ED5050形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/30 05:20 UTC 版)
「東武ED5010形電気機関車」の記事における「ED5050形」の解説
ED5010形の登場と同時期の1957年9月に日立製作所にて製造された電気機関車で、車体構造はED5010形初期形とほとんど同じであるが、台枠は車体内に収まっている。 1台車1モーターという当時としては画期的な試みが取り入れられた。この方式は、国鉄EF80形などにも見られる。 しかし、所期の性能が得られなかったこと、構造が複雑でメンテナンスに手間がかかることや故障も多発したため、僅か2両で製造が打ち切られた。1978年11月に新東京国際空港公団所有の私有機関車として製造したED5080形3両が空港完成に伴い、東武鉄道に編入されたことによる車両過剰が発生したため、ED5000形ED5001と共に2両とも廃車となり、ED5052が1981年に開園した東武動物公園に保存されたが、雨ざらしのため車体の傷みが進行し、2002年頃に解体された。 ED5051は杉戸機関区、ED5052は坂戸機関区に配置され、ED5052は後に杉戸機関区に転属となった。
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