金角・銀角コンビ期
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白夜書房のパチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』にてフリーライターとしてデビュー。当初は金角&銀角(安藤康一)というコンビで活動しており、文章は金角が担当し、イラストや漫画は銀角が担当するという分担になっていた。後に姉妹誌の『パチスロ必勝ガイド』においても執筆することとなる。 初期はパチンコ台を絡めたヌードモデル撮影やアートとの融合など、いわゆる"バカ企画"に分類される単発企画が主な活動だった。 パチスロ必勝ガイド誌上においては時折「架空のパチスロ機種」をでっち上げ、偽の新機種紹介記事を執筆していた。架空機種は「一発当てれば家一軒」「平均獲得枚数32000枚のカミカゼチャンス」といった内容の煽り文句で、例外なく強力な出玉性能をアピールしたものとなっており、架空記事でありながら編集部には読者からの問い合わせが相次ぎ、反響を呼んだ。後に同誌上で「インデアンのふんどし」連載開始。 しばらくの単発企画掲載を経て、読者投稿コーナー「金角&銀角のパチバカ天国と地獄」を開始。『パチンコ必勝ガイド』誌上の名物コーナーとして現在も(一部改名され)存続している。 『パチンコ必勝ガイドルーキーズ』創刊時に「五つ星ホールを探せ!」の連載を開始。毎回様々な県のパチンコ店を回り、店に無断でチェックを入れ採点するという企画。パチンコ店巡りだけでなく、ご当地巡りの要素も多分に取り入れられており、連載開始から読者人気1位を独走した。この連載によって金角・銀角コンビの名が出版業界内にも知れ渡るなど成功を収めた企画だったが、経費が毎回多額となった事で連載終了を余儀なくされた。 先述の「五つ星ホールを探せ!」以降、両者共に他誌での執筆が増え、『ベトナム乱暴紀行』などを世に出し一般にも金角&銀角の名が浸透しつつあったが、後に銀角との仕事への温度差に苦言を呈し、コンビは解消となった。 単行本作品 パチンコ必笑ガイド(白夜書房) 金角&銀角のパチバカ天国と地獄I(白夜書房) ベトナム乱暴紀行(スターツ出版)ベトナム乱暴紀行リバイバル(スターツ出版) ※ベトナム乱暴紀行の新装版 インド怪人紀行(角川文庫) タイ怪人紀行 (角川文庫) 直感サバンナ (角川文庫) 情熱チャンジャリータ 戦力外ポーク (角川文庫) 妄想シャーマンタンク (角川文庫) BESTっス! 板谷遠足 (角川文庫) 板谷式つまみ食いダイエット 真・板谷番付! メタボロ (幻冬舎文庫) やっぱし板谷バカ三代 (角川文庫) とことん板谷バカ三代 オフクロが遺した日記篇 (角川書店) そっちのゲッツじゃないって!(ガイドワークス)
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