運転系統変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/25 05:05 UTC 版)
「プログラム・フォー・アクション」の記事における「運転系統変更」の解説
プログラム・フォー・アクションの結果として2回の系統変更が実施された。1回目の変更は1988年12月11日日曜日にアーチャー・アベニュー線が開通した際に実施された。2回目の変更は1989年10月29日日曜日に、63丁目線が開通した際に実施された。 ほとんどの系統変更はアーチャー・アベニュー線開通時に実施されたものである。しかし一部の変更は完全に偶然なものである。こうした変更は1日370万人を超える利用客に影響を与えた。1回目の変更の翌日である1988年12月12日に、ラッシュ時の地下鉄利用者に地図が配布された。 B系統、D系統、Q系統はすべて、マンハッタン橋改良工事の一環として、BMTブロードウェイ線急行線からIND6番街線急行線へと移された。これらの系統がブロードウェイ線の急行列車のすべてであったため、これ以降ブロードウェイ線の急行運転はなくなった。これによりB、D系統の分離した区間はなくなった(6番街線のB/D系統はブロードウェイ線のB/D系統と異なり、6番街線の34丁目-ヘラルド・スクエア駅を出発してIND8番街線とINDコンコース線を経由してアッパー・マンハッタンおよびブロンクスへ向かっていた) A系統はブルックリンのINDフルトン・ストリート線での急行運転の本数が増加した。 C系統の緩行列車の本数が増加した。 IND8番街線を緩行運転していたK系統はBおよびC系統に代替された。B系統はアッパー・マンハッタンでK系統を置き換えるため、日中の本数が増加した。 57丁目駅とグランド・ストリート駅の間の6番街シャトルの運転は廃止された。平日はQ系統、週末はB系統に代替された。 B系統の列車は平日にはBMTアストリア線経由アストリア-ディトマース・ブールバード駅への運行をしなくなった。この代わりにN系統の運転本数が増加した。 E系統系統とJ系統の列車がジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅へ運転するようになった。バスも、新たな地下鉄系統に対応するために、169丁目駅から新しいジャマイカ・センター-パーソンズ/アーチャー駅へと経路変更された。途中駅を通過するZ系統の列車が、従来のJ系統に沿って導入された。1976年以前に運行されていた途中駅通過に似たものである。 R系統の列車が、東部INDクイーンズ・ブールバード線のE系統置き換えのためにジャマイカ-179丁目駅まで延長された。このほかF系統の列車は平日には169丁目駅を通過する。 M系統の列車はバワリー駅に日中のみ停車する。 何本かのバスの系統が改称された。特にブルックリンを示すBの記号を付けていながら、主にクイーンズで運行されていた系統について改称された。 対照的に、63丁目線開通時にはわずかな系統変更のみであった。B系統とQ系統、それにJFKエクスプレスがマンハッタンの57丁目/6番街駅からクイーンズの21丁目-クイーンズブリッジ駅へと延長された。しかしJFKエクスプレスは6か月たたない1990年中に廃止された。2001年に63丁目線連絡線が開通した際には地下鉄網全体でさらに大規模な系統変更となり、B系統やQ系統が63丁目トンネルを通らなくなり、F系統の急行がクイーンズ・ブールバード線から63丁目線へ運行されるようになり、平日はG系統がコート・スクエア駅へ行かなくなり、かつてF、G系統が運行していたクイーンズ・ブールバード線の区間をカバーするためにV系統が設定された。しかし、それも2010年に廃止され、ブロードウェイ-ラファイエット・ストリート駅から2番街駅までの区間を除く全区間はM系統に代替された。
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