機種紹介とは? わかりやすく解説

機種紹介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 04:41 UTC 版)

ローランド・SCシリーズ」の記事における「機種紹介」の解説

SC-55 1991年発売パート16 最大同時発音数24 音色317 後のSCシリーズ異なり音色指定されていないバンク選ばれている場合基本となる0バンクの音が鳴るように作られている。この機能SC-55mkII以降機種では採用されなかった。 カード型リモコン付属している。リモコンには本体と同じ操作ボタンがついており、これによって手元各種操作が可能となっていた。また、このリモコン別売SB-55操作できるSB-55並べて重ねて設置した場合リモコン電源ボタン両方機器同時に働く。リモコン付属する機種本機SB-55及び発売当初SC-55mkIIのみである。これら以外の機種リモコン受光部も無い為、リモコン操作することもできないSC-33 1992年発売パート16 最大同時発音数28 226音色 8ドラムセット+1SFXセットリズムマシン筐体をした音源モジュール定価49,800円。 海外ではDr. Synth (DS-330) の名称でBOSSより販売されており、国内SC-33でも純正ACアダプターROLAND製 (DC9V、AC/DC) ではなくBOSS製 (AC12V、AC/AC) となっている。スプリットデュアルなど音色編集する機能が豊富で操作性も高いが、リズムマシンとしてのプログラム機能用意されていないSC-50 SC-55mkIIとほぼ同一筐体をした1Uハーフラックモジュール。日本国内では発売されていなかったとのことパート16 最大同時発音数28 音色226 ドラムセット8+1SFXセット SC-55mkIIからMT-32互換音色省いたモデルSC-155 1992年発売パート16 最大同時発音数24 音色317 初代SC-55にボリュームスライダーを取り付けた機種JV-30とは違いスライダーフィルターリアルタイム制御する機能はない。定価79,000円。 SCC-1 1992年発売パート16 最大同時発音数24 音色317 初代SC-55を基にしたISAカードSC-55mkII 1993年発売パート16 最大同時発音数28 音色354 ドラムセット10 パソコンとの接続MIDISERIAL オーディオ出力LINE 90年代初期GS音源標準機である。SC-88移行後もこの音源多くMIDIデータ作成された。 発売当初SC-55同様リモコン付属していたが、後にこれを廃止合わせて受光部回路削除した。現在ダウンロード可能な取扱説明書後者のものであるミュージ郎55同梱シリーズ初めSERIAL接続対応した機種である。 SK-50 SC-55mkII音源部加えスピーカー搭載したキーボードモデル。61ベロシティ対応。SC-55mkIIとは異なり操作パネルボタン少なく液晶ディスプレイ4桁7セグメントディスプレイとなっている。 SK-50IV 上記SK-50白色モデルミュージ郎SK-50同梱SCC-1A 音色354 SC-55mkIIを基にしたISAカードミュージ郎300BOARD(AT互換機用)に同梱SCC-2 音色354 SC-55mkIIを基にしたISAカードミュージ郎300BOARD II同梱SCC-1A単独基板製品だが、本製品はMPU-401/ATのWaveBlaster端子ドーターボードであるSCB-55搭載したのである。 SC-7 パート数:16 最大同時発音数28内蔵音色GM、プリセットノーマルボイス:128ドラムセット:6 エフェクトリバーブ/ディレイコーラス ローランドでは珍しいGMのみ対応の音源モジュールGS非対応)。白いディスプレイなしのモジュールミュージ郎BASIC同梱MIDI端子はINのみ装備する本機MIDI INからの信号を、SERIAL端子経由コンピュータ送信することは可能だが、COMPUTERスイッチMIDI以外に設定している場合シーケンスソフトで「ソフト・スルー」を設定しないと、MIDIキーボードなどでSC-7を発音させることはできないINPUT2系統背面前面1系統)あり、背面のINPUT1はレベル可変な為、簡易ミキサーとしても機能する端子はともにステレオミニ)。 SC-55ST パート16 最大同時発音数28 音色354 ドラムセット10 SC-55mkIIからディスプレイボタン類省略した廉価版ミュージ郎55ST、ミュージ郎5500同梱前面スポンジ足を剥がすことにより非公式ながらラックマウントアダプタRoland RAD-50へのマウントが可能である(SC-55などで使用されているものと同一ネジゴム足が必要) ディスプレイボタン類の他、リモコン及びその受光部並びにMIDI IN 2、MIDI OUTMIDI THRU及びINPUT省略されている。 SC-55ST-WH 上記SC-55ST白色モデル。「ミュージくん同梱音源SC-55K パート16 最大同時発音数28 音色354 ドラムセット10 上述SC-55STマイク端子装備し本体エフェクトをかけてカラオケ利用可能にした機種ヤマハMU10対抗馬としてリリースされた。 SC-55ST省略されていたMIDI OUTMIDI THRUINPUT復活された。 ミュージくん2同梱音源SCP-55 SC-55mkII同等音源サウンドカード機能内蔵したPCMCIA TypeIIカードCM-32P音色バンク追加されている。オプションのコネクターボックスMCB-3を使えばMPU-401 UART互換MIDIインターフェースとしても使用できる発熱が多いのが難点SC-88 1994年発売パート32 最大同時発音数64 音色数654 ドラムセット242つSFXセットを含む) 音色マップ:2(SC-55SC-88エフェクト リバーブ(8種類コーラス(8種類ディレイ10種類) 2バンド・イコライザー 1.5Uハーフラックサイズ。ユーザバンクがあり、ユーザーエディットした音色本体内に保存することが可能。電源内蔵音色拡張のため、音色マップ(あるいは単に「マップ」)の概念導入されたのは、このモデルからである。 ミュージ郎88同梱SC-88VL 1995年発売パート32 最大同時発音数64 音色数654 ドラムセット242つSFXセットを含む) 音色マップ:2(SC-55SC-88エフェクト リバーブ(8種類コーラス(8種類ディレイ10種類) 2バンド・イコライザー パソコンとの接続MIDI, SERIAL オーディオ出力LINE 初代SC-88廉価版。1Uハーフラックサイズとなり、ACアダプタからの電源供給となったモデルユーザー音色本体設定するためのボタン省略したモデル初代SC-88比べて2万円程安くなったため、大ヒットとなった筐体SC-55mkII類似しているが、マップ切替の為、元々リモコン受光部のあった場所にボタンが2個追加されている。 ミュージ郎88VL、ミュージ郎8800同梱。 SC-88ST パート32 最大同時発音数64 音色数654 ドラムセット242つSFXセットを含む) 音色マップ:2(SC-55SC-88エフェクト リバーブ(8種類コーラス(8種類ディレイ10種類) 2バンド・イコライザー SC-88VLからディスプレイボタン類省略し発音合わせて点滅する32パート分のインジケーター装備した廉価版SC-88Pro 1996年発売パート32 最大同時発音数64 音色数1117 ドラムセット42 音色マップ:3(SC-55/SC-88/SC88Pro)エフェクト リバーブ 8種類コーラス8種類ディレイ10種類、2バンドイコライザー インサーションエフェクト64種類1系統 パソコンとの接続MIDISERIAL オーディオ出力LINE SCシリーズ決定打ヤマハ・MUシリーズ研究した上で作成されたという。現在普及しているMIDIデータ大多数がこの機種作成されている。40MB(16bitリニア換算時)の波形メモリ搭載ピアノ音色には4MBが割り当てられている。 非公式XGフォーマット互換モード対応しており、違和感のない演奏可能にしている。XGフォーマットデータ受信すると、本体下部にあるEFX ON/OFFLED一瞬だけ緑色点灯するが、演奏中に本体ボタン類操作する設定などリセットされ数値変更確認できないよになっている通称ハチプロレイ・ハラカミ愛用していた機材としても知られるデビュー以来から2011年7月27日他界するまでメイン音源として一貫して使用され続けており、基本的に音源はこれを2台、さらに場合によっては鍵盤モデルSK-88Pro併用する事でほぼ完結していたという。 筐体SC-88同様1.5Uハーフラックサイズで、電源内蔵ミュージ郎88Pro同梱SK-88Pro SC-88Pro音源部操作パネル液晶ディスプレイ搭載したキーボードモデル。37ベロシティ対応。操作パネルのうち、音色&EFXエディット用の3組ボタンが、3個のノブ変更されている。 ミュージ郎88Pro同梱。 SC-88ST Pro パート32 最大同時発音数64 音色数1117 ドラムセット42 音色マップ:3(SC-55/SC-88/SC88Pro)エフェクト リバーブ 8種類コーラス8種類ディレイ10種類、2バンドイコライザー インサーションエフェクト64 SC-88Proからディスプレイボタン類省略し発音合わせて点滅する32パート分のインジケーター装備した廉価版。1Uハーフラックサイズで、電源ACアダプタ方式となっている。 SC-88Pro同様に非公式XGフォーマット互換モード対応しており、XGフォーマットデータ受信すると、POWERランプLED一瞬だけ緑色点灯するミュージ郎88Pro同梱SC-880 1998年発売SC-88 Proを1Uラックサイズにし、ロータリーエンコーダーとフレーズプレビュー機能搭載した海外向けモデルDAC変更されているために出力音が若干違う。 SC-8850 1999年発売パート64 最大同時発音数128 音色数1640 ドラムセット63 音色マップ:4(SC-8850SC-88ProSC-88SC-55)、エフェクトリバーブ(8種類)、コーラス(8種類)、ディレイ10種類)、2バンド・イコライザー、インサーション・エフェクト(64種類1系統パソコンとの接続MIDIUSB1.0SERIAL オーディオ出力LINE音色あたりの最大ボイス数が4に増え、より高音質となった。64MB(16bitリニア換算時)の波形メモリ搭載88Pro互換音色内蔵しているが、エンベロープ効きなど従来機種とは微妙に演奏ニュアンス異な部分があるため、それらで作成されMIDIデータの完全な再現できないピアノストリングス一部はステレオサンプリングとなっている。GM2に対応。従来単音加え、フレーズプレビュー機能追加された。一部ドラムセットではランダムボイスを採用している。 SC-88Pro同様に非公式XGフォーマット互換モード対応しており、違和感のない演奏可能にしている。SC-88Proとは異なりXGフォーマットデータ受信してLED表示パネル変化現れないが、演奏中に本体ボタン類操作する設定などリセットされ数値変更確認できないという点は同じである。 なお、SC-8820とはROM記録されている波形異なるうえ、両者異な音色が同じ音色マップ(バンクセレクトLSB=4)に入っているため、8820で作成されMIDIデータも完全再現できないという問題がある。外見従来機種より若干斬新になっているSCシリーズ初めUSB対応した機種である。ローランドUSBプロダクト第4弾本機より、ブランドがRolandEDとなる。 SC-8820 1999年発売パート32 最大同時発音数64 音色数1608 ドラムセット63 音色マップ:4(SC-8820SC-88ProSC-88SC-55SC-8850半分スペックにして、ディスプレイ操作子を省略したモデルボイス数が2であるために8850で追加され新音色の恩恵はあまり受けられず、「8850用データ再生できる88Pro」という感は否めない。しかし88Pro以前用のデータ再現性は8850よりも高いため、過去資産生かすために8850でなくこちらを選択したというユーザー少なくないUSBバスパワー方式採用した唯一のモデルでもある。 SK-500 SC-8820音源部搭載したキーボードモデル。49ベロシティ対応。 SC-D70 2001年発売パート32 最大同時発音数64 音色数1608 ドラムセット63 音色マップ:4(SC-8820SC-88ProSC-88SC-55上述SC-8820外部入力端子装備しデジタルオーディオワークステーション(DAW)にも対応させたモデル。このモデル発展系としてSD-90設計された。SCシリーズSDシリーズとの橋渡し的な存在である。ドライバアップデートによりASIO1.0にも対応するSOUND Canvas for iOS 2015年0129日発売された、SCシリーズ再現したiOSソフトウェア・シンセサイザー1600音色音色マップ7(SC-8820SC-88ProSC-88SC-55GM2CM-64 Map(PCM)、CM-64 Map(LA))。 SOUND Canvas VA 2015年12月24日発売された、SCシリーズ再現したWindows/Mac対応のソフトウェア・シンセサイザーVirtual Studio TechnologyVST)とAudio UnitsAU)の両方対応しているiOS版と同一のものが使われている。エフェクトフィルタ掛かり方のニュアンス異なるため完全な再現はできず、バグも多い。フィルタSC-88Pro等ではアタック音が潰れないよう作られているデータでもアタック音潰れたりと癖が強くSC-88Pro互換としてはあまりに残念だが、上手く扱えばそれなりに使えるのでGSデータ再生用と思わない方がいい。エクスクルーシブメッセージ対応してない場合対策としてImport SMF EXCというMIDIデータ読み込んでエクスクルーシブメッセージ受信させる機能があるが、Format1に対応しておらず、マニュアルにも一切書かれていない上、エラーメッセージすら出ないSC-88ProSC-8850等と同様に非公式XGフォーマット互換モード対応しているが、Import SMF EXCからXGデータ読みませないXGモードならない上、GMリセット等があるとXGモード解除されてしまうので再生に使うプレイヤー等からGMリセットを消すかフィルタGMリセットを弾く必要があるバージョンRoland Content Store 版とアクティベート方法変更加えたRoland Cloud 版があり、Roland Cloud 版にはデモソング付属しない。他にインターネット社のDAWABILITYシリーズ専用音源として「SOUND Canvas VA for ABILITY」がある。ABILITY並びにSinger Song Writer Lite 9.5もしくは10ユーザー限り5000円購入可能だが、他のDAWには使用できないなどの制限がある。

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機種紹介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 08:59 UTC 版)

エディロール・SDシリーズ」の記事における「機種紹介」の解説

※これらの機種ではパッケージ版販売されていたが、単品販売製品においても「SONAR LE」を同梱SD-90 パート数:32 最大同時発音数128 音色数:1050 ドラムセット30 SDシリーズ最初機種外部入力端子の他、デジタルオーディオ端子光デジタル入出力端子コアキシャル入出力端子装備アナログ出力端子4つ装備されており、4スピーカーサラウンド出力にも対応。MIDI音源部では3系統のマルチエフェクトと2系統のシステムエフェクトを搭載また、デジタル・エフェクトやデジタル・ミキサーなど、24bit対応のデジタルオーディオインターフェースとしての機能充実しており、外部から入力された音をデジタルミックスさせたり、エフェクトかけたりすることが可能。USB経由してオーディオPC取り込むことも可能。米ケークウォーク社のDAWソフトである「SONAR」を同梱した「ソナー・デジタル・スタジオ」のほか、同じく「ケークウォーク・ホームスタジオ」を同梱した「SD-90 ホームスタジオ・エディション」も販売されていた。 SD-80 パート数:32 最大同時発音数128 音色数:1050 ドラムセット30 SD-90からオーディオインターフェース関連機能削減しステレオ2系統もしくはモノラル4系統出力可能なマルチアウト機能追加デジタル出力端子光デジタルコアキシャル2つ本体SD-90比べてサイズダウンしており、付属アダプタ用いることで1Uサイズラックマウント型機器として使用することができる。「ケークウォーク・ホームスタジオ」を同梱した「SD-80 ホームスタジオ・エディション」も販売されていた。 SD-50 パート数:16 最大同時発音数128 音色数:1125 ドラムセット32 SonicCellに似た外観を持つ。2010年3月27日発売MUSIC CREATOR5をバンドルした、ネットブック向けの「Mobile Studio Canvas」としてセット販売。 ただし、音色配列搭載音色受信できるコントロールに関してSD-90などとの互換性はほとんどなく、従来MIDI対し根底から覆す音源でもある。特に、XGLite対応していなかったり、GM2データでもバンクMSBが0では音色変化しないなどの特徴持っている。 SD-20 パート数:32 最大同時発音数64 音色数:660 ドラムセット23 SC-8820似た外観を持つシリーズ最下位機種SD-80からさらに機能削られており、マルチエフェクトはなく、ネイティブモードGM2モードにおいては音色カテゴリー3つしかないが、上位機種遜色ない発音をする。デジタル出力端子光デジタルのみ。USBバスパワー動作可能。当初ミュージ郎ネットスタジオ」の同梱音源として販売されたが、後に単体販売となる。さらに2007年11月からはDAWソフト「SONAR6 LE」を軸とする音楽制作ツール集「Cakewalk Production Plus Pack」が同梱され本体付属品立場逆転する、という珍しい現象起きている。

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