Linux Standard Base
略称:LSB
Linuxディストリビューション間の互換性を確保する目的で定められた標準仕様。Linuxディストリビューションが共通に備えるべき機能を定めている。ファイルやディレクトリについて規定する「FHS」や、国際化機能について規定する「OpenI18N」など、多数の下位仕様から構成される総合仕様である。非営利のオープンソース標準化団体「FSG」が策定する。同団体では、あるLinuxディストリビューションがLSB準拠であるかどうかの認定作業も実施している。
Linuxだけでなく、「Single UNIX Specification」などのUNIX系OSの標準仕様とも、できるだけ整合性があるように作られている。そのため、LSBに準拠していれば、ほかのUNIX系OS向けのアプリケーションを移植しやすい。
関連見出し
Free Standards Group
Filesystem Hierarchy Standard
Q:LinuxはPOSIXに準拠していますか?
関連URL
Linux Standard Base Project(http://www.linuxbase.org/)

LSB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/21 05:22 UTC 版)
LSBには、以下の意味がある。
- 最下位ビット(Least Significant Bit)- 二進記数法において、最小のビットを表す位置。
- 最下位バイト - CPUにおいて、最小のバイトを表す位置。
- 振幅変調方式の単側波帯振幅変調(SSB)のうち、下側波帯を用いた方式。SSBを参照。
- Linux Standard Base
- 左サイドバック(Left Side Back) - サッカーのポジション
- ボリビア手話 (Lenguaje de Señas Bolivianas)
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