せん‐だん【×栴×檀/×楝】
栴檀
センダン
せんだん (栴檀)
●わが国の本州、伊豆半島以西から四国・九州それにアジア各地やオーストラリアの北・東部の沿海地方に広く分布しています。高さは5~15メートルになり、葉は2~3回奇数羽状複葉で互生します。5月から6月ごろ、葉腋から集散花序を出し、淡紫色の小さな花をいっぱい咲かせます。果実は核果で、10月から12月ごろ黄色く熟します。公園樹や街路樹に植栽されるほか、材は建築・器具用に、果実や樹皮は薬用に利用されます。
●センダン科センダン属の落葉高木で、学名は Melia azedarach。英名は White cedar, Chinaberry。
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栴檀
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センダン
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センダン(栴檀[6]、学名: Melia azedarach)は、センダン科センダン属に分類される落葉高木の1種。暖地の海岸近くに生える。別名としてアフチ[6]、オオチ[7]、オウチ[8]、アミノキなどがある。薬用植物の一つとしても知られ、果実はしもやけ、樹皮は虫下し、葉は虫除けにするなど、薬用に重宝された[6]。リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つでもある[9]。
注釈
出典
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Melia azedarach L. var. subtripinnata Miq. センダン(狭義)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Melia azedarach L. センダン(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月18日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Melia azedarach L. var. japonica (G.Don) Makino センダン(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月18日閲覧。
- ^ ITIS n.d.
- ^ 米倉・梶田 2018.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 田中 2011, p. 65.
- ^ a b c d e f g h i j k 学習研究社 2000, p. 37.
- ^ a b c d e f g h i 鈴木・高橋・安延 2014, p. 115.
- ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 384
- ^ a b c 永岡書店 1997, p. 182.
- ^ a b c d 辻井 2006, p. 107.
- ^ a b c d e f g h 林将之 2008, p. 129.
- ^ a b c CABI 2019, Environmental Requirements.
- ^ a b 林弥栄 2011, p. 385.
- ^ 日本農業新聞 2013.
- ^ 林将之 2011, p. 103.
- ^ a b c d e 辻井 2006, p. 109.
- ^ a b 林将之 2008, p. 128.
- ^ 成美堂出版 2011, p. 166.
- ^ a b 日本農業新聞 2019.
- ^ 熊本大学薬学部 2004.
- ^ 根路銘・向 2011.
- ^ 琉球新報2016年11月11日付け
- ^ 琉球新報2020年4月19日掲載
- ^ 現代言語研究会 1996, p. 212.
- ^ 『色名がわかる辞典』「楝色」、講談社、2011年。コトバンク版 2024年3月4日閲覧。
- ^ 足立 1995, p. 291.
- ^ レファレンス協同データベース 管理番号・神戸図–1509
栴檀
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