運転系統とは? わかりやすく解説

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うんてん‐けいとう【運転系統】

読み方:うんてんけいとう

電車・バスなどの運行路線をまとめたもの。

乗り物などで、それを動かすのに直接関係する機械・部品まとまり。「—の故障


運行系統

(運転系統 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 01:45 UTC 版)

運行系統(うんこうけいとう)とは、列車バスなどの交通機関における体系化された具体的な運行経路。運転系統ともいう。

系統と路線

「系統」と「路線」は区別せず用いられることも多いが同義語ではない[1]。「系統」とは路線上における具体的な運行ルートを指す[1]。一つの路線上にA、B、C、D、Eという停留所が存在する場合でも、運転系統にはA - B - C - D - E、B - D、A - B - Cなど異なるパターンが考えられる[1]

鉄道においても正式な(規定上の)「路線」に対して常に運行系統が一致する訳ではなく、複数の路線をまたがる運行系統や、一つの路線が複数の運行系統で分割されている場合もある。

運行系統の表示

運転系統は車両や停留所に表示されていることが多い。路線バス路面電車トロリーバスなどについては系統を番号で示す場合が多い。「系統番号」を参照。

日本では、路線バス[2]は、道路運送法(昭和26年法律第183号)により、「路線」を定めて定期に運行するものであるが、「運行系統」を計画して見やすく掲示するよう定められている。路面電車など軌道法による軌道で車両を運転するときには外側に「運転系統又は行先」を明示するよう定められている[3]

脚注

  1. ^ a b c 山崎 治「乗合バス路線維持のための方策」 国立国会図書館、2018年8月18日閲覧。
  2. ^ 道路交通法第20条の2。
  3. ^ 軌道運転規則64条。

関連項目


運転系統

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 19:27 UTC 版)

ロンドン・オーバーグラウンド」の記事における「運転系統」の解説

ロンドン交通局では以下の4路線分類している。 ワットフォード・ジャンクション - ユーストン リッチモンド、クラパムジャンクション - ストラトフォードリッチモンド - ストラトフォード クラパムジャンクション - ストラトフォード クラパムジャンクション - ウィルズデン・ジャンクション ゴスペル・オーク - バーキング ハイベリー&イズリントン - クラパムジャンクション、ウェスト・クロイドンハイベリー&イズリントン - クラパムジャンクション(日中毎時4本) ハイベリー&イズリントン - クリスタル・パレス日中毎時4本) ダルストン・ジャンクション - ニュー・クロス(日中毎時4本) ダルストン・ジャンクション - ウェスト・クロイドン(日中毎時4本) リッチモンド駅からの路線クラパムジャンクション駅からの路線は、ワットフォードDC線との乗換駅であるウィルスデン・ジャンクションで合流しバーキング方面乗換駅であるゴスペル・オーク駅、イーストロンドン線への乗換駅であるハイベリー&イズリントン駅通り終点ストラトフォード駅へ至る。

※この「運転系統」の解説は、「ロンドン・オーバーグラウンド」の解説の一部です。
「運転系統」を含む「ロンドン・オーバーグラウンド」の記事については、「ロンドン・オーバーグラウンド」の概要を参照ください。

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