千葉マリンズとは? わかりやすく解説

千葉マリンズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 14:26 UTC 版)

上を向いて歩こう (漫画)」の記事における「千葉マリンズ」の解説

名門!第三野球部#千葉マリンズも参照。 『名門!第三野球部』及び『名門!第三野球部 飛翔編』(以下「旧作もしくは飛翔編」と称する時代日本一達成した時とは神と本を除きメンバーがほとんど入れ替わっており、チーム成績物語開始時の年で4位と低迷していた。この時はすでに実在する球団として千葉ロッテマリーンズ存在していたが、同球団はまった無関係であり、引き続き球団名は千葉マリンズとなっている。旧作ではマリンビールが親会社になっていたが、本作では親会社については明らかになっていない上杉 輪うえすぎ りん) 本作主人公。左投げ左打ちあすなろ高校時代野球部での教え子でもあり、あすなろ海堂後輩にもあたる。 荒削りコントロールままならないが、高校最後試合剛速球投手片鱗見せる。しかし、投球以外の野球センス人並み以下であるため、進学した南都大学野球部では才能見出されることはなかった。 しかし、大学訪れた神とあすなろによって燻っていた才能開きドラフト6位ながら千葉マリンズへの入団が決まる。 マリンズ入団会見では他の新人選手が高い目標掲げる中「夢を与える投手なりたい」と語る。 入団後頭角示し始めるが、ゼネラルマネージャー(GM)に就任した加藤による様々な陰謀シーズン中発症した離断性骨軟骨炎俗に言うネズミ」)による無理な投球祟って自由契約選手としてプロ球界から放出。 マリンズ初年度通算成績10勝3敗 防御率2.57 奪三振123被本塁打8本。 引退後八百屋で働くが、神の知り合いであるアメリカ人スカウトケニー進言によりアメリカ行き決意手術成功しリハビリ甲斐あって1年マイナーリーグマウンドに立つことができるまでに回復し、またマウンド立てることに喜び感じ生き生きとした表情取り戻した半面投球長くなる球威落ち悩み抱えるが、マリンズGM失脚し彼の元に訪れた加藤アドバイスストッパー転向。それが功を奏して翌年米大リーグではワシントン・ブルーフィールズのメンバーとして活躍。更に翌年ワールドシリーズでもその活躍見せ、「ストッパー・リン」としてチーム初のワールドシリーズ制覇立役者となり、その年は5勝3敗26sの成績収めた。しかし次の年の契約をせず、「マリンズで優勝目指す」というまだ果たしてない夢を実現させるために、神・本・海堂のマリンズ復帰と共に「新戦力」としてマリンズへ戻る。 背番号はマリンズでは6、マイナーリーグでは62ブルーフィールズでは51第三野球部時代16。マリンズとブルーフィールズでの背ネームは「RIN」。 「輪」の名前は円のようにどこまでも続く無限を意味し、「永遠存在の意味恥じない正々堂々とした人生送ってほしいという意味合い亡き父親命名したのである27話で母親明かしている。 神 龍一じん りゅういち) 名門!第三野球部#登場人物参照プロ野球・千葉マリンズの元選手物語開始時点では引退してスカウトに就きあすなろ再会するまでの4年間はアメリカ駐在上杉登板した高校野球地区大会決勝での投球見て才能見出しスカウト指名主張するが、当時フロント反対されたため上杉大学進学勧め学費など費用面で面倒を見ていた。 その翌年上杉入団と共に打撃コーチとして現場復帰その後井戸解任により暫定ながら監督代行就任最下位だったチーム3位にまで押し上げる加藤から成績不振みなされ解任監督解任後の足取り不明だが、ケニー上杉紹介してあすなろと共にアメリカ行き後押ししたり、ワールドシリーズ観戦駆け付けるなどしている。そして上杉メジャー制覇した翌年監督復帰する背番号60打撃コーチとして現場復帰した第2話のみ違う番号だった。背ネーム飛翔時代の「ZIN」から「JIN」に替わった引退から4年経過していたが、上杉探し足を運んだ南都大学上杉白旗隊(びゃっきたい)呼ばわりしたピッチャー投げる球を何本もスタンドに運ぶなど、一線退いてもその腕は衰えていない。 桑本 聡(くわもと さとし) 名門!第三野球部#登場人物参照プロ野球・千葉マリンズの中心選手でエースピッチャー。現在のマリンズ選手の中で日本一を知る数少ない人物である。 前シーズン成績16勝9敗(2位)、防御2.57(1位)で、上杉入団するまでのマリンズの投手陣一人支えてきた。 春季キャンプでは青木に対して厳し表情見せ一方上杉にはあすなろと神の秘蔵っ子として好意的に歓迎したその後投球練習の上ピッチング(腕の振り)をドラフト1位並み見て強力なライバルとして認め最初のうちは自分ピッチングをわざと見せなかったものの、プロとして心構え投球アドバイスをしている。 シーズン終了後意のままにしようと暗躍する組織牛耳るフロントにより山陽パイレーツトレード放出されるも、神の監督再任によりフリーエージェントでマリンズに戻る。 上杉大リーグ制覇した試合を神やあすなろと共に直接観戦しており、上杉アメリカン・ドリーム達成したことで自分たちの手届かない所へ行ってしまったことに淋しさ感じていたため、翌年の上のマリンズ復帰には他の誰よりも驚いていた。 背番号飛翔編と同じ30パイレーツ時代不明海堂 タケシかいどう タケシ名門!第三野球部#登場人物参照プロ野球・千葉マリンズの中心選手4番打者キャッチャー紅白戦ではドラフト1位入団した青木完膚なまでに叩きのめした一方上杉には投球戦の末三振取られる上杉過去についてはあすなろから聞いており、オープン戦では上杉家族招いたり、序盤プロ洗礼浴び自信無くした上杉をかつてのあすなろ被せ励ましたりした。 シーズン後半で意のままにしようと暗躍する組織牛耳るフロントによりパ・リーグ球団名明かされていない)へ放出されるも、神の監督再任機に本同様フリーエージェントでマリンズに戻る。 ワールドシリーズの上活躍見て勇気与えられたと語り上杉負けないよう目一杯野球を楽しむと決意新たにした。 背番号33青木 健太(あおき けんた) 千葉マリンズを逆指名ドラフト1位入団した上杉同期投手2話より登場本や海堂に対して強気な態度見せるが、紅白戦プロ洗礼浴び玉砕される。 河津ファーム行き通告されしばらく2軍にいたが、1軍復帰間もなくGMに就任した加藤から解雇通告出され球団を去る。 背番号17千藤せんどう) 千葉マリンズの代打専門バッタープロ20年目のベテラン12話より登場投手としてマリンズに入団したが、3年目で肩を壊し代打専門バッター転向かなりの酒豪っぷりで有名で、大阪遠征での移動時の新幹線車内では缶ビールを何本も飲むほど。上杉誘って夜の街繰り出したときに自分がかつて投手だったことを明かし上杉自分果たせなかった夢を託す当初こそは上杉もいい噂を聞かない警戒していたが、自分を励ますために誘ったことに気づき長男である上杉にとって自分知らない兄貴」という存在感じた。 対コンドルス戦に代打出場意表を突くバッティングで2得点挙げると、鈍足アウトになると分かりながらも二塁回って三塁へ。果敢にヘッドスライディング見せて上杉チームメイト鼓舞した上杉のマリンズ復帰時は打撃コーチ就任している。 背番号45、ただしプロ入り初期は違う背番号だった。 峰 雷太(みね らいた) 千藤がかつてパ・リーグ球団にいた時に一緒にプレーした選手千藤弟分で、千藤を「兄貴」と呼んで慕うファーム上がり23歳13話より登場飛翔編に登場したマリンズオーナーを彷彿させる顔つき地獄耳上杉が「別の世界の人」と言うくらい気性は荒いが、根性だけは一流くじけることを知らない。 対大阪コンドルズ戦で途中からセンター守り、センターフライからの補殺見せ強肩を持つ。 背番号96木更津住んでいる祖母から以前「(背番号の)96苦労続きかもしれない頑張れば喜び変えることができる」と言われ一桁の4になることを目標としている。 上山かみやま) 千葉マリンズの8番サード17話より登場数年前ドラフト1位入団したものの、マリンズの体質漬かってしまい覇気失っていた。本来なら下位打線にいる選手ではないと神がつぶやくほど。 しかし上杉気迫プレー本に飛ばされ目を覚ましファインプレー見せる。 背番号は7。 ジーホ 神が駐米スカウト時代ルート通じて獲得した外国人選手19話より登場記者会見時に日本のプロ野球台湾のプロ野球勘違いし記者たちを唖然とさせた。更には月間MVP獲得した時の記者会見では優勝した台湾旅行に行くことを打ち明けるほど台湾執着していた。 選手の前では自身股間自慢するも実は小さいことを同じ風呂入ってきた本に見破られ過去自打球股間当てたことによる恐怖からパット装着したことを本に打ち明けた直球だと場外へ飛ばす打撃力だが変化球となると全くダメで、試合中パット装着による極端なオープンスタンスにより変化球に対応できなくなることを上杉指摘し本の提案力づくパット取ったことでフォーム変わり変化球にも対応できるバッターとなった背番号は1。 井戸 光雄(いど みつお) 千葉マリンズの新監督管理野球派。2話より登場選手の前では強気な発言をするが、実はかなりの小心者。特に千藤の前では何の反論もできず、当初投球見ようとせず全く期待していなかった上杉に対して戦力になると途端に手の平を返す態度見せた開幕以降まったく勝てず、シーズン勝利の時は嬉しさのあまり失禁していた。 シーズン開幕から2か月後に加藤によって解任される。 選手時代東京エレファンツV9達成した時のメンバーでもあり、その時監督だった織田には頭が上がらない背番号不明河津 洋平(かわづ ようへい) 千葉マリンズの新投手コーチ68歳3話より登場。 マリンズ1軍投手陣見てぬるま湯」だと揶揄する一方上杉ピッチング期待寄せていた。 紅白戦では青木ピッチングをただ投げるだけの「投げ屋」と評する一方上杉ピッチングを頭を使って考えて投げる「頭手」と評価した背番号不明加藤 冴利(かとう さえとし) シーズン途中ゼネラルマネージャー就任就任後井戸解任をはじめその年のドラフト1位である青木解雇したり、本・海堂トレード画策したりと改革断行しようとする改革達成されたが成績低迷し失脚その後アメリカ渡った上杉前に現れ励まし言葉ストッパー転向進言する選手時代ショート務め往年のショートと言われており、現役引退後アメリカ野球留学をしていた。 田山(たやま) 千葉マリンズの球団社長飛翔編に登場したマリンズオーナーのように選手直接嫌がらせをすることはないが、チーム強くして東京移転実現し観客動員数増やすべく加藤ゼネラルマネージャー就任させた。 望月もちづき) 千葉マリンズのトレーナー長年アメリカでスポーツトレーニング研究し球界No1トレーナーと言われている。だが、実は加藤アメリカから呼び寄せた人物であり、肩に違和感感じた上杉に「ネズミ」が走ってることを伝えず加藤報告し自滅するのを待っていた。 それでも自らの肩の不具合知りつつも病院抜け出してまでマウンド上がる上杉感化され上杉聞いた問い返答に「安っぽい感情と言いつつも、20球までなら今後リハビリ影響しないというアドバイスと「頑張れ」の言葉を送る。

※この「千葉マリンズ」の解説は、「上を向いて歩こう (漫画)」の解説の一部です。
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