機種統合計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 00:03 UTC 版)
TR-6開発時に発案されたMSの恐竜的進化を改善する運用構想。簡単に言ってしまえば、1種類のMSのみで現存するMSを全て置き換えてしまおうという計画。過去にジオン公国軍で行われたモビルスーツの規格統一を行う統合整備計画と地球連邦軍のパーツ換装であらゆる状況に対応できる万能MSを開発する(同時にRX-78 ガンダムの様な全部乗せの万能性を否定する)RX-81計画を同時に行うようなものである。 事実、ティターンズの運用するMS・MAの全機能をTR-6換装形態で再現することは達成しており、行く行くは地球連邦軍の運用機全てをTR-6に統一してしまおうと云う野心的な目標を立てていた。成功すれば、機種統一による整備性の向上はもとより、運用する基地・母艦、配備定数、作戦作成、製造等々、MS運用システムそのものを一新させていたかもしれない。理論上ではあるが、TR-6は敵機に合わせた換装パーツを随時開発、必要ならば万能化換装システムで取り込むことで、常に相手に対して高スペックを獲得する事ができる。また、イジェクションポッドに比べ、生存性の高いプリムローズを標準採用しているため、たとえ撃破されてもパイロットの生存・生還率の上昇が見込める。
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