普通列車の愛称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 04:54 UTC 版)
「列車愛称」も参照 特急や急行とは異なり、基本的に列車愛称はつけられない。 国鉄・JRでは、指定席車や寝台車が連結される列車には1974年(昭和49年)7月以降、指定席発券システムの管理上、指定券・寝台券発券の都合から種別のほかに列車名が付けられた。定期列車で最初にこれに当たったが、「ながさき」・「はやたま」・「山陰」・「からまつ」である。なお、それ以前は指定席車や寝台車連結の普通列車は指定券や寝台券の購入の需要が沿線の地域に限定されていたため、列車愛称はなく、発券は手作業で行っていた。 この例では、2018年(平成30年)現況では「いさぶろう・しんぺい」や「エアポート」、臨時列車であるが「ムーンライトながら」・「ムーンライト信州」が該当する。 なお、北陸新幹線が「長野新幹線」と称された時代に新幹線列車に接続する列車として運行されていた「妙高」には座席指定席が存在したため、列車愛称を持っていた。 一方、全車自由席で列車名がつけられる例としては「むさしの号」・「しもうさ号」・「はこだてライナー」などが挙げられる。 そのうち、特異な存在としては、2018年(平成30年)まで横須賀線・総武快速線の成田空港行き快速列車のみ「エアポート成田」の愛称を名乗っていた例がある。
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