普通列車や自由席車両の改札
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 05:02 UTC 版)
普通列車(快速列車を含む)の普通車自由席などでは、車内改札は省略されることが多い(とりわけ大都市近郊)。特急列車(新幹線を含む)でも混雑が激しい場合は省略することがある。理由として、混雑の激しい車内ではその実行が困難となること、自動改札機が導入されている地域では有効な乗車券類がなければ出場できないこと、また、乗車カード(磁気またはIC方式のプリペイド乗車カード類、モバイルSuica等のおサイフケータイ等を含む)の普及に伴い入場記録の確認が困難であること、地方の線区ではワンマン運転が行なわれていることなどによることが挙げられる。 2021年3月まで首都圏で運行されていた座席定員制ライナーである湘南ライナー等においてはドアカットで車両の入口を限定したうえで係員がライナー券を入口で確認し、無札客を乗車させることのないようにしていた。 東日本旅客鉄道(JR東日本)の首都圏の快速・普通列車自由席グリーン車ではSuicaグリーン券利用者には座席に着席した上で、購入に使用したSuicaを天井のグリーン券情報読み取り部にタッチして緑にした場合に限り、車内改札を省略しているが、紙片のグリーン券利用者等には車内改札を行っている(なお、JR東日本の車掌ではなく、JR東日本サービスクリエーション所属のグリーンアテンダントが車内改札を行っている)。
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