南浮原島とは? わかりやすく解説

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南浮原島

読み方:ミナミウキバルジマ(minamiukibarujima)

琉球列島一部沖縄諸島与勝諸島属す太平洋無人島

所在 沖縄県中頭郡勝連町

位置・形状 沖縄島の東、津堅島沖合サンゴ礁海中

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

南浮原島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 00:35 UTC 版)

南浮原島

浮原島(右上)と南浮原島(左下)。2005年1月24日撮影。
出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)』
所在地 日本沖縄県うるま市
所在海域 太平洋
所属諸島 与勝諸島
座標 北緯26度17分22秒 東経127度58分49秒 / 北緯26.28944度 東経127.98028度 / 26.28944; 127.98028 (南浮原島)
面積 0.07 km²
海岸線長 1.31 km
最高標高 4 m
プロジェクト 地形
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南浮原島(みなみうきばるじま[1]、みなみうきばるしま[2])は、沖縄諸島の一部をなす与勝諸島無人島で、沖縄県うるま市に属する。

地理

浮原島の南西約1.2キロメートルに位置し[3]、面積0.07平方キロメートル[4]、周囲1.31キロメートル、標高4メートル無人島である[5]太平洋上にあり、沖縄諸島の一部をなす与勝諸島である[1]沖縄県うるま市に属し[4]大字浜比嘉島東部で構成される「比嘉」に含まれる[6]2005年平成17年)4月1日のうるま市成立以前は[7]勝連町に属していた[8]

浮原島と共に琉球石灰岩からなる低平な島で[5]、全体にアダンが生育している[9]津堅島の北東約2キロメートルに、ギノギ岩と呼ばれる岩礁があり、ギノギ岩と南浮原島間の海域は「津堅口」といわれる[10]

歴史

かつて人々は、この島にを取るために訪れていたという[9]。1982年(昭和57年)10月25日、沖縄振興特別措置法に基づく「指定離島」から解除された[11]。浮原島・南浮原島の両島は小型が航行する際の目印となっている[12]

出典

  1. ^ a b 「南浮原島」、日外アソシエーツ株式会社編(1995年)、p.490
  2. ^ 「南浮原島」、建設省国土地理院地図管理部(1981年)、p.190
  3. ^ 「浮原島」、平凡社地方資料センター編(2002年)、p.407上段
  4. ^ a b 「2.島しょ」、沖縄県企画部地域・離島課編(2021年)、p.7
  5. ^ a b 「浮原島」、角川日本地名大辞典編纂委員会編(1991年)、p.185
  6. ^ 「比嘉(勝連町〔現行行政地名〕)」、角川日本地名大辞典編纂委員会編(1991年)、p.977
  7. ^ 「合併、市・町制施行、名称変更一覧(昭和40年3月29日 - 平成27年10月1日)」、市町村要覧編集委員会編(2015年)、p.455
  8. ^ 「浮原島」、財団法人日本離島センター編(2004年)、p.1197
  9. ^ a b 「51. 浮原島遺跡」、沖縄県・勝連町教育委員会編(1993年)、p.88
  10. ^ 「ギノギ岩」、角川日本地名大辞典編纂委員会編(1991年)、p.294
  11. ^ 「1.指定離島」、沖縄県企画部地域・離島課編(2021年)、p.2
  12. ^ 「浮原島・南浮原島」、公益財団法人日本離島センター編(2019年)、p.1540

参考文献

関連項目



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