殺菌剤 (医薬品)
医薬品における殺菌剤(さっきんざい、英: anti-bacterial)とは、病原性を有する微生物を殺す、または増殖を抑止するための薬剤。殺菌薬とも。
ただし、抗生物質や抗真菌薬を除外し、微生物を非選択的に殺すものを呼ぶのが普通である。また医療機器の殺菌のみ、あるいは外用(皮膚)にのみ用いるものは消毒薬ということが多い。
例として以下のようなものがある。
- ヨウ素剤 - ヨードチンキ、ポビドンヨード
- 塩素類 - 次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)
- マーキュロクロム液(赤チン)
- グルコン酸クロルヘキシジン
- アクリノール
- アルコール類 - エタノール、2-プロパノール(イソプロパノール、イソプロピルアルコール)
- 過酸化水素水(オキシドール)
- 逆性石鹸 - 塩化ベンザルコニウム、塩化セチルピリジニウムなど
- フェノール類 - クレゾール石鹸液など
関連項目
消毒液
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 08:42 UTC 版)
薬液に1時間以上浸す。薬液は次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする場合が多い。これは牛乳の成分が同成分を水と食塩に分解してしまうからであり、消毒液程度の濃度ならば、人体に全く無害だといわれているためである(一般に塩素系洗剤を誤飲した場合の対処法として牛乳を飲ませるのはこのためである)
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