運転用燃料の扱い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/23 15:07 UTC 版)
「エネルギーペイバックタイム」の記事における「運転用燃料の扱い」の解説
化石燃料を使用する火力発電や原子力発電などの枯渇性エネルギー設備では通常、運用エネルギーから、運転(発電)用の燃料の投入が除外される。これは運転用燃料を算入するとペイバックしないためである。 再生可能エネルギー設備の場合は、バイオマスなど燃料の形態を採るものであっても、運転用燃料を含めて計算する。事実上無尽蔵の太陽光・風力・地熱等を利用するため、ある程度以上の性能があれば、人為的に投入したエネルギー(化石燃料や電力)よりも多くのエネルギーを生み出す。また同じ発電量あたりで見れば、化石燃料火力発電より少ない投入エネルギー(例えば数分の1~数十分の1)で済む。
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