初期形とは? わかりやすく解説

初期形(バス窓車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:02 UTC 版)

国鉄キハ20系気動車」の記事における「初期形(バス窓車)」の解説

当初は、キハ10系と同様に機関としてDMH17B形ディーゼルエンジン搭載し防振ゴムブロック枕バネ使用するDT19C(駆動台車)・TR49A(付随台車)ウィングバネ式台車を装着した車体先行するキハ55形設計踏襲され、だけではなく側板なども強度分担する張殻構造となり、キハ10系より大型化され、客車並みの大断面となったまた、従来反省から、客ドア位置車体中央寄り配置されラッシュ時客扱い配慮している。座席車体拡幅受けて準急形に準じたゆとりのあるものとなった客室内を通る排気管キセキハ55 1 - 46などと同様に大型タイプである。暖房装置燃焼式温気暖房である。 客室窓はキハ10系のそれを踏襲して上段がH断面ゴムによる構体直接固定下段上昇式の俗にいう「バス窓」である。しかし、キハ10系とは異なり窓下ウィンドウシル補強帯)は廃され平滑外観となった初期車竣工当初車体塗色は、当時気動車標準色である濃い青(青3号)+窓周り黄褐色黄かっ色2号)のツートーンであった。また当系列においては前面幕板部の塗色前照灯部分回り込むように塗装されていることが他系列には見られない特徴となっている。

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初期形(0番台)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:02 UTC 版)

国鉄キハ20系気動車」の記事における「初期形(0番台)」の解説

1958年から1962年製造された。エンジンキハ20形200番台同様の垂直シリンダー形DMH17C形。床面エンジン点検がある。照明白熱灯で、燃焼式温風暖房

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初期形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:14 UTC 版)

国鉄D51形蒸気機関車」の記事における「初期形」の解説

.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 1号機ナメクジ型) D51 51ナメクジ型) D51 23(おおナメクジ型) D51 1 - 8591 - 100 先台車:LT126、従台車:LT154B、テンダー:8-20・8-20A(8-20Aは91 - 96のみ)、動力逆転機搭載 初期製造され95両は、ボイラー上の砂箱煙突の間に給水加熱器レール方向に置き、それらを覆う長いキセ着せ覆い)持つことが外観上の特徴である。その後通常ドームとの区別のため「半流線形形」、略して「半流形」と呼ばれるようになり、その形状から「ナメクジ」の通称もある。また、汽車製造会社製の22・23号機はドームがさらに運転台まで延びているため「全流線形形」、略して「全流形」、「おおナメクジ」、「スーパーナメクジ」と呼ばれている。なお、23号機はキャブ側面にタブレットキャッチャーを、ランボード上にナンバープレート装着していた。この両機は後に保守上の都合等から通常のナメクジ」型に改装されている。また、このグループ運転台奥行き標準形比して短い。文献によっては、設計主任島秀雄配慮により機関車大きく見せるために通常よりも小さく作ったのである記述されたものがあるが、D50形よりも前頭部を短くしたため後部重くなってしまい、そのバランスをとるために小型化したものである。ゆったりした運転台を持つD50形比べ乗務員労働環境として劣悪で、「D50形では広い運転台片隅置いておいた弁当傷むことはなかったが、狭いD51形運転台では置いておいた弁当が(ボイラーの熱で)腐ることがあった」といった証言残されいるらしいが、D50とD51乗務員ツールボックス座席下にあるため信憑性疑問が残るまた、D50の運転室ボイラーとの重なり多く本機ではボイラーの熱を避けるため必要最低限広さとしていた。第1動軸から順に軸重が14.99 t・14.80 t・14.79 t・14.21 tと第1動軸重く4動軸軽く配分してあり、牽き出し時に重心が後へ移動することで各動軸軸重平均化されるため空転発生しにくい設計だったD50形比較して動軸重量配分明らかな不備があり、動軸重が第1動軸から順に13.17 t・14.30 t・14.23 t・14.30 tで列車牽き出し時などの過荷重状態で第1動軸軸重低下し額面上の性能向上にもかかわらず空転頻発する傾向強かったため、乗務員評価良くなかったとされる。なお空転原因は、元乗務員座談会では自動リバー(動力逆転機)が空気作動のため少し動かしたつもりが大きく変わってしまうこととされ、国鉄鉄道技術発達史にはシリンダけん引力(Cglinder power)に対す粘着力(Adhesion)の割合が、D50より小さいため操縦慣れるまで好まれなかったと書かれており動軸重については触れられていないナメクジ形は、構造汎用形の集煙装置取り付けられないため、配置区別されており、標準形と同仕様改造された例も見られる。なお、この呼び名当初鉄道ファンの間での通称だったが、後には初期形D51区別する呼称として国鉄内部でも用いられた。その後山口線蒸気機関車運転の復活決定された際、D51 1が復活予定候補挙がったが、集煙装置取付不可だったために予定機から外され経緯がある。結局C57 1C58 1が運用されたが、同形式の集煙装置図面がなかったことから、標準形D51用の長野工場(現・長野総合車両センター)式集煙装置搭載された。

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初期形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 10:08 UTC 版)

国鉄80系電車」の記事における「初期形」の解説

DT16モハ80形・クモユニ81形DT16新開発高速運転用鋳鋼台車である。旧呼称TR39Aが示すように、1948年昭和23年)ごろから63系採用始まっていた扶桑金属工業ウィングばね式DT14 (TR37) ・軸ばね式DT15 (TR39)という軸箱支持機構構造違えた鋳鋼台車2種類使用実績を受け、DT15を基本として改良加えたのである。DT15からの改良点乗り心地改善のため軸ばね大容量化・側そのもの軽量化2点である。 設計戦前鉄道省標準形であったペンシルバニア台車」に由来しペデスタル部の摺動で軸箱の前後動を拘束しつつ上下動案内しまた、軸箱直上置かれコイルばね1組で軸箱を弾性支持する機構備える点はそれ以前国鉄電車台車と同様である。だが、台車枠が一体鋳鋼となって剛性飛躍的に向上したことで高速転により適した特性追求が可能となり、また長距離運転用ということで特に軸ばね定数見直され軸ばね従来よりも背の高いものに変更してたわみ量を大きくとることで乗り心地改善図られた。 動力車DT16付随車用TR43共々揺れ枕釣りリンクは原型TR23比して大幅に延長され310 mm540 mm)、振動特性大幅に改善された。新造ゆえ、工数増やすことなく抜本的な改良が可能であった。 TR43・TR45(クハ86形サハ87形) TR43A・TR45A(サロ85形鋼材組立台車で、従来20 m級国鉄電車標準型台車であったDT12 (TR25) や一般向け客車標準台車であったTR23流れを汲むペンシルバニア型鋼組み立てペデスタル支持軸ばね構造採用するDT16比して構造面でやや時代遅れの面が見られるが、ローラーベアリング化などの改良実施されており、従来長距離運用において問題視されていた軸受焼きつきといった不都合はない。 当時主力国鉄客車であったオハ35形などのペンシルバニアTR34でもローラーベアリング標準的採用されており、客車列車電車化という本系列の設計概念考えるとごく自然な選択である。またこの頃までに、モハ63などで当初問題となった電車での使用に際して不具合(ころに通電してしまうことでの焼付き)は解決策が採られていた。 なお、1951年には小改良施されたTR45・TR45Aに変更された。

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