。つづる。「属文」

目をつける。「属望属目

[補説] [二]2は「嘱(しょく)」と通用

名のり]つら・まさ・やす


ぞく【属】

読み方:ぞく

部下従者

「朕(われ)にも六天八部の—あり」〈露伴二日物語

仲間同類

「鬟(もとどり)なきもの浮屠(ふと)の—にたぐへて」〈野ざらし紀行

律令制で、寮・職・坊の主典(さかん)。

明治官制で、判任文官属官

生物分類上の階級の一。科の下、種の上位置する


分類学上の「簇(連)」と「種」の間に位置する分類群の名称。他の種とは異な特徴をもつ近縁種をまとめたもの。(Genus
ラン科植物の「属」
ラン科植物には、750800の「属」があると推定されている。これは、種子植物の中で、キク科に次ぐ多さである。
②プレウロサリス属(Pths.)、バルボフィラム属Bulb.)、デンドロビウム属(Den.)などはそれぞれ1,000種以上を有する大属である。
一つの「属」に一つの種しか含まない属(一属一種)も多数ある。

読み方
さっか
さつか
ぞく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/01 05:02 UTC 版)



出典:『Wiktionary』 (2021/10/17 01:11 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. ゾク) 部下(wp)従者
  2. ゾク) 仲間(wp)同類
  3. 日本史(wp)》(さかん) 日本律令制における四等官(wp)長官〈かみ〉次官〈すけ〉判官じょう主典さかん)の第四位である主典のうち、春宮坊(wp))での官職(wp)
  4. 日本史》(ゾク) 明治時代(wp)官制(wp)で、官庁(wp)下級補助文官判任官(wp)

名詞・接尾辞

  1. 分類学》(ゾク) リンネ式階層分類体系(w:en. リンネ(wp)階層分類体系)の生物学生物分類(wp)における基本的階級一つ正確には、かかる階級学名(wp)ラテン語斜体(wp)表記国際規約) "genus " に対応する和名(wp)英語では "genus" 〈規約なし〉)。

翻訳

動詞

  1. ゾクショクつきそうつながる集団一員になる。
  2. ゾクショク)ある事物範疇入る
  3. ショクゾク依頼する。託す。目を付ける嘱する
  4. ショクゾク)つづる。文章を書く。
  5. ショク)(古)同じ状態続く

活用

熟語


出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 08:56 UTC 版)

発音(?)



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