経路変更
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「プリンツ・オイゲン (列車)」の記事における「経路変更」の解説
プリンツ・オイゲンはパッサウ - ウィーン間の乗車率が低かった。このため西ドイツ国鉄は1974年に運行区間をブレーメン - パッサウ間に短縮し、西ドイツ国内列車とすることを提案したが、オーストリア国鉄の反対により見送られた。対案としてオーストリア国鉄が提案したのが途中の走行経路を変更し、ライン=ルール地域やフランクフルトなど需要の大きい地域を経由させるというものであった。 これが認められて、1976年5月30日にプリンツ・オイゲンの運行区間はハノーファー - ウィーン間に変更され、ハノーファー - ヴュルツブルク間ではIC2号線(ドルトムント、ケルン、フランクフルト経由)の一部となった。それまで同時刻のIC2号線の列車であったTEEエラスムスは、このダイヤ改正からマインツ - ミュンヘン間でIC1号線のマンハイム、シュトットガルト経由となった。プリンツ・オイゲンとエラスムスはケルン中央駅で相互に接続しており、オランダとウィーンの間の連絡は改正前と同様に保たれた。またIC4号線でプリンツ・オイゲンの走っていたダイヤは国内インターシティの「ヤーコブ・フッガー」に引き継がれており、ヴュルツブルク中央駅でプリンツ・オイゲンと相互に接続した。 この時のダイヤ改正からIC4号線の列車は、403形電車以外は二等車を含む編成となっており、これが一等専用のTEEであるプリンツ・オイゲンをIC2号線に移したもうひとつの理由である。後継のICヤーコブ・フッガーは二等車を連結している。 プリンツ・オイゲンのハノーファー - ウィーン間の走行距離は1286.6kmとなり、これはTEE史上最長であった。この間の所要時間は約13時間である。ハノーファー - ヴュルツブルク間はIC4号線経由の経路に比べ300km以上、改正前の時刻と比べれば3時間11分の遠回りとなっていた。
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経路変更
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大牟田 - 荒尾(通称:十三間道路)2009年(平成21年)4月1日、大牟田市白金町2交差点 - 荒尾市四ツ山交差点において、当国道の旧道(2車線)と福岡県道・熊本県道126号大牟田荒尾線(4車線)との間で道路の区域変更(交換)が行われた。さらに、2010年3月31日には旧道の県道指定が解除され、十三間道路が国道389号と県道126号の重複となった。 大江バイパス - 崎津バイパス天草市下島の天草町高浜南 - 天草町大江 - 河浦町崎津の区間。天草下島大江バイパスとも呼ばれる。2車線、総延長8.6 km。天草灘に近い山地を通り、旧道は急カーブや幅の狭い個所が多かったが、2004年(平成16年)に橋やトンネルも用いて線形を改良したバイパスが完成した。
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