普通列車などへの転用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 12:04 UTC 版)
「国鉄キハ58系気動車」の記事における「普通列車などへの転用」の解説
キハ58小海線向け全面広告車1987年 小淵沢 キハ58 216出入口付近ロングシート改造車内 急行形としては年々余剰となったが、1980年時点では初期形でもまだ車齢20年足らずであり、十分な耐用年数を残していた。それ以前から非冷房車を中心に一部が普通列車で運用されていたが、1980年代以降は冷房車も多数転用され、非冷房で老朽化したキハ20系・キハ55系の取替えに使用された。 当時は老朽化したキハ10系の代替車として増備されたキハ40系は機関出力と変速機設定の相性・車重問題で勾配線区に適しておらず、対して本系列は2エンジン車主力で勾配線区へ投入しやすい上、特に中部地方以西では急行用で冷房搭載車も多くそれなりの設備水準を維持していたという事情もありローカルの冷房化にも大きく貢献した。 普通列車で運用することを前提に運用路線に特化させた以下の改造が施工された車両も登場した。 出入口付近のクロスシートをロングシートに変更 さらにデッキと車室の仕切りやトイレ・洗面所設備の撤去 分割民営化後のワンマン運転対応車 等
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