地方自治体の独自対応とは? わかりやすく解説

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地方自治体の独自対応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 07:42 UTC 版)

2010年日本における口蹄疫の流行」の記事における「地方自治体の独自対応」の解説

宮崎県での口蹄疫被害拡大長期化するのに伴い各県政令指定都市政府支援とは別に独自に設定した口蹄疫対策予算対応策主な動き5-6月)全畜産農家対す清浄性調査 種牛種豚冷凍精液分散 家畜伝染病予防法(9条)に基づいた知事命令による消毒 消毒薬炭酸ソーダ中心)や消石灰無料配布 対策資金準備配布無利子融資仮払金 動物園役所イベントなどでの消毒設置 県や市町村対策本部設置第1回会議 空港や港などでの消毒液設置 宮崎熊本鹿児島大分県では車両消毒義務化6月初旬から) 宮崎県では人の集まる公共施設閉鎖県立図書館公民館などセリ市各種畜産イベント中止延期 動物園などでのふれあい中止 牧場体験学習など受け入れ停止 埋却用地確保 営農相談経営相談心のケア 異常家畜発見時の生産者等からの24時間通報体制夜間休日も)を整備宮崎県種牛55頭、現在5頭(美穂6歳、福乃国13歳ほか)。年間子牛出荷78,391頭(2009年)、4割を県外に。2008年第9回全国和牛共進会内閣総理大臣賞7頭独占5年1回)。 宮崎牛佐賀牛松阪牛の4割、常陸牛の3割、信州和牛但馬牛にはならない4月28日、緊急対策として総額33億円の今年度一般会計補正予算専決処分することを決定し家畜薬殺処分した農家小売業者らへの融資245億円分設定した5月12日口蹄疫影響受けた豚・牛の農家対し当面の生活資金として200 - 100万円を上限無利子無担保貸し付ける新たな制度など、約2億1000万円の一般会計補正予算専決処分した。 6月11日県、宮崎市都城市公共施設閉鎖。県図書館運動公園公民館など鹿児島県種牛24頭。鹿児島牛、松阪牛、さつま黒豚和牛飼育37頭(北海道に次ぐ)全国2位、豚飼育134頭、全国一位曽於中央家畜市場の子牛の年間取り扱い2万6千頭全国1位。 宮崎県の南に隣接自動車だけではなく風雨による感染が心配 5月7日知事命令による消毒 5月20日県内各自治体JAは、宮崎県口蹄疫に伴う競り市延期で、子牛農家支援策を決定5月24日種牛半分12頭を離島移動する第1陣として、県肉用牛改良研究所曽於市)(宮崎県境まで7.5km)の6頭を喜界島向けて船積み(他に冷凍精子一部移動予定)。 5月25日現在、24時間消毒ポイント9ヶ所。 5月26日種豚改良協会霧島市)などの種豚候補のうち20頭を、県農業大学校日置市)に移動させた。また、種子島移動させる予定だった種牛種牛候補の計6頭と種豚候補120頭は、屋久島に移すことに変更した6月12日宮崎県都城市感染に伴い道路封鎖80本を要請するが、自治体体制整わず一部にとどまる。 大分県種牛36頭。豊後牛(「勝福平」2010年2月最優秀検定ほか) 肉用牛64,600頭(2008年4月30日口蹄疫県内発生予防万全を期するとともに畜産農家経営支援を行うため、「大分県口蹄疫総合対策本部」を設置5月28日3ヶ所で24時間消毒液マットによる全車消毒開始6月11日畜産研究部竹田市久住町)の種牛36頭のうち、主力種牛7頭を国東市国東町畜産振興公社畜舎避難させた。さらに現在精液供給する基幹種牛12頭のうち最大5頭も避難させる6月11日宮崎県境の国道3か所だけの消毒ポイントを、12箇所新規設置し宮崎熊本県境に拡大する熊本県種牛16頭。くまもとあか牛肉用牛147,600頭。 5月13日困窮した農家への経営支援策として総額80億円の無利子融資設定し追加防疫対策をまとめた。 5月25日現在、消毒ポイント9ヶ所(7ヶ所は7-19、1ヶ所24時間、1ヶ所7-175月27日県は県農業研究センター合志市)の「くまもとあか牛」4頭と黒牛の種牛種牛候補の計6頭を、来週にも県内2ヶ所(阿蘇市天草地方)に分散させることを決めた凍結精液6本のうち約1万本も八代市移動させる6月20日4月下旬から休止中家畜市場6か所は、えびの市感染終息確認され翌日6月5日7月1日再開決定飛び火したが、15日の再協議で、当初決めた通り7月再開確認した出荷待ちの子牛が1千頭超える南阿畜産農協高森町)。塚元組合長56)は「高齢女性生産者多く、牛が成長しすぎて手に負えなくなったり、畜舎収容しきれなくなったりして悲鳴を上げている」と早期再開訴える。 長崎県種牛29頭。壱岐牛、五島牛肉用牛90,7005月20日、県が農家支援策として、消毒液配布無利子融資実施する発表5月21日すべての農家消毒薬配布するほか、競り延期影響受けた農家に1頭あたり35万円(1経営体当たり最大500万円)の無利子資金融資も行う。 6月11日6月末に県肉用牛改良センター平戸市)の29頭のうち最大10頭を離島小値賀島小値賀町)に移す。 7月6日県北振興局が、佐世保市小佐々町で、殺処分された家畜埋却する演習行った管内3市2町の行政農協建設120人が参加した繁殖和牛6頭、子牛6頭が殺処分され、農場から徒歩圏内埋却するという想定で、24人が埋却作業あたった佐賀県種牛8頭。佐賀牛肉用牛64,1005月14日JAグループ佐賀当面対策として、子牛子豚などの競り中止今月末まで延長し出荷できない農家支援するため、仮払金支払うことを決定6月11日福岡長崎県境国道中心に計7か所に消毒ポイント新規設置し畜産関係車両消毒する福岡県肉用牛28,500頭。 5月21日、「福岡県口蹄疫防疫対策本部」を設置し第1回会議開催家畜伝染病予防法基づいた知事命令による消毒開始された。 知事命令による消毒7月16日まで延長埋却準備市町村要請沖縄県肉用牛84,000頭。 5月17日市町村JAなど関係者内容相談した上で、独自の農家支援検討5月20日口蹄疫侵入防止対策話し合う緊急会議県庁開き那覇空港那覇港21日から、観光客らの靴底消毒実施することを決定7月2日、県は被害拡大した時に種牛などを伊平屋村避難させる。県家畜改良センター系統造成35頭、県畜産研究センター種牛3頭、アグー豚4頭、ボア種山羊2頭の合計44頭が避難対象となるが、現在避難予定はない。 島根県肉用牛34,8006月10日雲南市木次町の県畜産技術センター保管凍結精液29本の一部1年分6,900本を、70km離れた江津市江津町西部農林振興センター江津家畜衛生部移動した7月5日畜産技術センター雲南市)の全29頭の種牛一部5頭を避難牛舎移動させる牛舎は、隠岐の島町の旧隠岐空港跡の車庫改装し7月中をめどに整備するまた、県内発生した場合使用する消毒薬防護服、豚を殺処分する装置などを、各家畜保健衛生所や各畜産技術センターに約3000万円の予備費配備する香川県肉用牛19,0005月18日県内で牛や豚を飼育する畜産業423に対して8週間分の消毒剤支給することを決めた高知県4月20日 - 4月23日県内偶蹄類家畜対す緊急調査実施4月21日5月7日、緊急防疫会議開催5月3日から、宮崎県家畜防疫員を派遣し防疫措置支援5月12日九州から宿毛湾港の上陸車両の消毒開始5月17日口蹄疫対策にかかる関係部局長会議開催5月18日宮崎県発生した口蹄疫係る四国4県緊急畜産課長会議開催5月20日21日県内畜産農家消石灰無料配布冷凍精液県内複数家畜保健衛生所分散させる方針種牛については「管理体制考えると、県畜産試験場が一番安全かもしれない」。 愛媛県宮崎県の海向かい5月26日、県畜産研究センター西予市)の「愛媛甘とろ豚」の雄豚約40頭のうち、種豚となる7頭を県内3ヶ所(大洲市ヶ所、西条市2ヶ所)に移動させる九州から船で上陸するすべての車両24時間態勢消毒すべての畜産農家消毒薬配布兵庫県肉用牛58,600頭。 但馬牛(超エース級6頭(8割)、エース級6頭、種牛候補28頭) 生産農場2,566戸 92,850頭(乳用牛50219,300頭、肉用牛2,022戸 47,500頭、豚4226,050頭) 4月30日農林水産技術総合センター畜産技術センター集中管理している12頭の基幹種雄牛凍結精液のうち、約5,300本(6頭、約2ヶ月分)を北部農業技術センター移動5月25日農林水産技術総合センター加西市)の但馬牛エース級種牛3頭を含む6頭と、北約50キロ北部農業技術センター朝来市)にいる種牛候補6頭を、お互いに交換し移し替える予定5月28日来週中県下一斉消毒決定。 異常家畜発見時の生産者等からの24時間通報体制夜間休日も)を整備岡山県肉用牛35,1005月25日畜産研究所美咲町)の種牛16頭(エース級3頭と候補13頭)のうち6頭を、南東30キロにある所(赤磐市)に、数日中牛舎新築してから移す。 岩手県肉用牛112,400頭(全国4位・宮崎鹿児島北海道のつぎ) 県畜産研究所種山畜産研究室住田町)にある凍結精液18本と種牛18頭。凍結精液のうち3本を6月14日から20km離れた宮古市宮古地区合同庁舎保管する宮崎県外に口蹄疫広がった場合、特に優れた種牛12頭を種山残し残りの6頭は50km離れた外山畜産研究室盛岡市)に移す。県内発生した時には種山では種牛だけを飼育し残りすべて別の場所に移す。 新潟県339戸で約12,600頭の肉用牛。うち、黒毛和種296戸で約4,500頭。黒毛和種年間1,800頭が食肉用に、うち約800頭が高級和牛にいがた和牛」として流通新潟県口蹄疫発生対策要領危機対策課、畜産課(P18) 地域振興局番:口蹄疫対応標準マニュアル平成22年5月31日 新潟県防災危機対策農林水産畜産課(p48) 山口県無角和種種牛2頭、飼育200頭。肉用牛19,100頭。 18,000本の凍結精子半分美祢市から20km離れた萩市へ。 三重県肉牛222戸、乳牛69戸、養豚64戸などで、計約164000頭の牛や豚 6月12日調査、7割が埋却用地確保滋賀県2万2千頭、豚1万頭(子牛1万頭の4割は宮崎産)(2009年7月神奈川県529農家乳牛9830頭、肉牛4788頭、豚79791頭(2010年2月予防策パンフレットを全529農家配布消石灰60kgを全農家に配布

※この「地方自治体の独自対応」の解説は、「2010年日本における口蹄疫の流行」の解説の一部です。
「地方自治体の独自対応」を含む「2010年日本における口蹄疫の流行」の記事については、「2010年日本における口蹄疫の流行」の概要を参照ください。

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