運転用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:23 UTC 版)
もともとは自動車用もオートバイ用もあった。 最近のオートバイ用ヘルメットにはウィンドシールドがついているものが増えたので不要な場合が多いが、ヘルメットにそれがついていないタイプでは乗車する際にゴーグルが用いられる場合があり、オートバイ用品メーカーによる製品が市販されている。ヘルメットの上から着用することを想定して、ストラップはスキー用などに比べると長く作られている点が異なる。オフロード走行向けのゴーグルは製品の種類が多く、特有の機能を備えたゴーグルが製品化されている。複数の車両が密集して走行するオフロード競技などでは先行する車両が跳ね上げる泥や水を受けてレンズが汚れやすく、迅速に視界を確保する機構が加えられる場合がある。レンズの表に複数の透明なフィルムを重ねて貼り、汚れたフィルムを1枚ずつ剥がして視界を確保するティアオフフィルム(英: tear-off film)という方式や、レンズの両脇に巻き取り機構を設けてフィルムがレンズの表を横渡しに覆うように張り、汚れたフィルムを左右のどちらかへ巻き取って反対側から汚れていないフィルムを引き出すロールオフフィルム(英: roll-off film)と呼ばれる方式が古くから実用化されている。鼻や頬を覆うマスクをゴーグル下部に追加装着できる機構を設けた製品もある。 運転用ゴーグル オートバイ用ゴーグル(1930年代) ゴーグルのゴムバンドがずれないようなしかけのついたヘルメット
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