奥武島 (沖縄県久米島町)とは? わかりやすく解説

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奥武島 (沖縄県久米島町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 06:28 UTC 版)

奥武島
左が久米島で、右がはての浜。その接点付近にある2つの島のうち、久米島側が奥武島
所在地 日本沖縄県島尻郡久米島町
所在海域 東シナ海
所属諸島 沖縄諸島
座標 北緯26度20分19秒 東経126度49分41秒 / 北緯26.33861度 東経126.82806度 / 26.33861; 126.82806 (奥武島)座標: 北緯26度20分19秒 東経126度49分41秒 / 北緯26.33861度 東経126.82806度 / 26.33861; 126.82806 (奥武島)
面積 0.63 km²
海岸線長 3.4 km
最高標高 15 m
奥武島
奥武島 (沖縄諸島)
奥武島
奥武島 (沖縄県)
奥武島
奥武島 (日本)
プロジェクト 地形
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奥武島(おうじま)は、久米島の東500m沖合にある沖縄県島尻郡久米島町に属する。周囲約2km[1][2]

概要

久米島の東約800mに位置し、面積は0.63km2、人口は約30人余。1983年に久米島との間に海中道路(新奥武橋)が開通。それまでは干潮時は徒歩、満潮時は竹馬や漁船で行き来していたという[2][3]

奥武島の東にはオーハ島があり、その先にははての浜が延びる[4]

浜辺にの甲羅のような形をした畳石久米島ウミガメ館(入場料500円)が島内にあり、久米島町の観光名所にもなっている。2007年、「奥武島の畳石」が日本の地質百選に選定された。2千万年前に噴火した安山岩が冷えて固まった時に割れ目ができたもの。2014年7月に「久米島町奥武島の畳石」として国の天然記念物に指定された。

モズク栽培が盛ん[5]。6月初旬頃(旧暦の5月4日)に漁港で奥武島ハーリーが行われる[1][4]

2004年(平成16年)に海洋深層水を使用した温浴施設「バーデハウス久米島」が開業した[2](2020年より休業中)。

島内には奥武島キャンプ場がある。日帰りでの利用が可能で、アウトドア用品のレンタルも可能。通年アウトドアやキャンプを楽しめる。

登武那覇城からみる奥武島全容

ギャラリー

島内観光

  • 久米島ウミガメ館
  • 畳石
  • バーデハウス久米島
  • 奥武島キャンプ場
  • はての浜

脚注

  1. ^ a b Click おきなわ ゆんたく
  2. ^ a b c 沖縄の島々(久米島/奥武島)
  3. ^ 朝日新聞:(復帰50年)沖縄の戦後、たどって
  4. ^ a b 『久米島ガイドマップ』久米島観光協会
  5. ^ 沖縄観光チャンネル 奥武(おう)島

参考文献

  • 『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』第2版、2004年7月、財団法人日本離島センター、ISBN 4931230229

外部リンク




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