機種決定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:48 UTC 版)
防衛省では、2015年(平成27年)度予算案にUH-Xの開発費として10億円を計上して業者選定を進め、2015年2月25日に、企画競争参加希望者募集要項を公示した。提案書は6月2日までに締め切られた。 2015年7月15日、防衛省は「ベル412EPI」が選定されたと発表、理由としては、選定基準で重視された国際共同開発の管理体制の面が影響しているとされている。この決定に関して、エアバスが防衛省に説明を求める考えを明らかとし、防衛省を相手取った訴訟を視野に入れているとフィナンシャル・タイムズ紙が報道したが、エアバスの広報担当者は、そうした段階にはまだ至っていないと回答、実際に訴訟は行われなかった。その後、防衛省は9月2日に開発プロジェクト立ち上げ事業について、富士重工と試作請負契約を締結したことを発表した。尚、ベル412EPIが選定されたことにより、武装・偵察型は白紙化となった。供試機(プロトタイプ)は、2019年2月28日、XUH-2として防衛装備庁に納入され、3月8日に陸上自衛隊航空学校のある明野駐屯地に搬入された。 詳細は「ベル 412#UH-X・412EPXの開発」を参照
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